昼間の過ごし方を考える

障害者の日中活動は、働く場だけではありません

障害者の日中活動は、働く場だけではありません

このページでいう日中活動は、昼間の過ごし方や、通う場などのことです。

働くこと以外に、暮らしや交流を支える場もあります。

福祉と医療では、使う仕組みが違います。

自分がしたいことと、手助けしてほしいことを分けて話せます。

相談する前のメモを見る

昼間をどう過ごすかは、働くことだけで決める物ではありません。家で休む時間もふくめて、いまの暮らしの中で、何をしたいかを考えます。ご飯を食べるときに手を借りたい、人と話すきっかけがほしい。そんな思いから、どの場へ話をしに行くかを整理できます。

日中活動は、どこで相談して始めますか?

藤沢市は障がい者支援課、横浜市は区の高齢・障害支援課などへ相談します。藤沢市の案内冊子と、横浜市の相談窓口・利用手続きも見られます。

日中活動は、どこで相談して始めますか?

神奈川県内のほかの市町村では、住んでいる市町村の障害福祉担当窓口へ相談できます。福祉を使う手続きは地域の窓口へ、精神科デイケアなどの治療は主治医などへ話します。

神奈川で、話す担当を分ける

福祉の申請と、治療を考える相談を分けます。
話したいこと窓口の例
藤沢で日中の場を探す福祉部障がい者支援課。市の案内冊子もある
横浜で福祉サービスを使う原則成人は区の高齢・障害支援課
精神科デイケアを考える主治医など、医療の相談先

藤沢市は、したいことから通う場を探せる冊子を出しています。冊子は、表にある市の窓口でももらえます。見て分からないことも、そこへ話して確かめられます。

横浜では、まず区の窓口に話せます。大人は原則として、表にある課が窓口です。子どもや一部の高校生、施設に入る人などは、別に担当を確かめます。

ほかの神奈川県内の市町村に住む人は、市町村の公式サイトで「障害福祉」や「相談支援」の案内を探せます。担当窓口で、日中に通える場を探したいと伝え、近くの相談支援事業所や利用手続きについて聞けます。

医療の相談は、主治医などと話します。何の支援がほしいかを、分けて伝えましょう。B型を始める流れは、利用手続きの案内へつなげられます。

これをやってみたいのですが、どこで聞けばよいですか?案内を見ながら、窓口でこう聞くこともできます。そこに載っていることと、希望した日に通えることは分けて聞きましょう。

通う前に、何をメモしておけばよいですか?

やりたいこと、してほしい手助け、通える時間を残します。

希望と条件、次に聞くことを残す

してみたいこと

昼間をどう過ごしたいか

受けたい手助け

どんなことで困るか

確かめること

通う方法、お金、相談相手

相談の前に、自分がしたいことと、手助けがいる場面を言葉にして残します。メモは、窓口や見学先で希望を伝えるときに使えます。聞いた返事や、まだ分からない所も分けて残せます。

  • どんなふうに昼間を過ごしてみたいか。
  • 通うときや食事などで、何を手伝ってほしいか。
  • 通える時間、方法、かかるお金はどうか。
  • 次にどの窓口で、何を聞くか。

見学で聞くことの案内も使えます。まずB型そのものを知りたい人は、B型の仕組みの案内へ進めます。

窓口で聞いたことは、だれに何を聞いたかも残します。見学に行ったら、実際に見たことと、聞いた話を分けて書きます。家に帰って気づいたことも、次に聞く欄へ足せます。同じ形でメモすると、あとから見比べやすくなります。

ここが分からないのですが、まずどの人に聞けばよいですか?と、その場で確かめることもできます。

障害者の日中活動には、どんな場がありますか?

働く場のほか、暮らしや人とのつながりを支える場もあります。

障害者の日中活動には、どんな場がありますか?

日中活動は、昼間を自分らしく過ごすためのことです。福祉や地域の支え、医療の場も、この地図には含めます。

昼の過ごし方を、役割から見る

昼間の過ごし方を、福祉サービス・地域の支援・医療の代表例と役割で比べます。
枠を分ける主な場の例支えること
福祉サービスB型/生活介護/自立訓練働く機会/介護/暮らしの練習
地域で行う支援地域活動支援センター/日中一時支援活動や交流/本人と家族の支え
医療精神科デイケア通いながら受ける治療や支援

ここでは、働くこと以外の、昼の過ごし方も考えます。暮らしの練習をしたり、人と交流したりする場もあります。医療として通う場も、この地図の中に入れています。

すぐに働くことだけを、目標にしなくてもかまいません。いま困ることと、してみたいことを分けて考えられます。

通う先を選ぶときは、どんな条件を確かめますか?

自分の希望と、各サービスの利用条件を確かめます。

したいことと、使う条件は別

自分が使える条件も見た?

はい

希望と条件を分けて相談

希望する活動と利用条件を照らす

いいえ

まず希望を整理する

困ること、してみたいことを話す

生活介護は日常の介護や活動を、B型は働く機会や作業の支えを担います。手助けの内容と使う条件を比べ、自分の希望や必要な支えに合う場を探します。

B型は、障害支援区分の認定を受けずに利用できます。利用には、住んでいる市町村への申請や支給決定などの手続きが必要です。生活介護とは、利用条件と必要な手続きを分けて確かめます。

障害者総合支援法の対象となる難病がある人も、障害福祉サービスの対象です。通う先を考えるときは、病名とあわせて、日々どこを手伝ってほしいかも話してみましょう。

例えば、すぐに働くより、まず外へ出て人と話してみたい。食事などで、手を借りたいこともある。どちらか一つの思いだけに決めず、困る場面を分けて話せます。してみたいことと、いま手伝ってほしいことを、別々にメモしてみましょう。

日中活動で、働いてみたいときはどうしますか?

B型など、働く機会を支えるサービスがあります。

日中活動で、働いてみたいときはどうしますか?

B型は、雇用契約を結ばずに通う支えです。就職のための準備などは、別の支えもあります。

働くための支えも、目的で違う

B型で作業をしたい場合と、会社への就職を目指す場合の支援を比べます。
働く希望の例支援の役割
B型で作業をしてみたい雇用契約を結ばず、作業などの機会を得る
会社への就職を目指したい就労移行支援などで、就職の準備をする

B型は、雇用契約を結んで働く形ではありません。作業の機会を得ながら、知識や力を育てる支えです。会社への就職を目指すための支えも、別にあります。

働く支援の種類は、就労支援の種類の案内で見られます。昼間の過ごし方を考えるときは、B型の作業の内容に加え、暮らしの練習や交流、休息との組み合わせも考えられます。

B型では、どんなことをしますか?

作業をしながら、教わったり、手助けを受けたりします。

工賃と利用料を分ける

作業で得た収入

事業に必要なお金を引く

工賃のもと

決まりにもとづいて払う

本人の工賃

額や通い方を別に確かめる

サービスを使うために払う利用料とは、別のお金です。

作業をするために必要なお金を、経費と呼びます。通う先は、作業で入ったお金から、その経費を引きます。残りに当たる分を、工賃として払います。

作業の中身や、通う方法は事業所ごとに違います。どんな作業をしたいかも、見学で話せます。額の見方は、B型の工賃の案内で確かめられます。

日中活動で、食事などの手助けも受けられますか?

はい。生活介護では、食事などを手伝ってもらえます。

日中活動で、食事などの手助けも受けられますか?

食事や入浴などを、手伝ってもらう支えです。手助けを受けながら、絵や物を作ることもあります。

介護と活動を、どちらも支える

本人

生活の介護

食事や入浴などの手助け

活動の場

絵や物を作ることも

相談する人

必要な支え方を考える

生活介護には、食事や入浴などの介護があります。絵や物を作るなどの活動も、支えの中にあります。作業があるかだけで、B型との違いを決めません。

食事で何を手伝ってほしいか、休むときに何がいるか。自分の暮らしの中の場面を伝えると、話しやすくなります。

ご飯を自分で食べるのがむずかしいとき、どこを手伝ってもらえるか。休みたいときは、どこで休めるか。こうした場面を話して、自分が受けたい手助けを確かめられます。

医療もいつも必要な人には、どんな場がありますか?

療養介護という、病院などで支えを受ける場があります。

生活介護と療養介護を分ける

日中の介護と活動を支える生活介護、医療機関で医療と介護を支える療養介護の役割を比べます。
場の名前国の説明の要点
生活介護主に昼間の介護と、創作や生産の活動
療養介護医療と常時介護を要する人へ、医療機関で支援

医療機関で、機能訓練や療養上の管理、看護、介護などを受けます。医師や窓口へ、いま受けている医療と、日常生活で手助けが必要な場面を具体的に話せます。

日中活動で、暮らしの練習もできますか?

はい。自立訓練は、暮らしの力などを支えます。

日中活動で、暮らしの練習もできますか?

体を動かすことや、暮らしを練習する支えです。何をいつまで行うかは、計画などで確かめます。

暮らしで困ることから、練習を考える

1

困る場面を話す

食事など、どこを手伝ってほしいか

2

目標を考える

どう暮らしてみたいか

3

計画を見直す

できたこと、まだ困ること

自立訓練は、暮らしの力や、体の機能などを支えます。生活訓練と機能訓練という種類があります。どう暮らしたいかや、いま困る場面から考えられます。

使う目的や期間も、計画で確かめます。ずっと同じことをするとは、決まっていません。できたことと、まだ手助けがいることを分けて話せます。

身の回りのことを、少しずつ自分でできるようにしたい。何から始めればよいかを、いっしょに考えてほしい。こんな希望も、計画を話すときの材料になります。

朝の支度に時間がかかります。食べたあとに、何から片づけるか迷います。こうした日々の場面を残すと、どこを手伝ってほしいかを話しやすくなります。家でしてみたことも、通う先の人に伝えながら、次の目標を考えられます。

食事などの練習は、どこでしますか?

生活訓練では、通う方法や訪問での支援があります。

練習する場面を分ける

通う日の場面

事業所へ通って、練習や相談をする。

訪問を受ける日の場面

自宅で、暮らしの練習などを支えてもらう。

通所と訪問のうち、受けられる方法や回数、支援内容を、事業所との相談で確かめます。

訪問による支援の実施状況は、事業所ごとに確かめます。自宅で練習したい場面も、相談のときに伝えられます。

暮らしの場で、どこが困るかを伝えましょう。毎日の中でしてみたいことも、話せます。受けられる方法を、通う先と確かめられます。

日中活動で、人と交流できる場はありますか?

はい。地域活動支援センターなどがあります。

日中活動で、人と交流できる場はありますか?

物を作ったり、人とつながったりする地域の場です。使い方は、市町村の案内で確かめます。

地域の場は、地域の案内へ進む

国の法律

活動や交流を支える役割

市町村の案内

対象や手続きなどを確かめる

横浜市の例

障害者地域作業所型という呼び名

B型とは、使う仕組みが別です。使えるかと、どこへ申しこむかを、市町村の案内で見ます。

横浜市には、障害者地域作業所型という呼び名があります。これは、地域の場の具体的な例です。申しこみ先や費用などは、住んでいる市町村の案内に沿って確かめます。

何かを作ってみたい、人と話すきっかけがほしい。こうした思いも、近くの窓口で話せます。いつ、どんなことがあるかは、地域の案内からも確かめられます。

地域のセンターは、どの市でも同じですか?

いいえ。使い方や、かかるお金は地域で違います。

横浜の作業所型は、地域の一例

横浜市の地域活動支援センター(障害者地域作業所型)の対象、手続き、相談先を整理します。
分けて見ること横浜市のこの型の説明
対象市内に住む、在宅の身体/知的障害のある人
手続き利用する事業所へ登録する
相談の入口区の福祉保健センター

横浜市のこの型は、市内に住む在宅の人を対象にしています。身体や知的の障害がある人が、登録した先へ通うという案内です。登録先で行う活動や、通える時間もあわせて確かめます。

使える人や申しこみ方、費用は、住んでいる地域の案内で確かめます。自分に合う場を探したいときは、希望する活動や必要な手助けを窓口に伝えられます。何があるか分からない、と話してもかまいません。

福祉の日中活動と、精神科デイケアは何が違いますか?

精神科デイケアは、通いながら受ける医療です。

福祉の日中活動と、精神科デイケアは何が違いますか?

医師などの職員と、通う目的も考える場です。この地図には、医療の場として入れています。

医療は、職員の連携で支える

本人

医師など

治療や通う目的を相談する

看護の職員

体調などの支え方を考える

福祉の職員

暮らしとのつながりも考える

病院などへ通って、治療や支えを受ける場です。人によって、取り組むことや、通う目的も違います。医療の場も、この地図に入れている例です。

通う目的や自分に合うかは、主治医などと話して考えます。いまの体調や治療の経過、通う負担を伝えましょう。B型も利用しているときは、通う日程や併用の手続きを、それぞれの担当者に確かめます。

どんなことをする場なのか、何のために通うのか。いま通う病院へ、聞きたいことをメモしておけます。分からない言葉は、自分だけで決めずに、医師などへ聞いてみましょう。

デイケアも、福祉の利用料と同じですか?

いいえ。医療のお金と、福祉の利用料は別です。

福祉と医療のお金を分ける

福祉サービスの利用料と、医療保険や自立支援医療で扱う医療費を、それぞれの制度で確かめます。
お金の枠確かめること
福祉の利用料サービスの利用料と実費を分ける
医療費保険や公費の支えの対象を確かめる
自立支援医療を使うとき認定/指定医療機関/受給者証への登録などの条件

自立支援医療(じりつしえんいりょう)という仕組みもあります。通院のお金を支える物です。使えると決まった人が、登録した指定の病院などで使います。

日中活動で、家族が休むための支援はありますか?

はい。日中一時支援は、本人と家族のための支えです。

日中活動で、家族が休むための支援はありますか?

昼間の場を用意し、本人と家族を支える仕組みです。どのように使うかは、市町村ごとに確かめます。

本人と家族を、同じ時間に支える

本人の過ごす時間

日中の活動の場で、支えを受ける。

家族の時間

休息や仕事などのための、一時的な支え。

使える内容は、市町村の決まりなどで違います。

本人が過ごす場を用意し、家族が仕事や休息に使う時間も支えます。どんなふうに使えるかは、市町村の決まりなどで違います。

日中一時支援を考えるときは、本人が安心して過ごせる環境や、必要な手助けを具体的に伝えましょう。藤沢市の案内では、使うための申しこみの書類も見られます。

家族が用事や仕事で、しばらくそばにいられないときもあります。どの時間に、どんな手助けがほしいかを、先に話せます。使う人がどんなふうに過ごすかも、一緒に確かめましょう。

家の人が用事をしている間に、安心して過ごせる場がほしい。例えば、そんな希望を窓口へ伝えられます。いつからいつまで、どんな手助けがいるかも話せます。本人がどんなふうに過ごしたいかも、一緒に聞いておきましょう。

毎日使えると、考えてよいですか?

いいえ。使える内容は、市町村の決定などで違います。

藤沢の類型と、希望を確かめる

市の紙の類型と希望は同じ?

はい

使える内容を確認する

希望する曜日や利用日数も確かめる

いいえ

変更の申請を確認する

藤沢市の窓口へ話す

藤沢市地域生活支援事業受給者証の類型と、希望する利用内容を照らす流れです。変更が必要なときは、市の窓口で申請方法を確かめます。

ここは、藤沢市の例です。市の紙に書かれた、使える支えの型を見ます。類型(るいけい)は、使い方を分けた呼び名のことです。

使いたい内容と紙の類型が合うかを、先に見ます。支給された類型を変えるときは、変更の申しこみが必要です。受給者証に書かれた内容を、希望する利用と照らして確かめます。

使いたい日数、利用する時間、費用などは、窓口や事業所へ具体的に聞きます。希望する日や、受けたい手助けを伝えて確かめます。

このメモは、いま開いている画面だけで使えます。ログインや自動保存はなく、入力は送信されません。残したい内容は、印刷するかコピーして保管できます。

相談する前のメモ

名前や病名など、個人の情報は書かないでください。入力を外へ送ることはありません。画面を閉じると残りません。

まだ答えがない欄は、空けたまま聞いてかまいません。必要なら、手元の紙にも残してください。

出典と確認日

  1. 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法・平成17年法律第123号)デジタル庁 e-Gov法令検索|確認:2026-10-18
  2. 障害福祉サービスについて(障害福祉サービスの内容)厚生労働省|確認:2026-10-18
  3. 周知用リーフレット『障害者総合支援法の対象となる難病が追加されます』(令和7年4月1日から適用)厚生労働省|令和7年4月1日から適用|確認:2026-10-18
  4. 障害者の就労支援対策の状況厚生労働省|確認:2026-10-18
  5. 地域活動支援センター(障害者地域作業所型)横浜市|最終更新日 2026-04-13|確認:2026-10-18
  6. 障害者の利用者負担厚生労働省|確認:2026-10-18
  7. 障害のある人に対する相談支援について厚生労働省|確認:2026-10-18
  8. 日中活動支援・就労支援藤沢市|2026-01-08|確認:2026-10-19
  9. 日中一時支援事業藤沢市|2026-09-01|確認:2026-10-19
  10. 自立支援医療(精神通院医療)横浜市|2026-10-07|確認:2026-10-19
  11. 良質かつ適切な精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針厚生労働省|確認:2026-10-19
  12. 障害福祉サービスの利用手続き横浜市|2025-11-13|確認:2026-10-19
  13. 地域生活支援事業厚生労働省|確認:2026-10-19
  14. 介護給付費等に係る支給決定事務等について(事務処理要領)最終改正 令和8年7月厚生労働省|確認:2026-10-18
  15. 指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準(平成18年厚生労働省令第171号)デジタル庁 e-Gov法令検索|確認:2026-10-18