就労継続支援B型は視覚障害があっても使える?

就労継続支援B型は、働く機会を提供する福祉サービスです。
視覚障害があってもB型を利用できますか?
視覚障害があっても、B型の利用を検討できます。 就労経験のある人などは、就労選択支援を経ずに利用できる場合があります。

利用を決めるとき
明るさや文字の大きさ
作業内容と支援を確認
見え方は人によって違います。
作業の方法や通う道を、本人の希望と一緒に確かめます。
B型は、雇用契約を結ばずに働く機会を得る福祉サービスです。
制度の基本は B型とは で紹介します。
視覚障害のある人のB型の仕事は?
音声を文字にする仕事や、点字名刺の加工があります。

仕事の実例
音声を聞いて入力
名刺への点字加工
東京の事業所では、録音した会議を文字にしています。
埼玉のひかりの森は、点字名刺や入力作業を紹介しています。
作業の種類や、使える道具は事業所ごとに違います。
興味のある仕事と、必要な操作を体験で確かめられます。
視覚障害に合わせたB型の道具は?
音声読み上げや画面の拡大、点字の表示機器があります。

情報の受け取り方
画面を読み上げる
文字の大きさや色を調整
印刷物は、読み上げや拡大読書器で確認する方法があります。
画面の色や明るさ、文字の大きさも確認します。
音声で案内を聞く時は、周囲の音やイヤホンの使い方も大切です。
道具が使えるかだけでなく、操作を教わる方法も聞けます。
視覚障害のある人がB型で確認することは?
文字の大きさ、案内の方法、通路の安全を確認できます。

見学で使える確認メモ
音声・拡大・点字
通路・道具・声かけ
作業の説明を音声や文字データでも受け取れるか。
通路に荷物が置かれず、机や道具の位置が分かるか。
読み上げ機器や拡大機器を使い、実際の作業を試せるか。
困った時の声かけや休憩の取り方も確認します。
視覚障害がある人のB型への通い方は?
横浜市では、各区の社会福祉協議会に移動情報センターがあります。

神奈川から相談
区の移動情報センター
市区町村の障害福祉窓口
移動情報センターは、移動に関する制度や事業者を案内します。
同行援護や送迎の使い方は、住んでいる市区町村に相談します。
出発地、利用したい曜日、駅からの道を伝えると話が進みます。
通所に使える支援は、制度や自治体の条件で異なります。
視覚障害がある人のB型利用までの流れは?
新たにB型を使う人は、就労選択支援の対象となる場合があります。

相談から利用まで
希望と必要な配慮を伝える
支給決定を受けて利用へ
まず市区町村の障害福祉窓口に利用を相談します。
就労選択支援では、希望や作業の方法を一緒に整理します。
就労経験がある人など、経ずに利用できる場合もあります。
見学や体験を経て、支給決定と事業所との契約を進めます。
横浜市の就労選択支援は、本人の選択を支えるサービスです。
視覚障害がある人のB型の工賃は?
神奈川県のB型の平均工賃は月23,307円です。

工賃と利用料
事業所から工賃
利用料や交通費など
この数字は、2024年度の県内事業所の平均です。
実際の工賃は、事業所や作業、通う日数などで変わります。
食事や交通費など、別にかかる費用も確認します。
利用料は世帯の所得などに応じて市区町村が決めます。
視覚障害に合うB型の探し方は?
WAM NETでは、地域やサービスの種類から事業所を探せます。

探すときの相談先
希望と必要な配慮
候補と支援を確認
まず神奈川など、通える地域を選びます。
就労継続支援B型を選び、候補の情報を見ます。
視覚への配慮は、掲載情報だけで分からない場合があります。
電話や見学で、必要な道具と説明の受け方を伝えます。
国の事例には、複数の事業所を見学した例があります。
見え方に合わせて、作業の説明と環境を確認する
見え方の違いを、どう伝えればよいですか?
文字、色、形、明るさ、物の位置など、気になる場面を分けて話せます。見えるか見えないかの一言だけにまとめず、どの条件で分かりやすいかを具体的に伝えます。資料を大きくすると読みやすい場合や、説明を聞く方が分かりやすい場合も、その方法を相談できます。本人が普段使っている工夫を、体験で確かめたい条件として残せます。
作業の見本や手順は、何を確認しますか?
見本の大きさ、置く位置、色以外の目印、説明の順序などを聞けます。文字や図を見ることが難しい工程では、どのような説明や確認を受けられるかを相談できます。職員に分かりやすかった方法を伝え、実際の道具や材料で試すことが大切です。作業名だけで担当できると決めず、どの工程で支援が必要かを整理します。
通う道や建物の中では、どこを見ますか?
駅や停留所からの道、建物の入口、部屋の移動、休む場所までを分けて確認できます。初めての場所で説明してほしい点があれば、見学の前に伝えられます。職員の案内と本人が普段行っている移動の方法を合わせて相談します。健康や移動について専門的な確認が必要なことは、関係する支援者や医療機関の説明と分けて整理できます。
資料や連絡の受け取り方は、どう相談しますか?
印刷、文字の大きさ、説明を聞く方法など、本人が使いやすい形を伝えます。予定や変更をどの方法で知りたいかも、利用前に話せます。書類を受け取ったことと、内容を理解できたことを同じものとせず、分からない箇所を質問できます。本人が内容を確認できる方法を選ぶことが、支援計画の説明や日々の連絡にも役立ちます。
体験後は、どの支援を振り返りますか?
自分で進められた工程、説明が役立った工程、次に試したい工夫を分けて残します。作業の結果だけでなく、道具や資料の位置、照明、休憩なども具体的に話せます。分かりにくかったことを本人の努力だけの問題にせず、条件を変えて確かめられるか相談できます。本人の希望と体験した支援を、計画の話し合いへつなげられます。
事業所ごとの違いは、何で比べますか?
同じ作業でも、説明の方法、材料、道具、移動の環境は異なります。見え方への対応という案内だけで終わらず、自分が困る場面に沿って支援の中身を聞きます。候補ごとに同じ項目で記録すると、取り組みやすかった条件が見えやすくなります。まだ分からない点は、次の体験や相談で確かめる質問として残せます。
出典一覧
制度や支援の内容は、公的資料をもとにしています。
資料の読み方
国や自治体の資料
事業所が公開する実例
- [1] 厚生労働省・こども家庭庁:障害福祉の基本指針(2026年10月29日確認)
- [2] 厚生労働省:就労選択支援について(2026年10月29日確認)
- [4] 厚生労働省:令和6年度の工賃実績(2026年10月29日確認)
- [3] 横浜市:就労選択支援事業(2026年10月29日確認)
- [P1] JEED:視覚障害と支援機器(2026年10月29日確認)
- [P2] 厚生労働省:視覚障害のある人の就労選択支援事例(2026年10月29日確認)
- [P3] 横浜市:移動に困難を抱える人の相談窓口(2026年10月29日確認)
- [P4] WAM NET:障害福祉サービス事業所検索(2026年10月29日確認)
- [P5] 厚生労働省:就労継続支援事業利用者の労働者性(2026年10月29日確認)
- [P6] JEED:視覚障害者の職場定着推進マニュアル(2026年10月29日確認)
- [E1] 日本視覚障害者職能開発センター:就労継続支援B型(2026年10月29日確認)
- [E2] 視覚障がい者支援協会:ひかりの森(2026年10月29日確認)
