就労継続支援A型の利用までの流れは?応募と市町村の手続きを整理

就労継続支援A型は、雇用契約などで働く場を得るサービスです。
A型では、仕事を探す手続きが出てきます。福祉サービスを使う手続きもあります。この記事では、その違いを分けて説明します。
今いる所から読めるよう、順にまとめました。応募前の人は、相談先から読んでください。採用の連絡を受けた人は、申請の章が入口です。
就労継続支援A型の利用までの流れは、どう進みますか?
求人への応募・選考と、市町村への申請を進めます。

A型は、就労系の障害福祉サービスです。働く場と、仕事を続けるための支えがあります。雇用契約などで働く点が、B型と異なります。
求人への応募では、事業所が採用を決めます。市町村の手続きでは、支給決定を受けます。支給決定は、サービスを使うための決定です。
そのため、採用の連絡だけで手続きは終わりません。市町村への申請も進めます。申請は、本人が市町村に行う決まりです。
応募と申請をつなぐ全体図
B-GO!の整理:仕事と福祉の手続きを分ける
求人へ応募
紹介を受け、採用選考へ
市町村へ申請
希望を伝え、支給決定へ
契約して開始
受給者証と働く条件を読む
市町村への相談は、応募の前から進めます。
図は、終えるべき手続きを並べたものです。相談まで採用の後に待つ、という順ではありません。横浜市は、申請の前の相談を案内しています。
仕事の話は、ハローワークと事業所へ伝えます。支給決定の話は、市町村へ伝えます。計画を作る相談支援の人も、間をつなぎます。
手元のメモも、応募と申請で分けると読めます。応募の欄には、求人と選考の状況を書きます。申請の欄には、出した書類と次の作業を書きます。
今どこまで進んだかを、相手に伝えてください。「面接を終えた」「計画案を作っている」などです。終えた作業が分かると、次の話を分けられます。
就労継続支援A型を使う前は、どこに相談しますか?
仕事はハローワーク、支給決定は市町村に相談します。

まず、A型で働きたい気持ちを伝えます。仕事の希望と、支えがいることを話します。どちらかだけでなく、両方をメモにできます。
全国で相談先を分ける
仕事と福祉の窓口を使い分ける
| 地域・相談 | 担当する窓口 |
|---|---|
| 福祉サービスの申請 | 住む市区町村の障害福祉担当窓口 |
| 求人・応募の相談 | ハローワークの障害者専門窓口 |
| 計画案の相談 | 指定特定相談支援事業所 |
相談のメモは、得意な仕事から書き始められます。苦手な場面と、助けがあればできることも書きます。病名だけで、働き方を決める書き方はしません。
就労継続支援A型の求人は、ハローワークでどう探しますか?
求職申込みをし、A型の求人への紹介を相談します。

求職申込みは、仕事を探すための登録です。福祉サービスの支給申請とは違います。登録を終えても、市町村への申請は残ります。
障害者としての求職申込みは、専門窓口で行います。国の案内では、障害者専門窓口のある所です。原則として、住所を受け持つハローワークです。
仕事の希望が固まっていなくても、相談の入口です。ハローワークでは、求人の紹介を受けられます。応募書類や面接についての支えもあります。
求人票では、A型の募集かどうかを見ます。求人を出す側には、A型の募集を示す欄があります。職員の募集と、使う人の募集を分けて読めます。
求人票と自分の希望を比べる
B-GO!の比べ表:応募前に読む欄
| 見る所 | 求人票 | 自分のメモ |
|---|---|---|
| 仕事 | 仕事内容・働く場所 | できること・支えがいること |
| 働き方 | 勤務時間・休み | 通院・通える時間帯 |
| お金 | 賃金・サービスの利用料 | 受け取るお金と払うお金 |
| 応募 | 選考方法・応募書類 | 用意した書類・残る作業 |
給料の欄だけで、応募先を決めない読み方です。仕事の場所や時間も、希望と並べてみます。通えるかを考える材料を、同じ紙に集められます。
A型では、サービスの利用料の案内も読みます。宮城労働局は、求人票への記載を案内しています。賃金と利用料は、別の項目として見ます。
応募したい求人があれば、その求人を示します。紹介を受ける手順と、提出する書類をそろえます。自分で見つけた求人も、相談の材料にできます。
書類は、求人票の応募欄に合わせて用意します。履歴書などを、思い込みでそろえる形にしません。送る先と、面接に持っていく物も分けておけます。
就労継続支援A型の見学や面接では、何を伝えますか?
仕事内容と働く条件を読み、いる配慮を伝えます。

見学と採用選考は、分けて予定に書きます。見学では、働く場所を見ます。選考では、求人への応募として話を進めます。
宮城労働局の案内には、見学や実習の欄があります。受け入れの可否や、相談できるかを記す欄です。見学や実習の扱いを、応募先ごとに読めます。
同じ案内は、いる配慮を申し出るよう示しています。困ることだけでなく、支え方まで伝える材料です。「口頭より、紙で手順を見ると分かる」などです。
自分の経験から、説明しやすい言葉を選びます。「できない」とだけ書く形にしなくてよいです。何があれば取り組めるかも、並べて書けます。
見学と面接に持っていくメモ
B-GO!の確認メモ:仕事と配慮をつなぐ
仕事の中身
作業の手順・働く場所を読む
続けられる働き方
通院や生活と、勤務の条件を並べる
支えがあるとできること
伝え方・休み方・作業の進め方
体験を予定する時は、その位置づけも分けます。応募前の実習なのか、サービスを使う話なのかです。市町村の支給決定と混ぜず、メモに残します。
家族がメモ作りを手伝うこともできます。その時も、本人がしたいことを先に置きます。本人の言葉と、家族が気づいたことを分けられます。
面接では、応募する理由も自分の言葉で話します。できた経験を、仕事の中身に合わせて伝えます。支えがいる場面は、同じ話の中に入れられます。
面接の後は、伝えた内容を手元に残します。市町村や相談支援の人にも、希望をつなげられます。仕事と生活の話を、毎回初めから書かずに済みます。
就労継続支援A型の利用申請は、誰がどこに出しますか?
本人が市町村に、障害福祉サービスを申し込みます。

事業所への応募と、市町村への申請は別です。事業所に書類を出した後も、申請を進めます。窓口では、A型を使いたいことを伝えます。
申請する市町村は、住む場所などで決まります。施設への入所などには、居住地特例があります。住民票の場所だけで、申請先を決めつけません。
横浜市では、申請書を窓口でも受け取れます。支給申請書などを、区の窓口に出す流れです。オンライン申請の案内もあります。
新たに使う人は、オンラインでも事前相談がいります。画面に入力する前の相談を、予定に入れます。横浜市の案内を2026年11月3日に読んだ内容です。
書類の行き先を分ける早見表
応募の書類と、福祉の書類を混ぜない
| 書類 | 使う場面 |
|---|---|
| 求人で求められる応募書類 | 事業所の採用選考 |
| 障害福祉サービスの申請書 | 市町村への申込み |
| サービス等利用計画案 | 希望する支援を市町村に伝える |
| 受給者証 | 決まったサービスの内容を示す |
手帳がないことだけで、申請をあきらめないでください。対象の難病の人には、診断書などを使う道があります。使うには、市町村の支給決定を受けます。
国のリーフレットは、病気を示す書類を案内しています。診断書などを持ち、市区町村に申し込む流れです。2025年4月から適用の資料です。
応募用と申請用の書類は、別にまとめておけます。元の書類と、出した書類の控えも分けられます。何をどこに出したかを、メモの横に残します。
採用の連絡を受けたら、その状況も市町村へ伝えます。希望する事業所があることを話す材料です。申請書や計画案に、今の希望をつなげていきます。
就労継続支援A型のサービス等利用計画案は、何をする書類ですか?
使いたい支援や本人の希望を、支給決定につなぐ書類です。

計画案は、採用選考の応募書類とは違います。暮らしの中で、どんな支えを使うかをまとめます。市町村が支給決定をする時の材料になります。
計画相談支援では、相談支援の人が作成を支えます。本人の希望を聞き、支援の内容を組み立てます。市町村と事業所の間をつなぐ役目もあります。
本人や家族などが作るセルフプランの道もあります。相談支援を使う計画とは、作り方が異なります。どちらで進めるかを、申請の話とそろえます。
計画案に向けては、働きたい理由を書き出せます。仕事の希望だけでなく、暮らしの希望も材料です。通院や家で休むことも、働き方と並べて考えます。
本人の希望を、計画案でつなぐ
計画相談支援を使う時の役割
本人
働きたい気持ちと、いる支えを伝える
相談支援
希望を聞き、計画案にまとめる
市町村
計画案などをもとに支給決定する
似た名前に、事業所の個別支援計画があります。こちらは、事業所が支援の中身をまとめます。サービス等利用計画案とは、作る役目が違います。
同じ希望を、別の書類に書くこともあります。何度も同じ話をする時は、手元のメモを使えます。前に伝えた内容と、変わった内容を分けられます。
計画案の内容は、本人も読んでおけます。したい仕事や、いる支えが伝わるかを見ます。自分の気持ちと違う所は、言葉を足す材料です。
「A型に通う」だけで、希望を止めなくてよいです。通ってから、どんな暮らしにしたいかも書けます。仕事を続けるために助けてほしいことも並べます。
就労継続支援A型の受給者証を受け取ったら、何を見ますか?
A型の記載と、使える内容、有効期間を読みます。2026年7月版の事務処理要領によります。

受給者証は、市町村の支給決定の内容を示します。障害者手帳や、ハローワークの受付票とは別です。使うサービスを事業所に伝える書類になります。
すでに受給者証を持っている人も、内容を読みます。別のサービスだけが書かれていることもあります。A型を使う話は、支給内容と合わせて進めます。
サービスを追加するなどの手続きもあります。横浜市は、追加の時に事前相談を求めています。持っている書類を見ながら、今の希望を伝えます。
手元の受給者証を読む分かれ道
受給者証がある人も、支給内容を見る
A型の記載がある?
支給内容を読む
使える内容を事業所とそろえる
市町村の手続きへ
A型の申請や変更の話を進める
受け取ったら、内容を事業所に伝えます。使うサービスと契約する内容をそろえるためです。支給内容が分からない所は、市町村に伝えます。
有効期間は、働く雇用契約の期間とは別です。福祉サービスの決定と、雇用の条件を分けて読みます。2026年7月版の手続きと、国の雇用の案内です。
書類は、受け取った物をひとまとめにできます。名前だけで分けにくければ、役目を書き添えます。「市町村の決定」「働く条件」などの言葉です。
読み終えたら、まだ済んでいない作業を残します。事業所との契約や、開始に向けた連絡です。受給者証を受け取った所で、メモを閉じない形です。
就労継続支援A型の契約では、何を分けて読みますか?
福祉サービスを使う契約と、働く雇用契約を分けます。

福祉サービスの契約では、支援の内容を読みます。サービスの説明や、費用の扱いなどが出てきます。受給者証の内容とも合わせます。
雇用契約では、働く条件を読みます。仕事内容、勤務時間、給料などです。国は、主な労働条件を書面などで示すとしています。
労働条件通知書などは、手元に残して読めます。自分が希望した働き方と、内容を並べます。求人票や面接で聞いた話も、見比べる材料です。
分からない言葉は、その言葉の横に印を付けます。署名する所だけでなく、条件の欄も読みます。話と違う点があれば、内容をそろえてから進めます。
支援の話と、雇用の話を比べる
B-GO!の比べ表:契約書を読む視点
| 読む視点 | 福祉サービス | 雇用 |
|---|---|---|
| 内容 | どんな支えを受けるか | どんな条件で働くか |
| 主な書類 | 使うための契約書・説明書 | 雇用契約書・労働条件通知書など |
| 見比べる物 | 受給者証・支援への希望 | 求人票・面接で聞いた条件 |
仕事を始める前には、連絡のしかたもメモにできます。遅れる時や、体調をくずした時の連絡先です。支援の相談先と、出勤の連絡先を分けておけます。
給料を受け取る話と、費用を払う話も分けます。求人票には、A型の利用料の案内も出てきます。何のお金かを、書類の名前と一緒に残します。
通い始める前に、説明を受けた書類を並べます。読んだ内容を、自分の言葉で言えるか見直せます。家族が読む時も、本人の希望と照らして読めます。
契約で決めた条件は、通ってからの話にも使います。困った時に、どの条件の話かを伝えられます。紙を受け取るだけでなく、手元で読める形にします。
就労継続支援A型の暫定支給決定は、どこに入りますか?
A型を使いながら、続けて使うことを見立てる段階です。

国の手続きでは、A型は暫定支給決定の対象です。本人が続けたいか、使うことが合うかを見ます。市町村の支給決定として進む手続きです。
上限は、2か月間とされています。市町村が、本人の状況に合わせて設定します。2026年7月版の事務処理要領によります。
これは、申請を出してから待つ長さではありません。実際にサービスを使う中で、見立てを行います。2026年7月版の手続きにある位置づけです。
事業所は、支援をした結果などを市町村に出します。市町村は、その内容や本人の希望をもとに決めます。続けて使うための手続きへつなぐ流れです。
暫定支給決定の中で行うこと
応募前の見学とは、別の段階
支給決定を受ける
決まった内容で使い始める
通いながら見立てる
本人の希望と支援の結果をまとめる
継続の手続きへ
市町村が本支給決定の要否を決める
暫定支給決定の上限は2か月間です。2026年7月版の国の手続きです。
応募前の見学や実習と、この段階は分けます。支給決定を受けて使うことが、ここでの話です。「体験」という言葉だけで、同じ物と考えません。
雇用の試用期間とも、別に読みます。福祉サービスの決定と、雇用契約の条件の違いです。2026年7月版の手続きと、労働条件の案内です。
通ってからのメモには、できたことも残せます。助けがあるとできたこと、困った場面も書きます。続けるための支えを話す、具体的な材料になります。
予定表は、事業所や相談支援の人とそろえます。次に誰が何をするかを、メモに残す形です。通い始めた後も、手続きを見失わずに進められます。
就労継続支援A型の利用前に、就労選択支援は要りますか?
今は、新たにA型を使う人も希望に応じて使えます。2025年9月30日改正の国の資料によります。

就労選択支援は、働き方を選ぶための支援です。本人の希望や、仕事の力などを整理します。A型を希望する人も、対象に入ります。
採用選考とは、役目が違います。A型の求人への応募と、同じ話にはしません。働く時の希望や課題を、整理するために使います。
B型の案内にある手順を、そのまま写さない点もあります。新たにB型を使う前の原則は、別の決まりです。2025年10月からの扱いとして示されています。
A型には、これからの扱いに関する記載もあります。国の資料は、2027年4月以降の変更を予定しています。新たに使う人の見立てに関する内容です。
今の扱いと、これからの予定を分ける
A型の案内は、資料の時点も読む
本人の希望に応じて使う
A型を新たに希望する人も対象
対象の扱いを見直す予定
今の手順と分けて読む
予定は2027年4月以降についての記載です。2025年9月30日改正の資料によります。
国の資料は、今後の扱いを改めて示すとしています。予定の記載と、今の手続きを混ぜずに読みます。2025年9月30日改正の資料にある説明です。
働き方に迷っている時は、希望を整理する入口です。得意なことと、支えがいることを分けられます。整理した内容は、その後の相談につなげられます。
すでにA型を使う人も、希望に応じて使えます。更新のたびに受ける、という説明にはしません。本人が働き方を選ぶための支援として扱います。
就労継続支援A型の利用までの流れで、次に何をしますか?
応募・市町村への申請・契約のうち、残る作業を進めます。

応募前なら、仕事の希望をメモにします。ハローワークの求職申込みと、求人の相談が入口です。市町村への事前相談も、合わせて進めます。
応募した後なら、選考で伝えた内容を残します。市町村への申請を、どこまで進めたかも並べます。採用の話と、支給決定の話を分けておく形です。
申請を進めている人は、計画案の状況も書きます。作成を手伝う人と、次に出す書類をそろえます。書類の行き先を、名前の横に書いておけます。
受給者証を受け取った人は、契約の準備へ進みます。支給内容と、働く条件を分けて読みます。通い始める時の連絡先も、一緒にまとめられます。
次の相談へ持っていくメモ
B-GO!の持ち帰り用:終えた作業から書く
応募で終えたこと
求人相談・紹介・見学・面接の状況
申請で残っていること
申請書・計画案・受給者証の状況
次に伝える相手
事業所・市町村・相談支援の担当者
メモには、まだ分からないことも残しておけます。空いている欄を、無理に埋める形にしません。次の相談で聞くことが、そのまま見える形になります。
家族が連絡を手伝う時も、本人の希望を先に置きます。本人が話したいことを、メモの上に書けます。家族から伝えることは、その下に分けて残します。
開始に向けた予定は、関わる相手と共有します。仕事の予定だけでなく、申請の作業も含めます。「次は誰に、何を伝えるか」が見える形です。
A型の利用までの流れは、応募だけでは終わりません。市町村の支給決定と、事業所との契約をつなぎます。今残っている作業から、順に進めていけます。
出典
- 障害者総合支援法|デジタル庁 e-Gov法令検索
- 障害者総合支援法施行規則|デジタル庁 e-Gov法令検索
- 指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準|デジタル庁 e-Gov法令検索
- 障害福祉サービスの内容|厚生労働省
- 就労選択支援の実施について|厚生労働省
- 障害福祉サービス等の対象となる難病の周知用リーフレット|厚生労働省
- 障害者の就労支援対策の状況|厚生労働省
- 介護給付費等に係る支給決定事務等について|厚生労働省
- 就労継続支援事業(A型)|横浜市
- 障害福祉サービスの利用手続きについて|横浜市
- 求職申込み手続きのご案内|ハローワークインターネットサービス
- 障害者求人を出す際の注意点について|宮城労働局
- 障害児支援利用計画・サービス等利用計画について|川崎市
- 障害福祉サービス・障害児通所支援等|相模原市
- 採用時の労働条件の明示に関する案内|厚生労働省
- 求人情報の入力方法について|ハローワークインターネットサービス
- 就労選択支援の対象者について|厚生労働省
編集方針:公的資料と本文・図を照合しています。
