放課後等デイサービスの卒業後、昼と夕方をどうつなぐ?

放課後等デイサービス(放デイ)は、就学中の障害のある子どもを支える場です。
- 昼に通う場と、夕方に過ごす場を分けて見ます。
- 誕生日、卒業日と、受給者証の期限を分けます。
- 移動中や、時間が空く所にいる人も確かめます。
更新:2026年10月26日
放課後等デイサービス卒業後の居場所は、何から考えますか?
昼に通う所と、夕方に過ごす所を分けて考えます。

今と、卒業後の昼・夕方を分ける
今の学校と放デイ
今の担当と、使っている時間
卒業後の昼
通う場・終わる時間・送り出す人
卒業後の夕方
移動・始まる時間・迎える人
卒業した後の昼と夕方を、同じ紙へ書いて考えられます。
今の学校や放デイにいる時間から、変わる所を見ます。
どこで、だれと、どんなふうに過ごしたいですか。
「家にだれもいないと、怖いです。」とも話せます。
家族が仕事をする日や、休みの日も分けて見ます。
昼の場が終わった後、どのくらい時間が空くかも見られます。
「帰ってからは、だれといますか。」と聞けます。
移動中に助けが要るかも、同じ紙で確かめられます。
たとえば、帰る前に家族が仕事へ出るときです。
その日にどこで過ごすか、まだの所をメモにできます。
「帰る時に、だれかにいてほしいです。」と話せます。
今の放デイは、いつまで使えますか?
原則は、18歳未満の就学中が対象です。今の利用を続ける条件は、市町村へ確かめます。
今使う放デイを続けなければ、福祉を損なうおそれがある場合です。
市町村がそう認め、本人が申請することが要ります。
特例の給付は、20歳に達するまでです。
生活介護等の支援を受けられる場合を除く、という条件もあります。
| 見る項目 | 原文の条件と確認する日 |
|---|---|
| 学校の条件 | 条件と確認する日幼稚園・大学を除く学校。専修学校・各種学校は、市町村長が支援の必要を認める人。 |
| 年齢の原則 | 条件と確認する日18歳未満の子ども。誕生日と卒業日は別に確認。 |
| 今の放デイの継続給付の特例 | 条件と確認する日続けなければ福祉を損なうおそれを市町村が認定。本人の申請で20歳に達するまで。 |
| 特例から除く場合 | 条件と確認する日生活介護等の支援を受けることができる場合。 |
| 別々に見る日 | 条件と確認する日18歳に達する日・学校の卒業日・通所受給者証に書かれた期限。 |
通所受給者証には、使う支援や期限などが書かれています。
誕生日と、学校を卒業する日と、この紙の期限を並べます。
学校へ通い続ける予定がある時は、そのことも伝えます。
「この紙は、いつまで使えますか。」と聞けます。
聞いたことと、まだ分からないことを分けて残せます。
「この欄は、どういうことですか。」と指してもよいです。
書いてあることを、今の担当と読みながら聞けます。
どちらの話か迷ったら、「誕生日のことですか。」と聞けます。
「学校が終わる日のことですか。」と聞いてもよいです。
聞いたことは、それぞれの欄へ書いておけます。
放課後等デイサービス卒業後の昼は、B型と生活介護で何が違いますか?
B型は働く機会、生活介護は食べることなどの介護や活動を支えます。

昼の場は、活動と介助を同じ項目で見る
| 見ること | B型 | 生活介護 | 本人の希望 |
|---|---|---|---|
| 主に支えること | B型 主に支えること作業の機会と、働くための支え | 生活介護 主に支えること食事等の介護と、日中の活動 | 本人の希望 主に支えることやりたいこと・要る手助け |
使う前に聞くこと
B型
新たに使う時の就労選択支援など
生活介護
介護の必要性・区分・利用の決定
B型では、作業をしながら要る支えも確かめます。
生活介護では、ご飯やお風呂の手助けも受けて過ごせます。
どんな活動をするかと、介護がどのくらい要るかを分けて考えます。
「物を作ってみたいです。」と、希望を伝えられます。
「ご飯のとき、そばにいてほしいです。」とも言えます。
B型を新たに使う時は、働き方を考える手順も確かめます。
就労選択支援は、得意なことや要る支えを整理する支援です。
自分に要る手続きを、市区町村と相談の担当へ聞けます。
ご飯を食べる速さや、手を洗うときの様子も話せます。
どの時間にそばで手伝ってほしいかも、伝えておけます。
作業をしたい気持ちも、そのまま話してよいです。
| 利用の場面 | 原則と確認する条件 |
|---|---|
| 日中に通う原則 | 常時の介護が必要で、区分3以上。 |
| 50歳以上の日中通所 | 常時の介護が必要で、区分2以上。 |
| 施設に入所する場合の原則 | 区分4以上。50歳以上は区分3以上。 |
| 入所との組合せの別の要件 | 原則の区分より低い人で、下の対象に当てはまる人です。指定特定相談支援事業者による、サービス等利用計画案が要ります。市町村が、組合せの必要性を認めることも要ります。 |
|
本人が当てはまるか、計画や認定を市町村へ確かめます。
どちらも、障害支援区分の認定を受けますか?
いいえ、B型は区分の認定が不要です。
本人・相談の担当・市区町村をつなぐ
本人
本人の希望
やりたいこと・要る手助け
相談の担当
計画・見学・次の場との連絡
市区町村
区分や、使うサービスの決定
障害支援区分は、どのくらい介護が要るかを調べて決めます。
生活介護では、この区分も確かめます。
B型も、使うサービスを市区町村が決める手続きは要ります。
「どの手続きが要りますか。」と、候補の名前も伝えます。
聞き慣れない言葉は、何を調べるのかも聞けます。
「この紙には、どこを見ればよいですか。」とも聞けます。
家族が思うことと、本人がやってみたいことも一緒に話せます。
「どんなことを聞かれますか。」と、次にすることも聞けます。
返事を聞いても分からない時は、そのことも伝えられます。
「この紙と一緒に、何を持ちますか。」とも聞けます。
たとえば、トイレで服を上げ下げしにくいときです。
「ここだけ、そばで手伝ってほしいです。」とも話せます。
何をするときかを見てもらうと、手助けを話しやすくなります。
放課後等デイサービス卒業後の夕方は、どんな支援を確かめますか?
日中の場が終わる時間と、日中一時支援などの使える時間を確かめます。

| 時間の切れ目 | 一緒に確かめること |
|---|---|
| 昼の場が終わる時 | 確かめること終わる時刻・送り出す人 |
| 移動する間 | 確かめること移動の方法・一緒にいる人 |
| 夕方の場が始まる時 | 確かめること始まる時刻・迎える人 |
| 時間が空く所 | 確かめること待つ場所・その間に支える人・連絡先 |
日中一時支援では、過ごす場や見守る人などを用意します。
家族が仕事をする時や、休みたい時の支えにもなります。
使える時間や、送迎を行うかは地域で確かめます。
「昼の場から、どこへ行きますか。」と聞けます。
昼の場を出る時と、夕方の場で迎える時をつなげて見ます。
移動の間に、だれと一緒にいるかも聞けます。
「家に着くとき、だれかいますか。」とも聞けます。
時刻だけでなく、連絡する相手も残しておけます。
帰る時に、バスを降りてからだれと歩くかも見ます。
迎えに来る人と会えなかったら、どこへ知らせるかも聞けます。
「ここで待っていると、だれが来ますか。」とも聞けます。
日中一時支援は、どの市でも同じですか?
使える人や時間、送迎などは、地域で違います。
国の目的と、自分の地域の条件を分ける
| 確かめる所 | 国の概要 | 住む市区町村 | 候補の事業所 |
|---|---|---|---|
| 何を聞くか | 国の概要 何を聞くか活動の場・見守り・家族の休息 | 住む市区町村 何を聞くか対象・時間・申請や登録 | 候補の事業所 何を聞くか空き・送迎・受け渡しの場所 |
使う時間を並べて確認する
国の概要
地域で要る支援に合わせて実施
住む市区町村
他の障害福祉サービス等と重ねない
国は、地域で要る支援に合わせて行う仕組みとしています。
ホームヘルプなどを使う時間も、担当と並べて見ます。
日中一時支援を使う時間には、他の障害福祉サービス等を重ねられません。
住む地域には、対象や使える時間、送迎などを聞けます。
昼の場が決まった後も、帰るまでの過ごし方を見ます。
「この曜日の夕方は使えますか。」と聞けます。
たとえば、バスを降りてから、一緒にいる人がいないときです。
降りる所から家へ着くまでのことも話せます。
使いたい曜日が、いつも同じとは限らないときです。
「この日は、家にいる人がいません。」と話せます。
希望をそのまま伝えて、だれに聞くかをそろえられます。
| 日中一時支援の対象の案内 | 利用の前に聞く先 |
|---|---|
| 身体障害者手帳を持つ児童、療育手帳を持つ人、知的障害があると判定された人 | 障害福祉課へ、対象・申請・区分の認定等を確認 |
放デイ卒業後の受給者証は、どこへ相談しますか?
今の通所受給者証を見せ、次に要る書類を市区町村へ聞きます。

手元の証と、次の支援の書類を分ける
今の証を用意
通所受給者証の内容と期限を見る
次の支援を相談
サービス名・受給者証や登録を確認
開始日を確認
決定・契約・使い始める日を聞く
次に使う支援では、受給者証や利用の登録を確かめます。
使いたいサービスの名前と、始めたい日も伝えます。
相談の担当と、要る支援の計画も話して進めます。
市区町村の決定や、事業所との契約、開始日を確かめます。
大阪市の案内にも、成人のサービスへの相談先が載っています。
「今の紙と、次に要る紙はどれですか。」と聞けます。
「この紙と、この紙は、何が違いますか。」と見せても話せます。
「これからどんな紙が要りますか。」と話してもよいです。
分からない所は、もらった紙のまま見せられます。
たとえば、今の紙を見ても、次にどうするか分からないときです。
「ここまでは、やりました。」と見せて話せます。
そろえる物を、もらった紙へ書き足してもらうことも話せます。
卒業後の準備は、いつから始めますか?
卒業前から、今の担当者と、申請や見学に要る時期を確かめます。
卒業日・今の期限・次の開始を並べる
卒業前
希望・見学・申請の準備を相談
今の期限が近い時
そろえる書類と手続きの時期を確認
次の支援の開始
実際に使い始める日と支えを確認
卒業する日と、今の支援の期限を先に書いておけます。
学校の進路の話と、福祉の申請の話をつなげて考えます。
見学の日と、使い始められる日も分けて確かめます。
「いつまでに、どの紙を出しますか。」と聞けます。
「そろっていない物は、どれですか。」とも聞き直せます。
申請の準備に要る時期は、住む地域の窓口へ聞けます。
連絡をもらったら、だれへ返事をするかも残せます。
「学校では、こう聞きました。」とメモを見せられます。
返事をもらった所から書くと、次に聞くことをそろえられます。
「この日は、まだ決まっていません。」とも残せます。
| 案内の対象 | 区の記載 |
|---|---|
| 18歳以後も短期入所・居宅介護・日中一時支援・移動支援等を続ける手続き | 誕生日月の3か月前頃に担当から連絡 |
| 放デイの受給者証の発行 | 18歳到達後の3月31日まで、児童・障害児支援グループが発行 |
放デイ卒業後の候補は、見学でどこを見ますか?
活動の中身、要る介助、通う道と、帰る時間を一緒に見ます。

活動・介助・帰る時間を一緒に見る
活動と過ごし方
好きなこと・休む所・伝え方
要る介助
食事・トイレ・医療的ケアの体制
行き帰り
道・送迎・帰る時間・その後の人
好きなことや、落ち着ける所を確かめます。
トイレや食事などで、どんな手助けが要るかも見ます。
医療的ケアが要る時は、実際に行える体制を候補へ聞きます。
「ご飯を、ゆっくり食べたいです。」とも言えます。
「にぎやかな所は、ちょっとつらいです。」とも話せます。
行き帰りの道と、休みたい時に話す相手も見ておけます。
本人が試したことと、まだ見ていない所を分けます。
「こうしてくれると、うまくいきます。」と伝えられます。
どう言えばよいか迷う時は、場所や道具を指してもよいです。
だれかと見に行くと話しやすいかも、考えておけます。
「ここでは休めますか。」と、休む所を見せてもらえます。
学校や今の担当からは、何を引き継ぎますか?
好きなことや、どんなふうにしてほしいかを、次の担当へつなぎます。
伝えたいことと、渡す相手を確認する
次の相談相手は決まっていますか?
本人の希望と助かる方法を整理
渡す内容を今の担当と確認
学校や今の担当と相談先を探す
分からないことを、一つずつ聞く
本人が伝えたいことを、先に聞いておけます。
好きなこと、苦手な場面、助けてほしいことを分けます。
「こんなふうに話すと、分かりやすいです。」とも伝えられます。
今の担当と、どの内容を次へ渡すかを確かめます。
学校や今の支援で、うまくいった方法も残せます。
伝える前に、本人がどうしたいかも聞けます。
話しにくい時は、メモを見せて伝えてもよいです。
言葉で話すより、絵や写真のほうが伝えやすいこともあります。
「こんなふうにしてほしいです。」と見せて話せます。
だれへ見せるかも、本人と一緒に確かめられます。
放課後等デイサービス卒業後の相談先は、全国でどう探しますか?
市区町村の障害福祉の窓口と、今の相談支援の担当を確かめます。

支援の申請・必要な手続き
希望・計画・次の場との調整
見学・移行先への支援の引継ぎ
住む地域のホームページで、成人の相談の担当を探せます。
今の相談の担当へ、卒業後の希望を話せます。
学校や今通う所へ、聞く先を探す手伝いも頼めます。
「卒業後の昼と、夕方のことを聞きたいです。」と話せます。
地域の例として、横浜市や豊島区、大阪市の案内があります。
もらった紙が分からない時は、そのまま見せてもよいです。
電話が苦手なら、どんな聞き方があるかも話せます。
「うまく話せないので、このメモを見てください。」とも伝えられます。
その場で聞ききれなかったことは、次に聞く欄へ残せます。
| 地域 | 案内の入口 |
|---|---|
| 横浜市 | 区福祉保健センター高齢・障害支援課。高校生などはこども家庭支援課が担当する場合もある。 |
| 豊島区 | 障害福祉課など、障害の状況に応じた担当の案内を確認。 |
| 大阪市 | 各区保健福祉センター保健福祉課など、市の成人向けの案内へ。 |
このメモは、いま開いている画面だけで使えます。ログインや自動保存はなく、入力は送信されません。残したい内容は、印刷するかコピーして保管できます。
相談前には、何をメモしますか?
今の通所受給者証の期限と、次の支援や要る助けを残します。
昼・移動・夕方と、間を支える人
昼の終了
何時・送り出す人
移動の間
移動方法・一緒にいる人
夕方の開始
何時・迎える人
手元の紙にある期限を、最初の欄へ書けます。
次に要る紙や、使うための登録は、次の欄で確かめます。
昼が終わる時、移動、夕方の始まりと、間にいる人も残します。
たとえば、昼の場から帰る途中で、時間が空くときです。
迎える人が来るまで、だれとどこで過ごすかを聞けます。
「昼に通う所は決まりました。帰ってからは、まだです。」と話せます。
返事を聞いたら、いつだれに聞いたかも残します。
分からない欄は、まだ聞いていないと書けます。
今分かっていることだけを書き、まだの所は空けておけます。
「帰る所は決まりました。だれと行くかは、まだです。」と書けます。
昼の場の後のことも、夕方まで続けて見られます。
送る人と迎える人の話が、うまくつながらないときもあります。
「その間、どこで待ちますか。」と聞けます。
「だれへ電話をかけますか。」と、連絡する相手も聞けます。
出典と確認した資料
- [1] デジタル庁 e-Gov法令検索
児童福祉法(昭和22年法律第164号)
2026年10月26日条文確認 - [2] 厚生労働省
障害福祉サービスについて(障害福祉サービスの内容) - [4] 厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課長
就労選択支援の実施について(障障発0331第3号 令和7年3月31日/最終改正 障障発0930第3号 令和7年9月30日)
2025年9月30日最終改正 - [5] 厚生労働省
周知用リーフレット『障害者総合支援法の対象となる難病が追加されます』(令和7年4月1日から適用)
2025年4月1日から適用 - [3] 厚生労働省
障害者の就労支援対策の状況 - [7] 厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部長
障害福祉サービスの利用等にあたっての意思決定支援ガイドラインについて(平成29年3月31日 障発0331第15号)
2017年3月31日通知 - [6] 横浜市
障害福祉サービスの利用手続き
2025年11月13日更新 - こども家庭庁
放課後等デイサービスガイドライン(令和6年7月)
2024年7月版 - 厚生労働省
日中一時支援の概要(地域生活支援事業・任意事業) - 東京都豊島区
18歳を迎える方(障害児)へ
2026年5月22日更新 - 神奈川県横須賀市
地域生活支援事業
2024年12月12日更新 - 大阪市
障がいや疾病等のあるお子さまのための支援について
2026年8月6日更新
