働けない時は、どんな支えを使えますか?

働けない時の支えには、暮らしのお金や昼に過ごす場があります。
- お金のことと、昼の過ごし方を分けて考えます。
- 今困っていることを、話せる範囲で整理できます。
- 相談先と、次に聞くことを見つけます。
障害があり仕事できない時、どんな支えがある?
生活費の支えと、昼に過ごす場があります。困りごとを分けると、相談先を選びやすくなります。

家賃や食費などの支払いが不安なら、暮らしの相談を先に考えられます。昼の時間をどう過ごすかは、別の問いとして整理できます。
働けない時の支え
働けない時の暮らし
暮らしのお金
年金や生活保護
昼の過ごし方
介護や作業の場
相談先
暮らしの相談窓口
仕事できない時、まずどこに相談する?
暮らし全体の相談は、自立相談支援機関で受けています。困りごとを聞き、本人と一緒に支援の計画を考えます。[資料02]

相談するときは、今の収入や住まい、困っていることを話せます。何から話すか決まっていなくても、困りごとから一緒に整理できます。
暮らしの相談の進め方
働けない時の暮らし
困りごと
家賃や食費など
話す
自立相談支援機関へ
一緒に考える
必要な支えを整理
福祉サービスを使う時は、計画相談支援で利用計画を作る支えもあります。[資料7]
障害年金は、仕事できない時に使える?
病気やけがで生活や仕事が制限される時の年金です。障害基礎年金と障害厚生年金があります。[資料1・資料2]

障害年金の確認では、病気やけがで初めて診療を受けた日が重要です。加入していた年金や保険料、障害の状態などの条件があります。
年金を調べる手がかり
働けない時の暮らし
初診日
初めて受診した日
加入の状況
その時の年金
受給の条件
納付と障害の状態
初診日の前日までに納付などの要件を満たす必要があります。20歳前の年金未加入中が初診日なら、納付要件は不要です。[資料9]
関連記事:障害年金の詳しい条件
厚生年金の加入中に初診日がある場合は、障害厚生年金の対象になることがあります。[資料2]
障害年金の相談では何を用意する?
初めて医師にかかった日と、その時に入っていた年金が手がかりになります。請求先や必要な書類は日本年金機構の案内で確認できます。[資料3]

基礎年金の請求先は、原則として住んでいる市区町村です。初診日などによって提出先が異なる場合があります。[資料3]
年金の相談に向けたメモ
働けない時の暮らし
初診日
初めて受診した日
医療機関
受診先の名前
年金
加入の状況
生活保護は、仕事できない時に相談できる?
生活に必要なお金と収入を比べ、足りない分を支える制度です。資産や世帯の状況などを確認します。[資料4]

生活保護では、資産や他の制度などを踏まえます。世帯の収入と最低生活費を比べます。働いているかどうかだけで決まる仕組みではありません。[資料4]
生活保護のお金の考え方
働けない時の暮らし
最低生活費
世帯ごとの基準
収入
年金などを含む
比べる
足りない分を支える
相談
福祉事務所へ
生活保護の書類がなくても申請できる?
はい。必要な書類がそろっていなくても申請できます。[資料01] 相談や申請の窓口は、住んでいる地域の福祉事務所です。

住む所がない場合も、まず相談できます。申請後は、世帯や収入などを調べ、保護の要否が決まります。[資料01・資料4]
生活保護の申請
働けない時の暮らし
書類がそろっている?
はい
申請できる
いいえ
そろっていなくても申請できる
仕事できない時、昼に過ごす場はある?
昼の介護や活動の場、作業をする場などがあります。生活介護と就労継続支援B型は、受けられる支えが異なります。[資料5・資料6]

生活介護は、主に昼間の介護や活動を支えます。B型は作業の機会などを提供します。生活訓練では日常生活に関わる訓練や相談を受けられます。[資料5]
昼の場の違い
働けない時の暮らし
| 比べる | 生活介護 | B型 | 生活訓練 |
|---|---|---|---|
| 支えの内容 | 生活介護 支えの内容昼の介護や活動 | B型 支えの内容作業の機会 | 生活訓練 支えの内容生活上の訓練 |
それぞれの役割
生活介護
昼の介護や活動
B型
作業の機会
関連記事:B型の仕組み
B型ではどんなことを確かめる?
B型は雇用契約による就労が難しい人に、作業の機会などを提供するサービスです。[資料6] 通う時間や休む時の伝え方は事業所ごとに確認できます。

作業の種類や通う時間は候補を比べる材料です。今の体調や移動手段も含めて、自分に合う過ごし方を考えられます。
B型を考える時
働けない時の暮らし
決めつけない
病名だけで決めない
確かめる
通う時間や作業
自分の希望を話す
関連記事:見学で確かめること
神奈川で仕事できない時の相談先は?
横浜市では、各区の生活支援課生活支援係が生活保護の相談先です。[資料03] 住まいのある区の窓口を探せます。

横浜市以外では、住んでいる地域の福祉事務所が生活保護の相談先です。福祉事務所のない町村では、町村役場でも申請できます。[資料4]
横浜市での相談先
働けない時の暮らし
生活支援課 生活支援係
各区の窓口に相談できます。[出典:横浜市、2026年10月29日確認]
仕事を探す相談は、ハローワークでも受けています。障害者手帳がなくても利用できます。[資料8]
仕事できない時の相談で、何を伝える?
今困っていることから伝えられます。家賃や食費、体調、昼の過ごし方などを分けて書くと話しやすくなります。

たとえば「家賃の支払いが不安」「毎日は外に出られない」と伝えられます。本人が話しにくい時は、信頼できる人と一緒に整理する方法もあります。
相談前のメモ
働けない時の暮らし
家賃と食費
困っている支払い
体調
今の過ごし方
聞きたいこと
相談したい内容
働けないと感じるとき、生活と相談の順番を分ける
最初の相談で仕事を決める必要はありますか?
仕事の種類を決める前に、起床や食事、外出、通院、お金の心配など、現在困っていることを伝えられます。働きたい気持ちがある日と、考えること自体がつらい日があるなら、その違いも相談の材料です。相談したから直ちに通所や応募を始めると決める必要はありません。今の状態でできる連絡の方法と、次に話す予定から整理します。
家族に説明するとき、どんな情報が役立ちますか?
できていないことの一覧だけでなく、できる時間、疲れが残る場面、必要な手助けを具体的に伝えます。本人の希望と家族の希望が違うときは、別々の欄に書くと混同を避けられます。支援者に説明を頼む場合も、どの内容を家族へ伝えてよいかを先に決めます。家族だけで結論を出しにくいことは、地域の相談先へ持ち込みます。
相談先が違ったと言われたら、どうつなぎますか?
紹介された機関の名前だけでなく、担当する相談の種類と、連絡するときに伝える内容を確かめます。同じ説明を何度もする負担が大きい場合は、短い経過のメモを作り、共有してよい範囲を決めます。予約が必要か、本人以外から相談できるかも確認できます。仕事の話と生活上の支援を分けても、次の相談までの間に困ることは今の窓口へ伝えます。
出典
- 厚生労働省:生活保護を申請したい方へ(2026年10月27日確認)
- 厚生労働省:生活困窮者自立支援制度(2026年10月27日確認)
- 横浜市:生活保護について知りたいのですが(2026年10月27日確認)
- [資料1] 日本年金機構:障害年金の受給要件(2026年10月27日確認)
- [資料2] 日本年金機構:障害厚生年金の要件(2026年10月27日確認)
- [資料3] 日本年金機構:障害基礎年金の請求(2026年10月27日確認)
- [資料4] 厚生労働省:生活保護制度(2026年10月27日確認)
- [資料5] 厚生労働省:障害福祉サービスの内容(2026年10月27日確認)
- [資料6] e-Gov:障害者総合支援法施行規則(2026年10月27日確認)
- [資料7] 厚生労働省:相談支援(2026年10月27日確認)
- [資料8] ハローワーク:障害のある方へ(2026年10月27日確認)
- [資料9] 日本年金機構:障害基礎年金の受給要件(2026年10月29日確認)
