就労継続支援B型の診断書は必要?頼む前と、受け取った後の確認

診断書とは、医師が診たうえで、分かったことを書いて出すものです。
- まずは住む所で、どの紙が要るかを聞いてから、病院へ頼みましょう。
- 主治医には、使い道と、ふだんの暮らしで困ることを伝えます。
- 書くのは医師です。自分で診断を決めたり、重く見せたりしません。
B型の診断書は、だれでも必要ですか?
全員が診断書を出すとは限りません。

精神の障害では、その障害で受けている年金の証書なども使えます。
必要な紙は、障害を確かめる目的で分ける
精神の障害を確かめる場面ですか?
その障害による年金の証書なども確認の資料
市で自分に要る紙を聞く
障害の種類に合う確認の資料を聞く
身体・精神・難病等の条件を混ぜない
全員が診断書を出すとは限りません。身体の障害の確認と、精神の障害の確認を同じ条件にしません。
国は、精神の障害を、診断書だけで確かめるとしていません。手帳や、その障害による年金の証書などで確かめる道もあります。
対象となる難病では、病気があると分かる紙を持って申し込みます。これは難病の人の例で、だれもが同じ紙を出すという意味ではありません。
まず、自分は何を持っているかを並べてみましょう。病院へ頼む前に、今の紙で足りるかを、住む所の窓口で確かめます。
診断書があるだけで、B型を使えると決まるわけではありません。手帳なしで使う場合の全体は、別の記事で確かめられます。
B型の診断書は、区分を決める書類ですか?
B型だけなら、原則、障害支援区分を決めてもらわなくてかまいません。

ほかのサービスも使うなら、何に使う意見書かを分けて見ます。
障害支援区分とは、どのくらい介護の手助けが要るかを示すものです。
診断書と意見書は、使う目的が違う
障害を確かめる診断書
どの障害を、何の資料で確かめるかは市へ聞く
区分の認定に使う医師意見書
B型だけなら原則、障害支援区分の認定は不要
年金や手帳の診断書
用途が違う。B型に使う紙と同じと決めない
区分が要らない場合も、市町村の支給決定は必要です。ほかのサービスを一緒に使う場合は分けます。
国は、B型などは、区分を決めてもらわなくても使えると示しています。ただし、市町村でどのサービスを使うか決める手続きは要ります。
横浜市には、区分を決めるための医師意見書の案内があります。いつも診てもらっている医師がいれば、その人が書くと案内しています。
その用紙があるからといって、B型だけを使う人まで要るとは限りません。介護などのサービスも使うなら、どの手続きの紙かを分けて聞きます。
「B型の申請のためですか、区分を決めるためですか」と聞く例です。年金や手帳の用紙と、どれも同じだと決めつけないようにしましょう。
B型の診断書を頼む前に、どこへ相談しますか?
横浜市は、まず住んでいる区で話を聞き、そのあとで申し込む流れです。

何に使う紙かと、いつまでに出すかを、窓口でメモしておきましょう。
窓口で聞いたことを、病院へ伝える
本人
住む市
必要な紙・使い道・出す先を案内
医師
診たうえで、診断や記載を行う
病院窓口
依頼方法・料金・受け取りを案内
横浜市では、使いたいサービスを、住む区で先に話してから申し込みます。何を病院へ頼めばよいか分からないときも、先に窓口で確かめます。
川崎市でも、どうサービスを使うかを、住む区で話せます。藤沢市も、使う前に、市の担当の課へ話すよう案内しています。
「何に使う紙か、用紙はあるか、どこへ出すか」を聞くメモの例です。期限を言われたら、何の期限かも一緒に書いておきましょう。
申し込みの流れは、受給者証の記事へ分けています。ここでは、病院へ頼む前に、要る紙の名前をそろえるところまで見ます。
診断書は、決まった用紙を使いますか?
まず住むまちで、使う紙が決まっているかを聞きましょう。
その紙が決まっているなら、病院へ持っていき、頼みましょう。
自分の市の用紙か、頼む前に確かめる
使う目的
受給者証の申請か更新か
指定の紙
市で用紙の有無と名前を聞く
病院へ持参
指定があれば、その紙を添える
指定がなければ、どんな紙を頼むかを市と病院で確かめます。他市の作成例を、そのまま使いません。
稲沢市は作成例を案内しています。添付DOCの欄は未確認のため描いていません。
稲沢市は、手帳などがない人向けに、診断書を作る例を載せています。このように、自分の市で、どんな紙や案内があるかを見てみましょう。
その市の用紙を、ほかの市でもそのまま使えるとは決められません。自分の用途に合うかを、住んでいる所の窓口で確かめます。
「この紙を、こちらの病院で頼めますか」と伝える例です。用紙をまだ持っていなければ、どこで受け取るかも先に聞きましょう。
B型の診断書は、主治医に何を伝えますか?
使い道と、窓口で聞いたこと、いつもの暮らしで困ることを伝えます。

精神の障害を診断書で確かめるなら、原則、ふだん診る医師が書きます。
主治医とは、いつも診てもらっている医師のことです。
病院へ持っていく確認メモの例
使い道と紙の名前
市で聞いた目的と、必要な紙
出す先と期限
いつまでに出すか、聞いたことを書く
暮らしの困り事
起きたことを、そのまま短く書く
国の案内では、この場合、ふだん診てもらう医師が書くのが原則です。ICD-10コードなどで、精神の障害が分かる内容にする扱いです。
本人は、何のための紙かと、窓口から聞いたことを伝えます。いつ、どう困ったかを、実際にあったことから短くメモしておきましょう。
藤沢市では、サービスを新しく足す人は、だれに診てもらうかを示します。医師と病院の名前、病院の場所が分かるものを出すという案内です。
「B型のために、窓口でこの紙が要ると言われました」と伝える例です。今の困り事をメモして渡すことと、診断を自分で書くことは別です。
「B型に通える」と書いてもらえばよいですか?
いいえ、B型を使えるかを決めるのは、医師でなく市町村です。
通えると書くよう頼むのでなく、今どう困っているかを伝えましょう。
診断の中身を決めて頼むのではなく、事実を伝える
避けたい頼み方
通えると書いてほしい・重く見せてほしい
伝えること
使い道と、実際に困っていること
診断と記載は医師、市町村はサービスを使う決定
市町村は、どのように使いたいかの計画案も見て、使うサービスを決めます。医師が紙を書くだけで、使えると代わりに決めてもらうわけではありません。
医師法では、医師が自分で診ないまま、診断書を出してはいけません。診て分かったことを書くのは、医師のすることです。
「困っていることを、重く見えるよう書いて」と誘導するのはやめましょう。実際にはできることと、助けが要ることを、分けて伝えます。
この原則から、毎回、新しい対面の受診が要るとは決めません。診察の仕方や、どういう記載になるかを、本人や記事が代行はしません。
B型の診断書は、いくらかかりますか?
たとえば、久里浜医療センターは、頼む紙ごとに、かかるお金を示しています。

用途・市の用紙・病院の料金をつなぐ
使う目的
何の手続きに出す紙かを伝える
市の用紙
市が求める用紙を確かめる
病院の料金
その用紙に当たる文書料を聞く
たとえば、市で受け取った用紙を病院へ見せます。「この用紙の代金は、いくらで、いつ払いますか」と聞きましょう。
診断書を受け取るまで、何日かかりますか?
同センターは、作るのに通常2〜3週間かかると案内しています。
久里浜医療センターで頼む場合の案内
申し込む前
下の早見表で紙と依頼先を照合
同院の作成の目安
通常2〜3週間
受け取りへ
同院は出来上がりの連絡をしない
| 頼む紙・利用状況 | 依頼先と用意するもの |
|---|---|
| 普通診断書・紹介状 | 診察時に医師へ依頼します。 |
| 所定の様式がある紙・通院中 | 申込み用紙に記入し、所定様式を添えて医事課の窓口へ出します。 |
| 所定の様式がある紙・入院中 | 病棟の看護師へ依頼します。 |
たとえば、市へ出す日が決まっていれば、その日を病院へ伝えます。受け取りに行く前に、完成をどう確かめるかも聞いておきましょう。
B型の診断書は、更新のときも用意しますか?
長崎市は、その紙で精神の障害を確かめる人に、更新のたび出してもらいます。

住む所でも同じとは限らないので、次に何が要るかを確かめます。
更新とは、使える期間が終わったあとも使うため、あらためて申し込むことです。
長崎市の例を、ほかの市の全員へ広げません。
| どんな場合か | 確認すること |
|---|---|
| 長崎市で、診断書により精神の障害を確かめる人 | 更新のたびに診断書を出す扱いです。 |
| 別の資料で確認する人や、ほかの市に住む人 | 同じ条件とは決めず、自分に要る紙を聞きます。 |
出典:長崎市・障害福祉サービスの申請
診断書が必要かは、自分の市で用途と条件を確かめます。
長崎市が示すのは、医師が書くその紙で、精神の障害を確かめて申し込む人です。どんな障害か、どこに住むかにかかわらず、いつも出すという話ではありません。
国の案内でも、期間のあとも使うため、再び申請する流れがあります。市町村が続ける必要を認めると、あらためて決定されます。
使う証を更新することと、医師にもう一度紙を頼むことは、分けて見ます。前に何を出したかと、次に何を頼むかを、先に窓口で確かめましょう。
「前はこの紙で申し込みました。今度も新しい紙が要りますか」と聞く例です。年金や手帳の更新に使う期限を、そのまま写さないようにしましょう。
B型の診断書は、家族が受け取れますか?
久里浜では、代わりに受け取ってもらうなら、委任状を添えます。

頼んだ紙かと名前を見て、もし違っていたら、病院で伝えましょう。
委任状とは、代わりに頼みたいことを書いておく紙です。
受け取る人と、頼んだ紙を確かめる
だれが受け取るか
同院は家族等なら委任状が必要
名前と紙の種類
自分が頼んだ紙と合うかを見る
違いに気づいたら
病院へ伝え、医師の欄を自分で直さない
自分が頼む病院で、受け取る人に必要なものを先に確かめましょう。
受け取ったら、自分が頼んだ用紙かを見ます。名前が合っているかも確かめましょう。気になる所があっても、医師が書いた中身を、自分で書き換えません。
「出す先へは、この紙のまま渡しますか」と聞くのもメモの例です。控えを残してよいかも確かめ、用紙ごとの扱いに沿って出しましょう。
B型の診断書は、どの窓口へ相談できますか?
住んでいる市町村で、何の紙がいるかと、どこへ出すかを聞きます。

横浜と川崎なら住む区へ、藤沢なら市へ、困ったことを話せます。
窓口で聞いたことを病院へ持っていくメモにし、だれへ頼むかを確かめます。
神奈川の窓口から、病院へつなぐメモ
住む市町村で担当の課を確かめます。下の3市は、神奈川の窓口の例です。
| 市と課 | 窓口で確かめること |
|---|---|
| 横浜市 各区福祉保健センター 高齢・障害支援課 | 自分の用途と必要な紙 |
| 川崎市 各区役所 高齢・障害課 | 身体・知的は障害者支援係、精神は精神保健係 |
| 藤沢市 障がい者支援課 | 自分の申請で必要な紙 |
用途・紙の名前・出す先・聞いた期限をメモにして病院へ。
藤沢市の主治医名等の持参情報は、新たにサービスを追加する場合の案内です。新規のB型申請者全員へ広げません。
横浜市では、住む区で、サービスを使う前に相談する案内です。この区画の表にある名前を見て、自分が行く所を探せます。
川崎市では、どの障害の支援かによって係が分かれています。藤沢市でも、表にある担当課へ、使うための相談ができます。
「使い道、紙の名前、出す先、聞いた期限」を分けて書くメモの例です。病院で違う紙を頼まないよう、窓口で聞いたことをまとめて持っていきます。
出典一覧
版や更新日と、資料を読んだ日は別です。掲載版の日付を、数字が新しくなった日とはしません。
- 障害支援区分認定に係る医師意見書について横浜市/2026-06-01更新/確認 2026-10-19参照位置:医師意見書の位置付け/様式等
- 障害福祉サービスに関する申請書稲沢市/2022-07-07更新/確認 2026-10-19参照位置:16.診断書作成例・本文373〜375行
- 障害福祉サービスの申請長崎市/2026-08-01更新/確認 2026-10-19参照位置:対象者の表・精神障害者欄(226行)
- 診断書・各種証明書について国立病院機構 久里浜医療センター/公表/改定日の表示は確認できず。2026-10-19掲載案内を読取/確認 2026-10-19参照位置:普通診断書/所定様式/文書料(74〜124行)
- 医師法厚生労働省/厚労省法令DB掲載版・2026-10-19読取(版の適用日未特定)/確認 2026-10-19参照位置:第20条
- S001 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法・平成17年法律第123号)デジタル庁 e-Gov法令検索/2026-10-18 に取得した現行条文(施行日は確認していません)。第4条・第5条・第7条・第20条・第22条〜第24条・第28条・第29条・第76条の3・第77条・第97条を確認/確認 2026-10-18
- S012 周知用リーフレット『障害者総合支援法の対象となる難病が追加されます』(令和7年4月1日から適用)厚生労働省/令和7年4月1日から適用/確認 2026-10-18
- S044 介護給付費等に係る支給決定事務等について(事務処理要領)最終改正 令和8年7月2026年7月版。参照:3〜4・100・105・115・163〜165・167・247ページ以降。確認日:2026年11月7日。
- S047 障害福祉サービスの利用手続き横浜市/最終更新日 2025年11月13日/確認 2026-10-18
- S049 障害児支援利用計画・サービス等利用計画について川崎市/最終更新日 2025年1月30日/確認 2026-10-18
- S051 介護給付・訓練等給付のご案内藤沢市/更新日 2026年10月5日/確認 2026-10-18
[] 対象の難病の人は、障害者手帳を持っていなくても、必要と認められた障害福祉サービスを使えます。病気にかかっていることがわかる証明書(診断書など)を持って、住んでいる市区町村の窓口で申請します。S012/周知用リーフレット 1ページ(冒頭・手続き)/2025-04-01から適用のリーフレット
[] B型や就労選択支援などの訓練等給付(就労系・訓練系)のサービスは、障害支援区分の認定を受けなくても使えます。ただし市区町村の支給決定の手続きは必要です。区分が要るのは主に生活介護などの介護給付と、介護を伴うグループホームです。S012/周知用リーフレット 1ページ(手続き欄の括弧書き)/2025-04-01から適用のリーフレット
[] 市町村は、出された計画案も考えに入れて支給するかを決めます。支給するときはサービスの種類ごとに1か月あたりの量(支給量)を決め、「障害福祉サービス受給者証」を渡します。S001/第22条第6項〜第8項/e-Gov現行法令(2026-10-18取得)
[] 有効期間が終わった後も続けて使いたいときは、もう一度申請し、市町村が続ける必要があると認めれば改めて支給決定されます(これを「更新」と呼びます)。S044/p106-107/令和8年7月最終改正版(2026-10-18確認)
[] 身体障害の人を除き、支給決定に障害者手帳は必須ではありません。たとえば精神障害は、手帳のほか、障害年金の証書、自立支援医療(精神通院)の受給者証、医師の診断書などで確かめます。S044/p7-8(第2-Ⅰ-2)/令和8年7月最終改正版(2026-10-18確認)
[] 横浜市では、新しく障害福祉サービスを使いたいときは、必ず先に住んでいる区の福祉保健センター(18歳以上は高齢・障害支援課)に相談します。申請は窓口かオンラインで、窓口では支給申請書と利用者負担額減額・免除等申請書を出します。受給者証は18歳以上なら本人に発行されます。S047/(1)事前相談・(2)申請・(5)支給決定/最終更新 2025-11-13
[] 川崎市では、障害福祉サービスを使うには計画案を区役所に出します。計画案は原則として指定特定相談支援事業所が作りますが、本人・家族が作ることもでき、区役所や障害者相談支援センターなどから作成の手伝いを受けられます。窓口は各区役所の高齢・障害課(身体・知的は障害者支援係、精神は精神保健係)です。S049/本文(計画案・セルフプラン・問い合わせ先)/最終更新 2025-01-30
[] 藤沢市の窓口は障がい者支援課で、必ず事前に相談します。持ち物は手帳などの資格証、主治医が分かるもの(新しくサービスを足す人)、A型・B型を希望する人は年金証書などの写し、同意書です。相談支援専門員などがいない人はセルフプランを出します(様式は2026年6月に変更)。S051/「手続窓口」「持ち物」「提出書類」/更新日 2026-10-05
