B-GO! の就労支援ガイド

就労継続支援B型利用までの流れ

就労継続支援B型利用までの流れ

まずは、お住まいの福祉の窓口に相談しましょう。
必要な手順を確かめ、候補探しと手続きを進めます。

申請の順番や必要な書類は、自分の状況で変わることがあります。相談から利用開始まで、何を誰に確かめるかを整理します。

似ている言葉を、役目で分ける
  • 全体の利用計画

    どのサービスを使うかを考える計画。

  • 事業所での支援計画

    通う先で受ける支援を考える計画。

  • 受給者証

    利用できるサービスや期間を確認する書類。

  • 利用する時の契約

    事業所と、説明を確かめて結ぶもの。

言葉が分からない時は、窓口で役目を聞きましょう。必要な手続は、自治体へ確認してください。

成人女性が相談員に希望を伝え、ノートを見ながら次の手順を話す水彩画
希望と困り事を、相談の担当者と一緒に整理します。

この記事で分かること

  • 相談から利用開始までの全体像
  • 申請・計画・受給者証・契約の役割
  • いまの段階で、誰に何を確かめるか

就労継続支援B型の利用までの流れを、全体図で確認

B型を使うまで
相談からB型の利用開始までの流れ図や写真を原寸で確認する

利用を始めるには、事業所を選ぶことと、自治体の手続きが必要です。どちらか一つを済ませるだけで、利用が決まるわけではありません。

就労継続支援B型の利用までの流れを、全体図で確認

WAM NETは、申請時の計画案づくりや、決定後の調整を説明しています。藤沢市の手引きにも、申請から契約・開始までの流れがあります。

図1 相談から開始までの確認マップ
  1. 相談する希望や困り事を伝える
  2. 必要な手順を確かめる就労選択支援などの確認
  3. 前後・並行する部分は、窓口と相談して進めます。

    候補を見て考える事業所探し・見学・体験
    申請と計画案を進める自治体や相談の担当者と確認
  4. 決定内容を確認する使うサービスや受給者証
  5. 説明を受け、契約・開始費用や通い方をすり合わせる

確認することを編集部がまとめた図です。見学や準備は、前後・並行して進む場合があります。自分に必要な順番は、自治体の窓口で確かめてください。

この図は、全国で必ず同じ順番になるという意味ではありません。すでに受給者証がある場合も、変更などの確認が必要なことがあります。

受給者証は、市区町村が利用を認めたサービスの種類や利用できる期間などを示す書類です。

受給者証とは、使うサービスや使える量などが書かれた書類です。詳しい申請書類は、受給者証を扱う別の記事で説明します。

就労継続支援B型の利用相談は、お住まいの窓口から

まずは、お住まいの市区町村の障害福祉の窓口へ相談します。すでに相談支援の担当者がいる人は、その人にも希望を伝えましょう。

最初の相談で伝えること
  1. 相談先住む市区町村の障害福祉窓口
  2. 希望やってみたい作業と、通えそうな曜日を伝える
  3. 確認必要な支援と、次に出す書類を聞く
就労継続支援B型の利用相談は、お住まいの窓口から

横浜市の案内では、新規申請の前に相談するよう示しています。相談支援事業所か、お住まいの区の福祉保健センターが相談先です。

相談支援事業所は、福祉サービスの使い方を一緒に考える所です。相談先の名前や担当課は、自治体の案内で確認してください。

まだ事業所を決めていなくても、希望を整理する

「何をしたいか分からない」と感じる場合も、その状況を伝えましょう。通うことへの不安や、試してみたい作業から考えることもできます。

たとえば、希望する地域、通えそうな時間、必要な手助けをメモします。今決められないことは、相談しながら考えたいと伝えてかまいません。

WAM NETは、本人の意思を踏まえた申請の代行も説明しています。一人で進めにくいときは、誰にどんな手伝いを頼めるか確認しましょう。

就労継続支援B型の利用前に、自分に必要な手順を確認

候補を探すときは、利用前に必要な支援や手続きも確認します。古い記事の順番を、そのまま自分に当てはめないことが大切です。

就労継続支援B型の利用前に、自分に必要な手順を確認

厚生労働省は、就労選択支援の通知や案内を公表しています。就労選択支援とは、自分に合う働き方を一緒に考えるサービスです。

2026年の国の指針には、B型利用との関係や例外も示されています。全員が必要、全員が不要と決めつけず、窓口で確かめましょう。

横浜市も、B型の対象者と相談窓口を案内しています。必要な手順は、自分の状況を伝えて確認することが先です。

相談し、手順を確かめ、候補の作業場を見て、準備して通い始める四場面の水彩画
一つずつ確かめながら、利用の準備を進めます。

就労選択支援の詳しい要件は、別の記事で扱います。この記事では、最初の相談で確認する項目として押さえましょう。

就労継続支援B型の候補を探し、見学・体験で確かめる

自分に合う地域や作業から、事業所の候補を探します。福祉医療機構のWAM NETは、名称や地域などで探せる情報を提供しています。

候補を見つけ、作業と通い方を確かめる
  1. 探す地域や作業から候補を選ぶ
  2. 聞くいま見学や体験を受け付けているか直接聞く
  3. 試す作業、説明の受け方、行き帰りを確かめる
就労継続支援B型の候補を探し、見学・体験で確かめる

掲載されていることだけで、現在の空きや体験の受付は分かりません。いま利用を受け入れているか、事業所へ直接確かめましょう。

見学では説明を聞き、体験では作業や通い方を試します。何をいつ試せるか、条件を確かめてから申し込みます。

一般の見学質問、服装、持ち物は、見学ガイドをご覧ください。体験での確認と振り返りは、体験利用の記事にまとめています。

申請や計画づくりと、見学をどう進めるかも窓口に確認しましょう。事業所の受入れと、自治体の利用決定は別の確認です。

就労継続支援B型の申請と、計画案づくりを進める

必要な手順を確かめたら、自治体の案内に沿って申請を進めます。書類の種類や提出先は、お住まいの窓口で確認してください。

就労継続支援B型の申請と、計画案づくりを進める

藤沢市の手引きは、申請、計画案の提出、支給決定を案内しています。支給決定とは、自治体が使うサービスや量などを決めることです。

サービス等利用計画案は、使いたい支援をまとめた案

サービス等利用計画案とは、使いたい福祉サービスなどをまとめた案です。WAM NETは、本人の状況や希望を踏まえて作ると説明しています。

計画相談支援とは、福祉の使い方を考え、計画を立てるための支援です。相談の担当者に、生活や仕事で困ること、これからの希望を伝えます。

藤沢市は、相談支援を使う方法と、自分で計画案を作る方法を案内しています。自分や家族などで作る計画案を、セルフプランと呼びます。選び方や必要な書類は、自治体に相談しましょう。

二つの計画を、同じ書類だと思わない

計画の役割の違い
書類まとめること
サービス等
利用計画案・計画
生活全体の希望を踏まえ、使うサービスや支援を整理する。
事業所の
個別支援計画
事業所で、どのような支援を受けていくかをまとめる。

個別支援計画とは、事業所で受ける支援をまとめた計画です。厚生労働省は、利用者ごとに作られる計画を説明しています。申請の計画案と同じものではないため、役割を分けて確認します。

自分が聞いた説明や希望が、どの書類へ反映されるかも尋ねましょう。書類名を覚えるだけでなく、何のための書類かが分かると進めやすくなります。

就労継続支援B型の決定内容を確認し、契約して利用開始

自治体の手続きが進んだら、決定した内容と受給者証を確認します。使うサービス、利用できる量や期間、費用の条件などが確認点です。

受給者証が届いてから通い始めるまで
  1. 確認サービスの種類・利用できる量や期間・費用の条件を見る
  2. 説明事業所から支援の内容や費用を聞く
  3. 契約分からない点を確認し、開始日を決める
就労継続支援B型の決定内容を確認し、契約して利用開始

藤沢市の手引きは、決定と受給者証の交付の後の調整も示しています。関係者で支援を確かめ、事業者と契約し、利用を始める流れです。

契約前に、説明を受けて分からない所を確かめる

事業所から、使うサービスや費用、通い方などの説明を受けます。利用前の大切な約束や費用が書かれた書類を、重要事項説明書といいます。

厚生労働省によると、福祉サービスの自己負担には月ごとの上限があります。所得などの条件で変わるため、自分に適用される内容を確認しましょう。所得とは、収入から決められた費用などを引いた額です。

食費など、サービス利用料とは別に払う費用も整理します。厚生労働省の通知は、費用の内訳や事前の説明・同意を定めています。何に払う費用か分からないときは、内訳と理由を尋ねてください。

契約の詳しい条項は、契約を扱う別の記事で確認します。ここでは、説明を理解したうえで開始の準備をすることが要点です。

最初に通う日と、困ったときの連絡方法をそろえる

利用開始日、最初の通い方、連絡する相手を確かめましょう。希望の日から使えるかどうかは、窓口と事業所への確認が必要です。

受給者証が届いた日が、そのまま初日になるとは限りません。事業所での受入れや、自分の準備も含めて日程を合わせます。

利用開始後も、通い方と支援を相談して見直す

利用が始まってからも、合う通い方を考えていきます。続けやすいことや困り事があれば、事業所や相談の担当者へ伝えましょう。

通い始めた後に支援を見直す
  1. 振り返る続けやすいことと、困っていることを分ける
  2. 話す事業所や相談の担当者へ伝える
  3. 調整する作業や通い方、支援の計画を見直す
利用開始後も、通い方と支援を相談して見直す

藤沢市は、利用の様子を定期的に確かめ、計画を見直すと説明しています。この確認と見直しを、モニタリングと呼びます。

始める前の希望と、通ってから分かったことは変わる場合があります。自分の感想を伝え、変えたいことを一緒に整理しましょう。

利用開始まで何日かかりますか?

全国で同じ日数とは言えません。必要な手続きや書類、相談や見学の日程、事業所の受入れで変わります。希望する時期を伝え、いま何を待っているかを確かめましょう。

事業所を決めてから、窓口へ行けばよいですか?

事業所探しと一緒に、早めに必要な手順を相談しましょう。就労選択支援など、B型の申請前に確認が必要な場合もあります。古い記事や他の人の順番だけで、自分の手順を決めないでください。

すでに受給者証があれば、そのまま使えますか?

使いたいサービスの内容が、いまの決定と合っているか確認が必要です。追加や変更の手続きがあるか、自治体の窓口へ相談しましょう。

まずは希望を伝え、自分に必要な次の一歩を確かめましょう。

相談先と事業所の候補を、一つずつ確認していきます。

お住まいの地域から事業所を探す

神奈川県内のB型事業所を地域別に探す

制度と公表資料の一般的な説明です。個別の利用条件・申請書類・開始日は、自治体と事業所で確かめてください。

申請と見学の予定を、担当ごとに一枚へまとめる

自治体で確認すること、相談支援と話すこと、事業所へ聞くことを分けて書きます。見学の受付ができたことと、支給や利用の手続きが整ったことを区別します。本人が次に行う連絡を一つ選び、必要な資料や担当者を確認します。

書類を用意するときは、正式な名前と提出先を控えます。分からない欄を推測で埋めず、どこへ確認するかを窓口で聞きます。説明を受けた日と次の予定を残すと、別の担当者へも経過を伝えやすくなります。