就労移行支援のプログラムは何をする?生活・対人・仕事の訓練を知る

就労移行支援は、会社で働く力をつける障害福祉サービスです。
- 生活と対人関係から仕事の準備をします。
- 作業を試し、得意なことと必要な支えを探します。
- 本人の目標に合わせて計画を見直します。
「パソコンが苦手でも通えるのか」。
「人と話す訓練では、何をするのか」。
そんな疑問を、学ぶ内容から見ていきます。
講座の名前だけでは、中身は見えにくいものです。この記事では、課題と学ぶねらいをつなげます。自分が試したいことも、メモに残せます。
就労移行支援のプログラムでは何を学びますか?
作業や職場体験を通じ、働く力と仕事の探し方を学びます。

国の説明には、作業や職場体験が入っています。仕事を探す支援も、その中にあります。自分に合う職場を探すことも支援の役目です。
そのため、技能だけを学ぶ場ではありません。生活リズムや通勤も、働くための土台です。人との関わり方も、その土台に重なります。国リハの手引きも、この積み重ねを示します。
内容を見る時は、名前よりねらいを見ます。「作業」なら、何を確かめる課題なのか。「対人関係」なら、どの場面を扱うのか。自分の困りごとと結びつけて読む方法です。
学ぶ内容と、働く場面のつながり
B-GO!の早見表:講座名をねらいで読む
| 内容 | 確かめたいこと |
|---|---|
| 生活・通所 | 起きる、通う、休む流れ |
| 対人関係 | 指示を聞く、困った時に伝える |
| パソコン・作業 | 進めやすい手順と、ミスへの工夫 |
| 自己理解 | 得意なことと、いる支え |
| 実習・仕事探し | 仕事や職場が自分に合うか |
横浜市は、事業所内の作業と企業での実習を案内しています。適性に合う職場探しも、支援に入ります。就職した後の相談も、同じ案内にあります。
学ぶ内容は、本人の計画につなげて考えます。横浜市の基準では、本人の希望を聞き取ります。生活の様子や課題も見て、計画を作ります。計画の説明と、本人の同意も求めています。
まずは「できないこと」を広く並べなくて大丈夫です。「口頭の指示を忘れやすい」などと書きます。「朝の外出で疲れる」でもかまいません。取り組みたい場面を言葉にするためのメモです。
そのメモに、やってみたい仕事も足します。「入力の仕事に関心がある」などです。不安だけでなく、希望も並べておけます。計画を読む時にも、このメモを使えます。
就労移行支援の生活面のプログラムは何をしますか?
生活リズムを土台に、通うことや体調との付き合い方を学びます。

国リハの手引きは、生活リズムを土台に置きます。その上に通勤や人との関わりを重ねます。作業の力も、この土台と合わせて見ています。
生活面を見る時は、通所中だけにしぼりません。家を出る前に、どこで困っているのか。帰宅してから、どれほど疲れているのか。自分の生活を伝えるメモには、こう書けます。
「起きても、支度に取りかかれない」。
「電車が混むと、その後の作業がつらい」。
「帰宅すると、食事の支度ができない」。
こうした場面を、通所の様子と並べます。
通所の前後も、つなげて振り返る
生活面を伝えるためのメモ
家を出る前
起きる・食べる・支度する
通所・訓練
移動・作業・休憩の様子
帰宅した後
疲れ・家での過ごし方
通えたかどうかに加え、前後の負担もメモにします。
通勤そのものも、訓練の対象です。横浜市の基準には、通勤のための訓練があります。自分で職場へ通えるよう、支える決まりです。
川崎市も、生活リズムや体力の不安に触れています。体調管理やセルフケアを学ぶ機関の案内です。仕事の技能と、生活の課題を分けずに探せます。
見比べる時は、体調をどう伝えるかも書きます。口で伝えたいのか、紙に書きたいのか。疲れに気づく手がかりは何か。自分から伝えやすい方法を、相談の話題にできます。
通所の回数だけを目標にする前に、ねらいを言葉にします。「移動した後も、作業に取り組みたい」などです。何を支えてほしいかが、より具体になります。生活面の訓練を比べる時の、手がかりです。
就労移行支援の対人プログラムでは何をしますか?
職場でのやり取りを題材に、相談や伝え方を学びます。

対人関係の訓練を見る時は、場面を分けます。あいさつと、仕事の相談は別の場面です。指示を聞くことと、断ることも違います。「会話が苦手」だけでまとめずに考えられます。
公的な訓練の例に、SSTがあります。北海道障害者職業センターが内容を示しています。職場で起こる場面を想定する学びです。対応のしかたを考え、実際に試します。
これは、同センターの職業準備支援の例です。就労移行支援とは別の支援です。プログラムの中身を読む手がかりになります。移行支援では、自分の計画と合わせて見ます。
伝え方を、場面から考える
対人プログラムを読むための流れ
場面を決める
何に困った時のやり取りか
言い方を試す
相手に伝わる形を考える
振り返る
使えそうな言葉を残す
自分の課題を書くなら、場面から始めます。「指示が聞き取れず、作業が止まる」。
「仕事が終わっても、報告をためらう」。
こう書くと、試したい伝え方を考えやすくなります。
たとえば、相談の言葉をメモにできます。「ここまで終わりました」と伝える言葉です。「次の手順を教えてください」も候補です。自分が使いやすい言葉を、課題と結びつけます。
同センターは、チーム作業も案内しています。ほかの人と協力して、課題に取り組む内容です。自分も相手も尊重する伝え方も扱っています。
移行支援のプログラム表を読む時も、ここを見ます。話すことが中心なのか、共同の作業なのか。自分が困る場面を扱っているのか。学んだことを、作業で試せるかも比べる点です。
人前で話す不安は、そのまま相談の話題にできます。声で話す前に、文字で整理したいのか。相手と話す場面から始めたいのか。希望する進め方を、計画づくりで伝えます。
就労移行支援のパソコンや作業のプログラムは何のためですか?
技能と合わせて、仕事を進めやすい手順や支え方を探すためです。

国リハの手引きは、作業の手順や説明方法を見ます。何ができるかに加え、周りの支え方も見ます。自分に合う環境を探すことも、作業のねらいです。
パソコンの課題を比べる時も、同じ見方ができます。入力できるかだけで終えず、進め方を見ます。指示をどう受け取り、どう見直すか。課題の前後にある動きも、メモの項目です。
公的な支援で使う課題には、事務作業があります。OA作業や、品物を集める作業もあります。北海道障害者職業センターの案内にある例です。作業を通じ、得意不得意や対処法を整理します。
作業の出来と、進め方を分けて見る
B-GO!の比べ表:技能だけで終えない見方
| 見る所 | 出来について | 進め方について |
|---|---|---|
| 指示 | 内容が分かったか | 口頭と手順書のどちらがよいか |
| 作業 | どこまで進んだか | 止まった所で何がいるか |
| 見直し | 間違いに気づけたか | 見直す印や道具が使えるか |
国リハは、手順を見える形にする工夫も示します。確かめる項目を書き出す方法などです。作業の出来だけでなく、工夫も記録する見方です。
自分のメモなら、結果と工夫を並べて書けます。「入力の途中で、どこまで済んだか迷った」。
「終えた所に印をつけてみたい」。
次に試したいことまで、言葉にしておけます。
パソコンに慣れていない時は、入口も比べます。入力のしかたから学びたいのか。仕事で使う文書や表に取り組みたいのか。今できることと、やりたいことを分けて書きます。
得意な課題でも、疲れ方は別に記録できます。「作業は分かるが、続くと見落とす」などです。何を学ぶかと、どう取り組むかを並べます。自分に合う課題を考えるための材料になります。
就労移行支援の自己理解プログラムでは何を整理しますか?
得意不得意と、働きやすくする工夫や配慮を整理します。

自己理解は、苦手なことを並べるだけではありません。どんな手順なら取り組みやすいかも見ます。周りにどう伝えるとよいかも、整理する内容です。
たとえば、メモには場面と様子を分けて書けます。「説明を聞きながら書くと、話が抜ける」。
「文字の指示があると、後で読み直せる」。
苦手な場面と、助けになる物を並べる書き方です。
国リハの手引きは、作業環境にも目を向けます。周囲の対応や職場の配慮も、見ていく対象です。本人の力と、環境を合わせて考えています。
困る場面と、助かる工夫を組にする
B-GO!の確認メモ:自分の説明に残すこと
困る場面
何をしている時に、何が起きたか
試した工夫
手順書・印・説明の受け方など
残したい支え
自分で行うことと、周りに頼むこと
ストレスへの対処も、公的な訓練で扱われます。北海道障害者職業センターは講座を案内しています。ストレスの様子を知り、対処を考える内容です。睡眠や食生活について考える講座もあります。
プログラム表に「セルフケア」とあれば、中身を見ます。自分の変化に気づく話を扱うのか。作業中に使う対処法を考えるのか。今の困りごとと、つながる点を書いておけます。
「集中できない」だけでは、場面が見えにくいものです。「周りの声があると、指示を聞き落とす」。
このように、自分が経験した様子を書きます。相談で伝えたい内容を、具体にするためです。
得意なことも、同じ書き方で残せます。「見本がある作業は、進め方をつかみやすい」。
「終わりが分かる課題には、取りかかりやすい」。
自分の希望と合わせ、仕事探しの話題にできます。
振り返りで作る物も、比べる項目です。作業の記録を残せるか。配慮を言葉にする支援があるか。自分が持ち帰りたいメモの形も、考えておけます。
就労移行支援のプログラムは自分に合わせて変えられますか?
本人の希望や課題から計画を作り、様子に応じて見直します。

横浜市の基準では、面談をして計画を作ります。本人の力や、生活の様子も見ていきます。本人が望む生活と課題を、聞き取る決まりです。
計画は、事業所の予定表とは役目が違います。本人の目標や、支援の方針を記す書類です。説明を受け、文書で同意する決まりがあります。作った計画は、本人にも渡されます。
計画を読む時は、自分の希望がどこにあるかを見ます。「仕事を探したい」だけで終わっていないか。今取り組む課題は、何と書かれているか。自分の言葉とつなげて読むための見方です。
本人の希望を、計画と支援につなぐ
誰と、何を話すかの整理
本人の希望・困りごと
どんな仕事や生活を望むか
サービス管理責任者
計画を作り、見直す
事業所の職員
計画に沿う訓練や実習を支える
ハローワークなど
仕事探しで連携する
集団での活動が気になる時も、場面を分けて伝えます。大勢の前で話すことがつらいのか。作業中の相談で、声をかけにくいのか。苦手な場面と、希望する進め方を並べます。
「個別」と書かれていても、中身を読み分けます。面談なのか、自分の課題に取り組む時間なのか。職員と相談できる場面は、どこにあるのか。比べたい点を、メモに残しておけます。
国リハの手引きも、目標を話し合う流れを示します。面談で得た情報から、支援内容を選びます。取り組みを振り返り、計画の修正につなげます。
取り組んでから、困りごとが見えることもあります。その時の相談メモには、起きた場面を書きます。「課題が分からない」のか、「量がつらい」のか。変えてほしい点を、言葉にするためです。
自分の希望と、職員の見立ては分けて読めます。分からない言葉には、印をつけておけます。目標と課題がどうつながるかも、話し合う点です。計画を受け取った後も、読み返せる形にします。
就労移行支援のプログラムはどんな通い方で進めますか?
本人の計画に沿って進め、通所や訓練の様子を振り返ります。

通い方を見る時は、予定表と本人の計画を分けます。予定表には、その事業所が行う内容が並びます。本人の計画には、目標や支援の方針を記します。計画を作った後も、様子を見て見直します。
就労移行支援の標準利用期間は2年間です。国の2026年7月版の事務処理要領で確認できます。
この期間と、本人の課題の進め方は分けて読みます。生活を整える課題から考えたいのか。作業を試して、得意不得意を知りたいのか。今の目標を、計画の中で確かめる見方です。
今の進め方で、困ることはある?
通所と課題を振り返る分かれ道
目標と、今の様子を見比べる
場面を伝える
内容・量・支え方を話し合う
できたことを残す
次に試したい課題を考える
訓練の振り返りでは、通えたかも材料になります。そこに、作業中や帰宅後の様子を足して書けます。「通えたが、説明を聞く余裕がなかった」などです。本人の状況を、より細かく伝えるメモです。
また、就労移行支援には暫定支給決定があります。評価のための短い支給決定です。暫定の期間は、2か月以内です。2026年7月版の国の要領に書かれています。
見学や体験と、この支給決定は分けて考えます。事業所のプログラムを見る話なのか。市町村の支給決定に関する話なのか。案内を受け取る時は、何の手続きかを読み分けます。
通所の予定を相談する前には、生活の予定も書けます。通院や家での役目などです。訓練を続ける上で、伝えたい事情をまとめます。本人の生活も、計画を作る時に見る内容です。
予定を埋めることより、何を学ぶかを先に書きます。今の目標に合う課題は、どこにあるのか。振り返る場面は、どう設けるのか。この順で見ると、通うねらいを整理できます。
就労移行支援の実習プログラムは何のためですか?
仕事の内容と、自分に合う働き方や支え方を確かめるためです。

横浜市の案内では、企業での作業や実習を行います。自分に合う職場を探す支援もあります。事業所の中の訓練と、職場での経験がつながります。
実習を見る時は、できた作業だけで終えずに考えます。どんな指示なら分かりやすかったか。困った時に、誰へ伝えたか。仕事の進め方も、振り返る項目にできます。
国リハの手引きも、作業の状況と環境を見ています。本人に合う仕事を探すことがねらいです。周りの対応や配慮も、合わせて見ていきます。
作業の結果だけで、実習を終えない
実習の振り返りで、見方を広げる
技能だけを見る
できた作業・できなかった作業
環境も合わせて見る
指示・相談・手順・いる配慮
次の仕事探しへ、合う条件と支え方を持ち帰ります。
横浜市の基準は、計画に沿う実習を求めています。受け入れ先を確保する決まりがあります。仕事の希望や適性をふまえ、関係機関と連携します。
実習の前には、確かめたいことを言葉にできます。「文字の指示で、作業を進められるか」。
「分からない時に、相談できるか」。
関心のある仕事と、見たい場面を組にするメモです。
実習の後には、事実と希望を分けて書けます。「どんな説明があったか」は、経験したことです。「次は手順書も使いたい」は、試したいことです。分けて書くと、次に話す内容を整理できます。
通勤の様子も、振り返りに足せます。家を出る支度や、移動中の負担などです。作業に入る前から、帰宅するまでを書きます。職場だけでは見えない様子を、本人から伝えます。
川崎市も、職場実習の受け入れを案内しています。実際に共に働く機会として説明しています。実習で見たいことと、応募の話は分けて整理します。
就労移行支援の就職プログラムでは何を支えてもらえますか?
仕事探しや応募を支え、就職後の職場での相談にもつなげます。

厚生労働省は、求職活動への支援を示しています。適性に合う職場を探すことも、支援に入ります。就職後の職場への定着も、相談の対象です。
横浜市の基準にも、求職活動を支える決まりがあります。ハローワークでの求職登録などを支えます。本人の希望と適性に合う求人も、関係機関と探します。
就職の準備では、訓練の記録を読み返せます。得意な作業と、進めやすかった手順は何か。どんな場面で、周りの支えがいるか。応募先を考える時の、話題として並べられます。
訓練の記録を、仕事探しへつなぐ
就職の前後で、支援をつなげる見取り図
仕事を探す
希望と適性を、求人と照らす
応募する
自分の経験や配慮を整理する
働き始める
職場での困りごとを相談する
プログラム表に応募や面接の支援があれば、中身を見ます。書類を作る場面は、どう支えるのか。自分の経験を、どのように整理するのか。困った時に相談できる場面も、比べる点です。
自分の言葉で伝えたいことも、先に書いておけます。「この作業に関心がある」という希望です。「手順が文字であると助かる」という配慮もあります。希望と配慮を、別の項目にして整理します。
国リハの手引きでは、実習の様子を振り返ります。本人や家族の意向も確かめ、方向性を考えます。その上で、ハローワークの求職登録などにつなげます。
就職後の支え方も、選ぶ時に見る内容です。事業所と、どんな相談ができるのか。ほかの支援機関とは、どうつながるのか。困った時の連絡先を、持ち帰るメモに入れられます。
神奈川県は、就業と生活を共に支える機関を案内しています。障害者就業・生活支援センターなどです。仕事と、その暮らしに関する相談を扱います。
就職を目標にする時も、働き始めた後まで見渡します。職場で使いたい工夫は何か。相談を続けたい課題は何か。訓練で得たことを、その先へ持っていく視点です。
就労移行支援のプログラムは全国でどう探しますか?
住んでいる市区町村の障害福祉窓口から探せます。

自治体のサイトで事業所一覧を探します。「市区町村名 就労移行支援」で検索できます。通える範囲と学びたい内容を並べて比べます。以下は、自治体が出している案内の例です。
横浜市の就労移行支援のページには、事業所一覧があります。作業や実習など、支援の内容も読めます。まずは公的な一覧を、探す入口にできます。
手続きの相談先は、住んでいる区が基本です。横浜市は、区の高齢・障害支援課などを案内しています。事業所の中身を見る話と、申請の話を分けて整理します。
神奈川県は、県内の支援機関をまとめています。ハローワークや、地域就労援助センターなどです。神奈川障害者職業センターの案内もあります。それぞれが担う支援を、同じページで読めます。
神奈川の公的な入口を使い分ける
事業所探し・訓練の情報・地域の支え
横浜市
就労移行支援の案内
事業所一覧へ進む
川崎市
地域就労援助センター
通所訓練型の機関も見る
神奈川県
県内の支援機関案内
仕事と生活の相談先を知る
川崎市は、通所訓練型の支援機関も案内しています。生活リズムや体調への不安に触れています。ビジネスマナーやパソコンなどの訓練も挙げています。
同ページの担当は、障害者社会参加・就労支援課です。地域の就労支援に関する案内を読めます。申請する窓口と、情報を載せる担当課は分けて見ます。
探す時は、通える地域と学びたい内容を並べます。「近い所」だけでなく、取り組みたい課題も書きます。「生活面」「対人」「作業」などの言葉で十分です。候補を読む時の、同じ物差しにできます。
気になる事業所が見つかったら、計画とのつながりを見ます。自分の希望を、どう聞き取るのか。作業や実習を、どんな目標で行うのか。名前の多さより、支援の流れを比べる見方です。
県の案内には、就労継続支援も載っています。移行支援とは、支援の役目が違います。B型の内容は、就労継続支援B型とはにまとめています。
利用の条件は就労移行支援の対象者で読めます。費用は就労移行支援の利用料にまとめています。
就労移行支援のプログラムを選ぶ前に何をメモしますか?
自分の目標と、試したい課題、振り返り方を組にして書きます。

講座の数だけでは、自分に合うかを読み取りにくいものです。そこで、目標から内容を見るメモを作ります。学びたいことと、確かめたい場面を並べます。下の表は、そのための持ち帰りメモです。
まず、働く上で気になる場面を書きます。「指示を聞いた後、何から始めるか迷う」。
「作業が終わったことを、伝えにくい」。
自分が経験したことを、短い言葉で残します。
次に、試してみたい課題を並べます。「手順書を見ながら、作業を進めたい」。
「報告の言葉を考えて、作業中に使いたい」。
何を学びたいかを、場面に結びつける書き方です。
自分の目標から読む、持ち帰りメモ
B-GO!の確認メモ:見学や面談で使う形
| 書く項目 | 自分の言葉にする問い |
|---|---|
| 今の困りごと | 何をしている時、どこで困るか |
| やってみたいこと | どんな仕事や作業に関心があるか |
| 試したい課題 | どの手順や伝え方を試すか |
| いる支え | 何を自分で行い、何を頼みたいか |
| 振り返り方 | どの場面を、どんな記録で話すか |
振り返り方も、内容と合わせて比べます。作業の結果を、どう記録するのか。うまくいった工夫を、どう残すのか。本人の希望を、計画へどう戻すのかも見る点です。
横浜市の基準は、計画を本人へ渡すよう定めています。説明を受け、同意する流れもあります。計画を受け取ったら、このメモと照らして読めます。
国リハの手引きも、振り返りを計画につなげています。作業の力や、適応の様子などを見ます。支援のしかたが合うかも、見直す対象です。本人の努力だけに話をしぼらない見方です。
見学に持っていくなら、全部を埋めなくてもかまいません。まずは、気になる場面から書けます。まだ分からない所には、聞きたいことを書きます。分からないことを、そのまま話題にできます。
就労移行支援のプログラムは、仕事への準備です。生活、対人関係、作業、実習がつながります。自分の目標から、試したい内容を選んでいきます。
出典
- 障害者総合支援法施行規則|e-Gov法令検索
- 障害福祉サービスの内容|厚生労働省
- 障害者の就労支援対策の状況|厚生労働省
- 介護給付費等に係る支給決定事務等について|厚生労働省
- 就労移行支援事業|横浜市
- 指定障害福祉サービスの基準条例|横浜市
- 就労移行支援プログラム|国立障害者リハビリテーションセンター
- 職業準備支援のご案内|高齢・障害・求職者雇用支援機構
- 障害者の就労相談は|神奈川県
- 障害者地域就労援助センター|川崎市
- 障害福祉サービスの利用手続きについて|横浜市
