障害者の「居場所がない」に答える通える場と相談の入口

障害者の「居場所がない」に答える通える場と相談の入口

障害のある人の居場所には、交流や作業、生活を支える通いの場があります。

交流や創作の場には、地域活動支援センターがあります。
B型は作業と支援、デイケアは医療の入口です。
本人だけでなく、家族から話せる相談先もあります。

障害者が居場所がないと感じたら、どこへ行けますか?

地域活動支援センターやB型などが入口です。

障害者が居場所がないと感じたら、どこへ行けますか?

家にも外にも、落ち着ける所が見つからない。人と話したいのに、行く先がわからない。そんな時は、場所の名前より目的から探せます。

まず、人とつながる場を探すのかを考えます。次に、作業をしながら通う場なのかを考えます。食事や身の回りの手助けも、相談の入口です。

公的な場には、それぞれ中心となる役目があります。交流を支える場と、働くことを支える場があります。医療や介護の場も、分けて見ることができます。

通える居場所の入口・早見表

B-GO!の比べ表:今の希望から探す

今の希望場の名前相談の入口
交流や創作をしたい地域活動支援センターセンター・市区町村
作業を通じて通いたい就労継続支援B型市区町村・相談支援
医療の場を探したい精神科デイケア通院先・デイケアの窓口
介護と活動の場を探したい生活介護市区町村・相談支援

場を決める前に、希望といる手助けを分けて話せます。

この表は、相談先を決めるための早見表です。上から順に進む表ではありません。今の希望に近い行から、読み進めてください。

外に出たい気持ちと、働きたい気持ちは分けられます。まだ仕事を考えられないなら、その気持ちを伝えます。本人や家族から話せる相談先があります。

家の中で困ることがあるなら、それも話す内容です。出かける先だけでなく、生活の困りごとも伝えます。通いたい場所がまだ決まっていなくても話せます。

ここでは、通える場の入口と相談先を扱います。種類を広く比べたい人は、別の記事へ進めます。日中活動の種類と選び方にまとめています。

障害者の居場所は、何を基準に探せますか?

本人の希望と、日々いる手助けを基準に探せます。

障害者の居場所は、何を基準に探せますか?

横浜市は、本人の希望や状態に合う場を選ぶとしています。2024年8月更新の日中活動の案内です。施設の名前だけでなく、過ごし方から考えられます。

例えば、人と話すことが今の希望かもしれません。話すより、何かを作って過ごしたい人もいます。食事や移動の手助けを受けたい人もいます。

相談では、希望と困ることを別々に書けます。「人と会いたい」と「大きな音がつらい」は別の話です。どちらも書くと、探す時の条件になります。

思い込みから、希望へ戻す

居場所を探す時の考え方

思い込み

仕事ができないと通えない?

作業のある場だけを探してしまう

確かめる

交流や創作の場もある

したいことと、いる支援から探す

病名で向き不向きを決めず、過ごし方を具体的にします。

苦手なことは、できるだけ場面で伝えます。「人づき合いが苦手」だけで終えなくて大丈夫です。「急に話しかけられると返事がむずかしい」と書けます。

好きなことも、上手にできることだけではありません。「絵を見るのが好き」「植物に触れたい」でも書けます。相談のメモでは、仕事の力と分けて並べます。

家族と本人で、希望が違うことも考えられます。本人の欄と家族の欄を分けておく方法があります。同じ言葉にまとめず、そのまま相談へ持っていけます。

行きたくない理由も、探すための手がかりです。作業の量なのか、音なのか、人との距離なのか。自分を責める言葉より、困る場面を書いてみてください。

通う日数や時間は、候補が出てから話す項目です。先に自分で通える形を決め切るより、希望を残します。何を相談したいかが見えれば、入口を選びやすくなります。

障害者の居場所にある地域活動支援センターとは何ですか?

創作や生産活動、社会との交流を支える施設です。

障害者の居場所にある地域活動支援センターとは何ですか?

地域活動支援センターは、「地活」とも呼ばれます。市町村が行う地域生活支援事業の中にあります。B型とは、制度の仕組みが別です。

地域活動支援センターにも、生産活動があります。そのため、作業があるかだけではB型と分けられません。何を中心に支える場かを、制度の名前と合わせて見ます。

川崎市は、日中活動や社会参加の場と案内しています。生産活動や創作活動を行う場です。2026年3月更新の市の案内に書かれています。

地活とB型の入口を比べる

同じ作業があっても、仕組みは別

比べる項目地域活動支援センター就労継続支援B型
中心となる役目創作・生産活動・交流生産活動と働くための支援
制度の仕組み地域生活支援事業障害福祉サービス
最初の相談センターや市区町村市区町村や相談支援

横浜市には精神障害者生活支援センターもあります。生活の相談や地域との交流などを行う場です。居場所を使える時間も、市が案内しています。

市の案内には、食事や入浴、洗濯のサービスもあります。内容の細かい点は、各センターで異なります。2026年8月更新の横浜市の案内です。

地活の手続きや費用は、全国で同じではありません。お金を受け取る作業があるかも、ひとまとめにできません。住んでいる市町村の仕組みに沿って探します。

名前に「型」があっても、B型と同じ意味ではありません。川崎市の地活には、市の型の名前があります。就労継続支援B型とは、名前を分けて読みます。

障害者の居場所として、B型はどんな入口ですか?

雇用契約を結ばず、作業と支援を受ける場です。

障害者の居場所として、B型はどんな入口ですか?

正式な名前は、就労継続支援B型です。生産活動などを通じて、働くための支援を受けます。交流だけを目的とする場とは、中心の役目が違います。

「外へ出たい」に加えて、作業もしてみたい。自分にいる手助けを受けながら通いたい。そのような希望を、相談で伝える入口になります。

2026年6月のB型利用者は437,379人です。厚生労働省の国保連データに載っています。全国の利用状況を示す数です。

B型を考えた時の相談の流れ

希望と手続きを分けて整理する

1

希望を話す

作業をしたい気持ちと困りごと

2

入口を整理する

対象や見立ての道を確かめる

3

市区町村の手続きへ

申し込みと支給決定

全国の利用人数だけでは、場との相性は決まりません。作業の内容や、いる支援を分けて考えます。通える距離にあるかも、候補をしぼる時の項目です。

国の資料には、就労選択支援を経る道があります。働く上でいる支援を、見立てで整理します。2026年7月版の事務処理要領の内容です。

この道を通るかは、本人の状況などで変わります。病名だけで、自分が対象かを決めるものではありません。使うための決定は、市町村が行います。

B型の仕組み全体は、就労継続支援B型とはで読めます。対象になる人の道は、B型を使える人の条件へ進めます。ここでは、居場所を探す時の入口として押さえます。

障害者の居場所は、デイケアや生活介護にもありますか?

医療のデイケアと、介護を受ける生活介護があります。

障害者の居場所は、デイケアや生活介護にもありますか?

精神科デイケアは、医療につながる入口です。地域の交流の場や、B型と同じ手続きにはなりません。通院先がある人は、デイケアについて話す先になります。

東京都立のセンターは、見学からの流れを示しています。面談や医師との面接を経て、受け入れを考える流れです。主治医が作る診療情報提供書も使われます。

これは、東京都立のセンターが示す入口の例です。2026年11月に閲覧した案内に基づきます。希望だけで決めず、医療の窓口と話す流れが見えます。

医療の入口と、介護の入口

同じ「通う場」でも役目を分ける

比べる項目精神科デイケア生活介護
中心となる支え医療につながる支援日中の介護と活動
入口で話す先通院先・デイケアの窓口市区町村・相談支援
先に伝えること通院先と、通う目的食事などでいる手助け

生活介護は、いつも介護がいる人を支えるものです。主に昼間、食事や入浴などの介護を受けられます。創作活動や生産活動の場もあります。

「活動の場」と「身の回りの手助け」は両立します。作業をするかどうかだけで、場を分けるものではありません。どんな介助がいるかも、相談で伝える項目です。

生活介護には、対象となる人の決まりがあります。障害支援区分などをふまえて、市町村が決めます。区分の名前だけで、自分の行き先を決めなくて大丈夫です。

医療の支援と、生活の支援の両方を話したい時もあります。まず相談で、それぞれの希望を分けて伝えます。通う場の全体像は、日中活動の種類で比べられます。

障害者の居場所がない時、地域の窓口はどう探しますか?

住む市区町村の障害福祉の窓口が入口です。

障害者の居場所がない時、地域の窓口はどう探しますか?

全国のどこでも、まず住んでいる地域から探します。「市区町村名 障害福祉 相談」で検索します。市区町村名も一緒に入れると、担当を探せます。

交流をしたいなら、地域活動支援センターも候補です。福岡市は、気軽に立ち寄れる場と案内しています。暮らしや仕事、住まいの悩みも相談できます。

小牧市は、本人や家族、支援者の相談を受けています。必要な情報や、サービスの利用を支える窓口です。窓口の名前が違っても、困ることから話せます。

住む地域から、相談先を探す

市区町村名と、相談したい内容を合わせる

自治体

障害福祉の担当課

住む地域の公式案内を探す

交流の場

地域活動支援センター

活動や過ごし方を相談

暮らし

相談支援の窓口

本人と家族の困りごと

見つけた公式ページの担当課と電話番号を控えます。予約の要否と、電話で話せるかを先に聞けます。窓口へ行く負担があるなら、その点も伝えます。

電話では「日中に通える場を探したい」と伝えます。申請の前に、選び方を相談したいとも話せます。担当が違う時は、次の窓口名を聞いて残します。

地域活動支援センターの使い方は地域で異なります。登録や費用、過ごせる時間も合わせて聞きます。本人が出向きにくい時は、家族からの相談を伝えます。

障害者の居場所がない時、家族からも相談できますか?

本人だけでなく、家族から話せる相談先もあります。

障害者の居場所がない時、家族からも相談できますか?

本人が外へ出る気持ちになれない。相談先の話をすると、会話が止まってしまう。そんな時、家族が相談できる入口を探せます。

横浜市は、本人や家族のための総合相談と案内しています。基幹相談支援センターが、その役目を担います。2025年11月更新の市の案内に書かれています。

家族の相談では、本人の希望と分けて話す方法があります。「本人は家にいたいと言う」が本人の言葉です。「日中の行き先が心配」は家族の言葉として伝えます。

誰の話かを分けて、相談につなぐ

本人・家族・相談先の役目を整理

本人

したいこと・したくないこと

自分の言葉を残す

家族

見えている困りごと・心配

本人の希望と分けて話す

相談先

暮らしと通い先の相談

地域の窓口や支援先とつなぐ

本人の気持ちを、家族が言い切らなくても大丈夫です。「本人がどう思っているかは、まだわからない」。その点も分けて伝えると、相談の内容が整理できます。

見えていることは、場面で書き残せます。「昼間の行き先を探す話ができていない」などです。理由を決めつけず、実際に起きていることを書きます。

家族自身の困りごとも、本人の話と分けられます。出かける時の付き添いや、家での過ごし方の心配です。本人の行き先だけに、話をしぼらなくてもかまいません。

本人が話せそうなら、相談で伝えてよい内容を聞きます。家族に話してほしいことも、メモに残せます。言葉にしにくい所は、空けたまま持っていけます。

相談は、通う場をその場で決めることとは別です。横浜市の手続きでも、事前相談と申請は分かれています。家族からは、まず困りごとを話す入口を選べます。

障害者の居場所がない時、お金や交通の不安は話せますか?

費用や交通費も、通い先を決める前に相談できます。

障害者の居場所がない時、お金や交通の不安は話せますか?

通う先を探す時は、払うお金も気になる所です。B型などのサービスの費用と、食事代は分けて考えます。交通費も、通い方と合わせて話す項目です。

国の費用の案内では、所得に応じた区分があります。食事など、実際にかかる費用の説明もあります。相談では、何に払うお金かを分けて書いてもらえます。

通うためのお金を分けて相談する

ひとまとめの金額で考えない

サービスの費用

使う制度と所得の区分

食事などの費用

何に払うか、内訳を聞く

行き帰りの交通費

市の助成の入口を探す

交通費は、住む市区町村と通う施設で扱いが違います。送迎の有無と、交通費助成の対象を分けて聞きます。「自宅から通う時の負担を知りたい」と伝えられます。

2006年12月の国の通知にも記載があります。費用の内訳を明らかにするという内容です。あいまいな名目で集めることを認めないとしています。

費用の細かな決まりは、別の記事で扱います。B型の利用料と通う交通費の助成へ進めます。候補を探す段階でも、お金の心配をメモに残せます。

障害者の居場所がない時、見学では何を伝えますか?

やりたい活動と、過ごすためにいる手助けを伝えます。

障害者の居場所がない時、見学では何を伝えますか?

横浜市の日中活動の案内は、本人の希望をふまえています。相談や見学でも、自分がどう過ごしたいかを残せます。2024年8月更新の案内をもとに整理します。

見学では、建物や作業の名前だけを見なくても大丈夫です。自分がそこで過ごす場面を、具体的に想像します。話す時間、活動する時間、休む時を分けて考えます。

例えば、人と話したいなら、交流の形を聞けます。作業をしたいなら、どんな活動があるかを聞けます。休む場所についても、聞きたいこととして書けます。

見学に持っていく確認メモ

B-GO!の確認メモ:活動・支援・通い方

  • どんな活動をしたいか

    交流・創作・作業のうち、関心のあること

  • どんな手助けがいるか

    説明の受け方・食事や移動・休み方

  • どうやって通いたいか

    行き帰りの道・付き添い・お金の心配

困る場面も、何を変えてほしいかと合わせて伝えます。「説明をまとめて聞くと、覚えにくい」などです。「紙に書いてほしい」と、受けたい助けも添えられます。

その場で返事ができない時のことも、質問にできます。「帰ってから考えて、連絡してもよいですか」。見学の前に、こうした聞き方をメモに残せます。

家族が付き添うなら、本人が話したい所を分けます。代わりに伝えてほしいことも、先に書いておけます。本人の言葉を、家族の説明で消さないためのメモです。

見た後は、よかった所と困りそうな所を別に残します。「活動は気になるが、行き帰りが心配」でもかまいません。全部を好きか嫌いかで、決め切らなくても大丈夫です。

B型の見学で聞く内容は、別の記事で扱います。B型の見学で聞くことへ進めます。ここでは、居場所を選ぶための希望を残しておきます。

障害者の居場所がない時、相談では何と伝えますか?

「日中に行ける場がない」と地域の窓口へ伝えます。

障害者の居場所がない時、相談では何と伝えますか?

最初から、制度の名前を使う文章にしなくて大丈夫です。「家にも外にも、落ち着ける所がありません」。「日中に通える場を、まだ決められません」。

その後に、今の希望を短く足します。「働くことより、人と会える場を探しています」。「作業も気になるので、B型との違いを知りたいです」。

外へ出る前に相談したいなら、その点も伝えます。「いきなり見学ではなく、まず相談をしたいです」。相談先に何を頼みたいかを、言葉にしておきます。

相談で使う・持ち帰るメモ

場所の名前より、今の困りごとから

伝えること

家と外で困っていること

したいこと・避けたいこと・いる手助け

持ち帰ること

候補の場と、次の相談先

担当の名前・連絡先・次に話す内容

本人の希望と、家族の心配は別の欄に残せます。

家族からは、相談する人を先に伝える方法があります。「家族として、本人の通い先を相談したいです」。本人の希望がまだわからない点も、分けて話せます。

話した後は、出てきた場の名前を書き残します。地活なのか、B型なのか、医療の窓口なのか。聞き慣れない名前は、制度の名前も添えてもらえます。

次に連絡する先は、担当の名前まで残しておきます。自分で連絡するのか、窓口がつなぐのかも質問にできます。相談の続きで話したいことも、同じ紙に書けます。

まだ候補を選べないなら、残る不安を言葉にします。人との距離、活動の内容、行き帰りの心配などです。選べない理由を、次に話す内容へ変えていけます。

居場所を探す入口は、働く場だけではありません。交流や創作の場も、介護や医療につながる場もあります。今の希望を分けて、地域の相談先へ持っていけます。

出典

  1. 障害者総合支援法|デジタル庁 e-Gov法令検索|2026年11月4日確認
  2. 障害福祉サービスの内容|厚生労働省|2026年11月4日確認
  3. 介護給付費等に係る支給決定事務等について|厚生労働省|2026年11月4日確認
  4. 障害者の利用者負担|厚生労働省|2026年11月4日確認
  5. 日常生活に要する費用の取扱いについて|厚生労働省|2026年11月4日確認
  6. 施設等通所者への交通費補助|横浜市|2026年11月4日確認
  7. 障害者施設通所交通費の助成|相模原市|2026年11月4日確認
  8. 藤沢市障がい者施設等通所交通費助成|藤沢市|2026年11月4日確認
  9. 障害児者施設通所交通費助成|茅ヶ崎市|2026年11月4日確認
  10. 障害福祉サービス等の利用状況について|厚生労働省・国保連データ|2026年11月4日確認
  11. 日中活動|横浜市|2026年11月4日確認
  12. 精神障害者生活支援センター|横浜市|2026年11月4日確認
  13. 地域活動支援センター|川崎市|2026年11月4日確認
  14. 相談支援事業|横浜市|2026年11月4日確認
  15. 見学からデイケア利用までの流れ|東京都立多摩総合精神保健福祉センター|2026年11月4日確認
  16. 障害福祉サービス・障害児通所支援等|相模原市|2026年11月4日確認
  17. 障害福祉サービスの利用手続きについて|横浜市|2026年11月4日確認
  18. 地域活動支援センターⅠ型|福岡市|2026年11月4日確認
  19. 障がいのある方の相談窓口|小牧市|2026年11月4日確認

編集方針:AIで下書きし、人が事実を確かめる。