制度・手続きを知る

就労継続支援B型は手帳なしでも使える? 書類と相談先

就労継続支援B型は手帳なしでも使える? 書類と相談先

執筆:B-GO! 編集部

障害者手帳がなくても、B型を利用できる場合があります。

この記事の要点

B型は手帳なしでも利用できる?

はい。手帳がなくても、条件を満たせばB型を使える場合があります。

B型は手帳なしでも利用できる?

市町村は、障害の状態を示す書類などで確認します。

さらに、B型の対象にあたるかや、必要な支えを確かめます。

手帳の有無だけで、利用が自動的に決まるわけではありません。

手帳だけでなく、何を見る?

B型の申請に必要な確認

手帳だけで

決まる?

確認すること

障害の状態と必要な支え

市町村が対象と支えを確かめる

出典:[資料9]・[資料7]

B型で精神の手帳がないとき、何を見せる?

精神の手帳以外に、年金証書や医師の診断書などで確認できます。

B型で精神の手帳がないとき、何を見せる?

国の要領には、精神の障害を理由に受ける年金の証書があります。

精神通院の自立支援医療受給者証や、主治医の診断書も例です。

確認方法はこれらに限られず、全部をそろえる決まりでもありません。

精神の障害を確認する書類

国の事務処理要領の例

精神障害の確認には、次の書類などを使います。

確認に使う書類
書類確認すること
年金証書精神障害を事由とする年金
受給者証自立支援医療の精神通院医療
診断書原則として主治医が記載

出典:[資料9]

B型で知的障害の手帳がないときは?

療育手帳がない場合も、市町村が必要に応じて確認を進めます。

国の要領は、知的障害者更生相談所に意見を求める方法を示します。

手帳がなくても、まず住むまちで相談できます。

療育手帳がないとき

知的障害の確認

療育手帳はある?

ある

手帳で確認

市町村が内容を見る

ない

専門の相談所

必要に応じ市町村が意見を聞く

出典:[資料9]

B型で身体障害の手帳がまだないときは?

国の要領は、身体障害者手帳で確認すると示しています。

まだ手帳がないときは、今の状況と手続きの進め方を市町村に伝えましょう。

精神障害や難病の確認方法とは分けて考えます。

身体の手帳がまだないとき

国の事務処理要領

  • 身体障害者手帳

    国の要領で示す確認書類

  • まだないとき

    市町村へ手続きの進め方を伝える

  • 必要な支え

    困っていることも整理する

出典:[資料9]

B型は難病でも手帳なしで相談できる?

対象となる難病などのある人は、手帳がなくても必要な支援を受けられます。

B型は難病でも手帳なしで相談できる?

国の案内では、対象の病気が分かる診断書などを持って申請します。

2025年4月の対象は376疾病です。[資料6](2025年4月)

医療費助成の対象とは別に、障害福祉の対象疾病を確かめます。

難病の相談は誰に伝える?

対象疾病とB型の相談

本人

市区町村

病気と状況を確認

医師

必要な診断書を相談

相談支援

必要な支えを整理

出典:[資料6]

B型は精神の手帳3級でも使える?

3級という等級だけで、B型の利用は決まりません。

B型は精神の手帳3級でも使える?

精神の手帳の等級は、障害の状態を判定するものです。

B型は、対象の条件や必要な支えを別に見ます。

今の働き方や、作業で困ることをまとめておきましょう。

横浜市は、50歳以上の人や障害基礎年金1級の人などを対象に挙げています。[資料7](2026年9月4日更新)

ここでいう1級は年金の等級で、精神の手帳の等級とは別です。

手帳の等級とB型を分ける

精神の手帳3級とB型の利用

何を表す?精神の手帳B型の利用
見ること精神の手帳
見ること精神障害の状態を示す等級
B型の利用
見ること対象条件と必要な支えを確認

確認する先

精神の手帳

手帳を交付する窓口

B型の利用

市町村の福祉窓口

利用は市町村が確認します。

出典:[資料11]・[資料7]・[資料9]

B型は精神の手帳2級だと利用は変わる?

2級の場合も、必要な支えとB型の対象条件を確認します。

精神の手帳の等級と、障害基礎年金の等級は別の制度です。

どちらの等級かを分けると、手続きで伝えやすくなります。

2級のときに分けて見る

精神の手帳とB型

  • 精神の手帳

    手帳の等級を確認

  • 障害年金

    年金の等級は別に確認

  • B型の利用

    対象条件と必要な支えを確認

出典:[資料11]・[資料7]・[資料9]

B型の申請で書類が手元にないときは?

まず、今あるものと、まだ手元にないものを分けます。

たとえば、精神障害を理由とする年金証書や、精神通院の受給者証です。

診断書が必要かは、本人の状態や市町村の手続きによって確かめます。

横浜市は障害福祉サービスのオンライン申請も案内しています。

書類が手元にないとき

利用の申請に向けた相談

本人

市区町村

今ある書類と状況を伝える

医師

必要な書類を相談

相談支援

困りごとを整理

出典:[資料8]・[資料9]

B型の手帳と受給者証は同じ?

いいえ。障害者手帳と、福祉サービスの受給者証は別です。

B型の手帳と受給者証は同じ?

手帳は、障害の状態を示すためのものです。

受給者証には、決まったサービスの種類や利用量などが記されます。[資料9]

手帳がなくても、利用のための支給決定を受ける場合があります。

手帳と受給者証は別

B型を利用するための書類

何を示す?障害者手帳受給者証
役割障害者手帳
役割障害の状態を示す
受給者証
役割サービスの種類や利用量を示す

目的

障害者手帳

障害の状態

受給者証

福祉サービスの利用

それぞれの書類を分けて確認します。

出典:[資料2]

B型の手帳について相談前にまとめることは?

手帳の有無、今ある書類、必要な支えをメモにまとめます。

全国では、住んでいる市町村が福祉サービスの申請窓口です。

横浜市は18歳以上なら原則、各区の高齢・障害支援課です。[資料12](2026年10月確認)

通いたい日数や作業で必要な支えも、伝えると話が進みやすくなります。

このメモは、いま開いている画面だけで使えます。ログインや自動保存はなく、入力は送信されません。残したい内容は、印刷するかコピーして保管できます。

相談前にまとめること

手帳なしでB型を相談

出典:[資料12]

参考資料

手帳がない時に、申請の相談と見学を分けて進める

手帳がないという情報だけで、結論を出せますか?

利用したいサービスと本人の状況を、住む市区町村の窓口へ説明して確認します。申請にどの資料を使うかは、自治体の案内で確かめます。手帳の有無だけから全ての手続きが同じになると考えないことが大切です。病気や生活、働く場面について、どの情報を整理して相談するかを窓口へ聞けます。

医療機関に何を確認すればよいですか?

どの制度の相談で、どのような資料が必要と言われたかを具体的に伝えます。診断や治療についての質問と、サービス申請のために必要な書類の話を分けられます。窓口の案内を持って相談すると、書類の種類を取り違えにくくなります。自分で書式や内容を決めず、提出先が求める資料を確認してから準備します。

事業所の見学は、何を聞けばよいですか?

希望する作業、通う時間や場所、必要な支援を具体的に聞けます。見学で受けた説明と、行政へ確認する利用条件を同じものとして扱わないようにします。受入状況については、現在の案内を確かめます。候補が見つかったことと、サービスの利用開始が決まったことを分けて整理すると、次の手続きが見えやすくなります。

家族や支援者が一緒に相談する場合は?

本人が話したいことと、周囲から伝えたい情報を分けておけます。予約や同席、資料の提出の方法は、それぞれの窓口の案内で確かめます。本人が説明しやすい方法を選び、分からない点を質問として残せます。どの情報を誰へ共有してよいかも相談すると、別の機関へ進む時に説明をつなげやすくなります。

相談した後に、何を確認しておきますか?

次に用意する資料、提出する先、見学や面談の予定、連絡を待つ内容を分けます。申請の相談をしたことだけで利用が決まったとは考えず、結果の案内やその後の流れを確認します。書類に不明な欄があれば、推測で埋めず提出先へ聞けます。本人の希望と確認した条件を残し、通う先の支援の相談にも使えます。

参考にした資料