障害者の家族の相談窓口を探すには?家族自身が話す先を選ぶ

障害者の家族の相談窓口を探すには?家族自身が話す先を選ぶ

執筆:B-GO! 編集部

家族の相談は、自分が困ることや、どうしたいかを話すことです。

障害者の家族の相談窓口には、どんな所がありますか?

暮らしの話を聞く窓口や、家族が語り合う集まりがあります。

障害者の家族の相談窓口には、どんな所がありますか?

家族も、自分が困ることや知りたいことを話せます。

たとえば、家族としてどこへ話せばよいか迷うときです。

暮らしの情報を聞きたいか、同じ立場の人と話したいか。

話したいことを手がかりに、図の役目を比べられます。

「どこに聞けばよいか分からない」と、そのまま話すこともできます。

住むまちの案内には、ほかの先を紹介する窓口もあります。

誰が話せるかは、案内の「対象」の欄を見て確かめます。

話したいことから、相談の先を比べる

相談の先主な役目先に見ること
市町村や
委託先の窓口
暮らしの困りごとを聞き、情報やほかの先を案内する家族が話せる対象、住む地域
基幹相談支援センター相談を受け、地域の窓口も支える家族が話す受付と、そのセンターの役目
精神保健福祉センターこころの健康に関する相談などを受ける受け持つ地域、相談の内容や方法
家族会同じ立場の家族などが集まり、経験を話し合う誰が参加できる会か、申込みの先

障害者の家族も市町村の相談窓口を使えますか?

はい、家族として自分が困ることを話せる窓口があります。

障害者の家族も市町村の相談窓口を使えますか?

障害のある人のほか、保護者なども話を聞いてもらえます。

話を聞き、暮らしの情報や、ほかに聞ける先を教えてくれます。

神奈川の藤沢市では、市に住む本人や、その家族も話せます。

川崎市の案内からも、本人や家族が話せる先を探せます。

委託先とは、市から相談の仕事を任されている所です。

「家族の私が、暮らしの困りごとを話せますか」と聞けます。

住む所と困ることを伝えると、担当を確かめる手がかりになります。

「何を伝えればよいかも、教えてほしいです」と話すこともできます。

住むまちで、家族が話せる先を見つける

  • どこの人が話せる?

    家族と本人の住む所を、対象の欄に合わせて見る

  • 何を話せる?

    自分が困ることを、窓口の相談内容と合わせる

  • どこへ聞く?

    市町村の案内から、担当の名前と連絡先を見る

基幹相談支援センターは、何をする所ですか?

家族などの話を聞き、どんな助けがいるかを一緒に考えます。

基幹相談支援センターは、何をする所ですか?

話を聞く職員も、「どう支えればよいか」を聞けます。

国は、地域で話を聞く窓口を支える中心としています。

ほかの先の助けもいるときは、そこへ話をつなぐ働きもあります。

どこで話せるかは、住んでいるまちの案内で確かめます。

「家族として困ることを、こちらで話せますか」と聞けます。

同じ所が、話を聞くほかに、まちの窓口を支えることもあります。

家族が話すことと、窓口を支える役目

相談する家族自分が困ることを話す
相談する・話を聞く
基幹相談支援センターの働き
話を聞き、必要な支援を考える

家族などから、幅広い相談を受ける

必要ならほかの先とつなぐ

役目を分けて、一緒に支える

相談を聞く職員へ助言

地域で話を受ける窓口を支える

障害者の家族は相談窓口へ、電話でも話せますか?

茅ヶ崎市では、家族などの話を電話でも聞いてもらえます。

障害者の家族は相談窓口へ、電話でも話せますか?

同市の障害者生活支援センターは、本人と家族などを対象にしています。

来所は窓口へ行くこと、訪問は担当の人に来てもらうことです。

新潟県の精神保健福祉センターにも、電話の相談があります。

県の窓口が受け持つのは、新潟市を除く県内です。

会いに行って話すときは、先に予約を取ります。

「電話で話せるか」「本人と一緒に行くか」は、受付へ聞けます。

会いに行く前に、場所や時間をメモしておくと見返せます。

「家を空けにくいとき、来てもらう形はありますか」とも聞けます。

話したい方法を分けて、受付へ聞く

どんな方法で話したい?

電話で話したい

電話の窓口を案内で見る

担当の地域と受付の時間を聞く

会って話したい

来所や訪問の方法を聞く

予約や、誰が一緒に来るかを聞く

地域の案内の例

茅ヶ崎市の生活支援センター:電話・来所・訪問

新潟県のセンター:来所は予約制。新潟市の人は市のセンターへ。

障害者の家族の相談窓口と家族会は、どう違いますか?

窓口では相談や情報の案内を、家族会では経験を語り合うことなどができます。

障害者の家族の相談窓口と家族会は、どう違いますか?

図では、誰と何を話すかを、同じ欄で比べられます。

窓口で困ることを話し、何が使えるかなどを教わります。

港区の会では、同じ立場で話したり、情報を交わしたりできます。

支援センターの職員が来る月も、案内されています。

また、横浜市は本人や家族によるピア相談を紹介しています。

自分も経験がある人に、その立場から話を聞いてもらう形です。

集まりで話すか、個別に話すかも、選ぶときに見ておけます。

「同じことで困る人と話せる場はありますか」と聞くこともできます。

誰と、何を、どんな形で話すかを比べる

相談の形誰と話すか主に何をするか
公的な窓口相談を受ける職員など困りごとを聞き、情報やほかの先を案内する
家族会の集まり
港区の例
家族同士。職員が来る月もある。経験を話し合ったり、情報を交わしたりする
ピア相談
横浜市の例
本人や家族の経験を持つ人同じ立場の経験をもとに相談を受ける

家族会の対象や申込みは、どこで見ますか?

その会の案内で、どんな人が集まるかと、連絡する先を見ます。

家族会の対象や申込みは、どこで見ますか?

どんな人が集まるか、どこへ申し込むかは、会ごとに違います。

港区の例は、家族か本人のどちらかが、区に住んでいることが条件です。

こころの病気がある人の家族を対象にしています。

初めてなら、みなと保健所へ連絡します。担当は「健康推進課地域保健係」です。

大阪府でも、「精神障がい者の家族」がどこで話せるかを見られます。

気になる会は、その会の案内で、どう参加するかを見ます。

「私も参加できるか」「最初にどこへ連絡するか」を聞けます。

「いつ、どこで集まるか」も、手元のメモに書いておけます。

会の名前だけで決めず、対象の欄を見る

まず知りたいこと

どんな家族が
参加できる会?

公式案内で見る所

対象と、初めて
連絡する先
港区の家族会の対象

家族か本人が港区に住み、こころの病気がある人の家族。

初めての連絡は、みなと保健所の地域保健係へ。

障害者の家族が精神保健の相談窓口を探すには?

住んでいる所のセンターは、全国の案内から探せます。

障害者の家族が精神保健の相談窓口を探すには?

住んでいる所が載る、センターの案内を開きます。

そこで、家族として何を話せるか、どこに住む人が対象かを見ます。

新潟の例は、住む所により、県か市のどちらへ話すかを示しています。

電話をする前にも、どこの担当かを見ておけます。

「家族として、私が困ることを話したい」と伝えることもできます。

どの方法で話せるかを聞いてから、担当や日時をメモへ残せます。

「このまちだと、どちらへ聞けばよいですか」と聞いても確かめられます。

全国の案内から、住む地域の担当へ

全国の窓口の案内を見る

内閣府の白書にある一覧への入口

住む地域の
担当を探す
精神保健福祉センターの案内

対象の地域・話せる内容・方法を見る

地域の担当を分ける例:新潟
新潟市以外に住む県内の人

新潟県のセンターへ

新潟市に住む人

市のセンターへ

県のセンターへ会いに行く相談は、予約が必要です。

全国の窓口案内を見る(内閣府)

このメモは、いま開いている画面だけで使えます。ログインや自動保存はなく、入力は送信されません。残したい内容は、印刷するかコピーして保管できます。

障害者の家族が相談窓口へ伝えることは何ですか?

自分が困ること、今聞きたいこと、話せる方法を短く伝えられます。

障害者の家族が相談窓口へ伝えることは何ですか?

たとえば「家族の私が、話を聞いてもらえる先を知りたい」です。

「誰が話せるか」の欄を、自分のことと合わせて見ます。

話したいことは、短い言葉で書いて手元に置けます。

誰といつ話したかも、メモに残しておくと見返せます。

次はどこへ聞くかが分からないときは、その場で聞き直せます。

ほかの先を教わったら、名前と連絡する先を書き添えられます。

話す先が決まったら、いつ連絡するかもメモへ残せます。

下の欄に書いたことは、コピーして手元のメモへ残せます。

話すことと、聞いた答えをメモへ残す

自分が困ること

いつ、どんな場面で困るか。
今、聞きたいこと。

窓口へ聞くこと

家族が対象か。
電話・来所などの方法。

聞いた答え

担当の人と話した日。
次に、どこへ何を聞くか。

自分の相談メモ

家族の相談を、本人の利用を支える情報へ整理する

本人と一緒に相談するか、どう決めますか?

本人の希望と、家族が話したい内容を分けて窓口へ伝えます。家族だけの相談を受けるか、本人と別の時間に話せるかは、窓口に確認します。本人に知らせる内容を、家族だけで広く決めないことも大切です。相談の目的と共有する範囲を、できるところから整理します。

家族の話をメモにするには?

事実として起きたこと、本人が話したこと、家族の考えを別々に書きます。いつから、どの場面で困っているかが分かると、支援者へ説明しやすくなります。家族の都合でできない手助けがある場合も、そのまま伝えられます。誰かを責めるための記録ではなく、必要な対応を考える材料にします。

面談の後に家族へ残すことは?

決まったこと、確認中のこと、次に相談する相手を分けます。本人へどのように伝えるか、誰が伝えるかも確認できます。家族が行う連絡と、担当者が行う連絡を混同しないようにします。次回までに変化があれば、短い記録を追加して相談へ持参します。

出典

  1. 厚生労働省「障害のある人に対する相談支援について」原資料:更新日表示は今回特定せず
  2. [資料2] 厚生労働省「基幹相談支援センターについて」原資料:更新日表示は今回特定せず
  3. [資料3] 茅ヶ崎市「障害者生活支援センター」原資料:2025-04-03更新
  4. [資料4] 横浜市「障害者やその家族がいろいろな相談にのってもらえる身近な人はいますか」原資料:2021-10-27更新
  5. [資料5] 藤沢市「障がいに関する相談窓口」原資料:2026-10-05更新
  6. [資料6] 川崎市「障害のある方とそのご家族の身近な相談窓口」原資料:2026-10-01更新
  7. [資料7] 新潟県「精神保健福祉センター 相談を希望される方へ」原資料:2026-04-16更新
  8. [資料8] 港区「精神障害者「家族会」」原資料:2026-06-02更新
  9. [資料9] 大阪府「福祉 相談窓口」原資料:更新日表示は今回特定せず
  10. [資料10] 内閣府「令和8年版障害者白書 付録12 障害に関する相談窓口」原資料:令和8年版(2026)