就労継続支援B型の施設外就労では、どこでだれと働く?

就労継続支援B型の施設外就労では、どこでだれと働く?

施設外就労とは、B型のスタッフと会社などへ行き、仕事をする支援です。

  • どこで、だれと、何をするのかを、はじめに確かめます。
  • 工賃の分け方と、行き帰りにかかるお金を分けて見ます。
  • やってみたいことや不安なことを、自分の言葉で伝えます。

就労継続支援B型の施設外就労は、どんな支援ですか?

B型が仕事を受けた先へ、スタッフと出かけるサポートです。

就労継続支援B型の施設外就労は、どんな支援ですか?

いつもの所を離れて、だれとどこで働くのかを、はじめに見ていきます。

仕事の場所が変わっても、B型の支えが続く

いつもの場所

事業所の中

B型のスタッフと作業

施設外就労

仕事先の現場

B型のスタッフと出かけて作業

B型から受ける支援教わる・相談する・工賃を受け取る

会社などへ出かけても、通う先はB型の事業所です。外でどんな仕事をするかを、スタッフと話してから始めます。

B型は、雇用契約を結ばずに仕事をする場です。いつもの所と外の仕事で、自分への助けがどう変わるかも聞いてみましょう。

B型の施設外就労では、どんな場所へ行きますか?

B型が仕事を受けた会社の現場や、農家の畑などへ行きます。

B型の施設外就労では、どんな場所へ行きますか?

通う所ごとに行き先が違うので、どこで何をするのかを、まず見ます。

行き先と作業を、ひと組で確かめる

公的資料にある場所と、聞いておくこと
行き先その場で確かめること
会社の現場受けた仕事の中身
使う機械や道具、音、通り道
農家の畑農作業の中身
土の上を歩く道、暑さ、休む場所

国のQ&Aは、会社の仕事が実際に行われている場所かも見ています。見学では、行き先の名前と、そこで頼まれている作業を確かめます。

国の資料には、スタッフと農家へ行き、農作業をする形が出ています。畑のどこを歩き、作業中はどこで教わるのかも聞いておきます。

B型の施設外就労と、実習などの施設外支援はどう違いますか?

施設外就労は、仕事を引き受けて行う点が違います。

施設外支援は、たとえば会社での実習や、仕事探しなどを支える枠です。

どちらのサポートを受けるのかを、スタッフと話してから出かけます。

施設外就労と施設外支援を、仕事の中身で分ける

施設外就労

引き受けた作業

B型が受けた仕事を、スタッフと現場で行う

施設外支援

実習や仕事探し

会社での実習などに向けたサポートを受ける

予定に「施設外」とあれば、何をするかを聞きましょう。仕事を受けてするのか、実習なのかを分けます。出かける目的が分かると、準備することも話しやすくなります。

B型の施設外就労では、どんな仕事をしますか?

公的な資料には、農家の畑でする作業や、草刈りなどの例があります。

B型の施設外就労では、どんな仕事をしますか?

使う道具や、立っている時間、トイレまでの道も聞いておきます。

作業のやり方を、場面ごとに聞いてみよう

聞くこと

道具

何を使い、どう教わるか

聞くこと

体の動き

立つ・座る・持つ作業の長さ

聞くこと

仕事の場所

音、暑さ、足もとの状態

聞くこと

休む場所

トイレと休憩する所までの道

たとえば、外で立ってする作業なら、立つ時間と休める所を聞きます。道具を使うのが初めてなら、どんな順で教わるかも伝えておきましょう。

同じ畑でも、運ぶ物や歩く道は、作業する日に確かめたいことです。雨の日や暑い日に、どう過ごすかもスタッフと話します。

B型の施設外就労で、仕事を教えてくれるのはだれですか?

作業を教えるのは、一緒に行くB型のスタッフです。

B型の施設外就労で、仕事を教えてくれるのはだれですか?

分からないときは、そばのスタッフに、どう声をかけるかも聞いておきます。

仕事を教わる相手と、仕事先の担当を分ける

本人

作業をする

分からないことや困ったことを伝える

教わる・相談する↕

同行するB型のスタッフ

作業を教え、手助けする

本人の様子を見て、仕事の進め方を支える

作業の内容などを調整↕

仕事先の担当者

B型と仕事の話をする

作業に必要なことを、B型のスタッフと確認する

国の通知では、B型が受けた仕事を、スタッフがそばで教えます。そばのスタッフは、自分の様子を見ながら、仕事先とも話をつなぎます。

たとえば、教わったやり方が分からなくなったら、だれに声をかけるかを先に聞きます。聞き返しやすい伝え方も、一緒に考えておきましょう。

B型の施設外就労でも、工賃を受け取れますか?

はい。B型の事業所から、作業に応じた工賃を受け取ります。

B型の施設外就労でも、工賃を受け取れますか?

仕事で得たお金から必要な費用を引く仕組みと、自分への分け方を見ます。

仕事の代金から、自分の工賃までを分けて見る

仕事先から

作業の代金

仕事先がB型の事業所へ払う

↓

B型の事業所で

必要な費用を差し引く

作業で得たお金と経費を分ける

↓

本人へ

工賃を払う

自分への分け方と支払日を確かめる

B型の工賃は、作業で得たお金から、必要な経費を引いた分がもとです。仕事先から事業所に入る代金と、自分が受け取る工賃を分けて見ます。

国の決まりでは、B型は毎年、目標の工賃と、前の年度に払った工賃の平均の額を、利用者に知らせます。新潟県は、明細を渡すだけで、この2つを知らせていない事業所に注意しています。自分はどの分をいつもらうか、明細も見て確かめましょう。

外へ行く前に、どの作業の分が、いつ支払われるかを聞いてみましょう。工賃の全体の仕組みは、下の記事でも確かめられます。

B型の施設外就労の送迎や交通費は、どう確かめますか?

どこで集まり、どう行って帰るのかを、スタッフに聞いておきます。

B型の施設外就労の送迎や交通費は、どう確かめますか?

我孫子市の助成では、自宅から仕事先へ直接通う場合は対象から外れます。

通う経路ごとに、移動とお金を聞く

事業所で集まる日

自宅→B型→仕事先

集まる場所・出発と帰り・送迎・払う人

仕事先へ直接行く日

自宅→仕事先

行き方・交通費・市の助成の対象

我孫子市の通所費助成

自宅等から施設外就労先へ直接通う場合は、対象外です。

事業所で集まるか、仕事先へ直接行くかで、通る道が変わります。帰るときの集まる場所や、途中で帰りたくなったときの連絡先も聞きます。

市の助成を調べるときは、どこからどこへ通うかを伝えましょう。

B型の施設外就労へ行く日は、どんな流れになりますか?

行き帰りと、仕事をする時間を分け、スケジュールを見ます。

B型の施設外就労へ行く日は、どんな流れになりますか?

たとえば、集まってから出かける日は、お弁当を食べるスペースも聞いておきます。

集合から帰るまでを、先に並べて聞く

  1. 1

    集合と移動

    何を持ち、どこで会い、どう向かうか

  2. 2

    作業と休憩

    何をし、疲れたらどこで休むか

  3. 3

    食事とトイレ

    どこを使い、何を持っていくか

  4. 4

    帰り

    どこから帰り、何時ごろ着くか

山口県のサイトにある手引きも、始める前に、行き帰りの時間や食事の用意を考えておくよう、事業所にすすめています。トイレへ行く道と、休める所の使い方も先に聞いておきます。

たとえば、お弁当を持っていく日なら、どこに置き、どこで食べるかを聞きます。帰る時間が気になるときは、家に着くまでの道も並べて考えます。

B型の施設外就労に不安があるときは、どう伝えますか?

仕事の場所や、できそうなこと、不安なことを、B型のスタッフと話します。

B型の施設外就労に不安があるときは、どう伝えますか?

国の決まりでも、サポートを考えるときは、自分がどうしたいかを確かめます。

自分の希望を、支援の計画につなぐ

1

自分で整理

やってみたいこと

場所や作業で気になることも書く

↓
2

スタッフと話す

仕事と助けの中身

分かるまで説明を聞く

↓
3

計画へつなぐ

自分の希望と必要な助け

一緒に考えた内容を確かめる

国の決まりでも、自分がどうしたいかを聞いて、助けを考えます。仕事の内容だけでなく、何を手伝ってほしいかも話しましょう。

たとえば、大きな音が気になるなら、いつどこで困るかを伝えます。やってみたい作業と、助けがあればできそうな作業を分けます。どうすればできそうか、一緒に考えましょう。

B型の施設外就労で、疲れたり困ったりしたらどうしますか?

一緒に行くスタッフへ伝え、休めるスペースや、助けを呼ぶ方法を聞きます。

B型の施設外就労で、疲れたり困ったりしたらどうしますか?

国は、急なことにも対応できることや、必要な計画の見直しを求めています。

今の困り事と、これからの希望を分けて伝える

今の困り事と、これからの希望

今の相談

同行するスタッフへ

今つらいことと、休みたいことを伝える

これからの相談

B型のスタッフへ

続け方を話したい

場所・時間・作業で変えたいことを話す

先に聞いておく休憩場所・連絡する相手・助けを呼ぶ方法

国の通知は、急なことに対応できるようにすることを求めています。仕事先で、だれに声をかけ、どう連絡するかを先に確かめます。

続ける中で気になることが出たら、その日の作業や、どう困ったかを残します。必要なときは、どう働きたいかと、助けの内容を考え直します。

B型の施設外就労を考えたら、通うB型で何を聞けばよいですか?

通うB型で、行き先、教えるスタッフ、お金、行き帰りをまとめて聞きます。

B型の施設外就労を考えたら、通うB型で何を聞けばよいですか?

市の助成を使いたいときは、住むまちの障害福祉の窓口へ、通う道を伝えます。

行く前に、聞いた返事をひとつのメモへ

見学や相談で持ち帰ること
確かめること聞いた返事
行き先と仕事場所の名前、作業、使う道具
同行する人教えるスタッフ、困ったときの相手
工賃分け方、支払日、明細
行き帰り集まる場所、送迎、交通費を払う人
自分の希望やってみたいこと、心配なこと
返事の日だれに、いつ聞いたか

市の助成を調べるとき

住む市の障害福祉担当へ、通う経路を伝えます。我孫子市では、健康福祉部障害者支援課が窓口です。

行き先の名前だけでなく、教える人や、行き帰りの方法まで一緒に聞きます。まだ返事を聞いていないところは、次にだれへ聞くかを書いておきましょう。

住む地域が変わっても、同じ項目で話を整理できます。市の助成を使いたいときは、住む所の条件と、自分の通る道を確かめます。

施設の外で働く日の、移動と支援を確かめる

外の作業先では何をしますか?

清掃、仕分け、組立などの作業を、担当する工程まで分けて聞きます。作業先の人から受ける指示と、事業所の職員に相談する内容も確認します。集合場所、移動の方法、開始と終了の時間を一日の流れで見ます。施設内でできる作業と同じ負担になるとは考えず、現場の条件を確かめます。

困ったときに誰へ伝えますか?

作業のやり直し、体調、休憩、人とのやり取りなど、場面別に相談する相手を聞きます。職員と離れる時間がある場合は、連絡の方法も確認します。道具の使い方や危険な場所の説明を、作業の前に受けます。自分で判断しない工程と、確認してから進める工程を分けられることが大切です。

体験後は何を比べますか?

作業だけでなく、移動、待ち時間、昼食、トイレ、帰宅後の疲れを振り返ります。工賃の計算や費用も、外で作業する日の扱いを具体的に確認します。続けたいことと調整したいことを別に残します。次の作業先や曜日では条件が変わる場合もあるため、予定を確認し直します。

  1. 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法・平成17年法律第123号)
    厚生労働省法令等データベース(現行の条文)
    参照位置:第2条第1項第2号・第42条/確認2026-10-27
  2. 指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準(平成18年厚生労働省令第171号・略称「指定基準」)
    厚生労働省法令等データベース(現行の条文)
    参照位置:第201条(工賃の支払など)・第202条で準用する第58条(個別支援計画)/確認2026-10-27
  3. 障害者の就労支援対策の状況
    厚生労働省(令和8年3月の追記を含む版)
    参照位置:B型の説明/確認2026-10-27
  4. 就労移行支援事業、就労継続支援事業(A型、B型)における留意事項について(平成19年4月2日障障発第0402001号、最終改正 令和7年3月31日障障発0331第2号)
    厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課長通知(仙台市のサイトに全文掲載)
    参照位置:第二の2の(1)施設外支援・(2)施設外就労(PDF30〜34ページ)/確認2026-10-27
  5. 令和6年度報酬改定Q&A VOL.8
    厚生労働省/2025-03-31
    参照位置:問1・PDF2〜4頁/確認2026-10-27
  6. 施設外就労の留意事項
    仙台市 障害福祉サービス指導課/令和6年度第2回集団指導・2024-03-29改正通知を引用
    参照位置:PDF3・5・13〜15頁/確認2026-10-27
  7. 運営指導における主な指摘内容
    新潟県 国保・福祉指導課/令和7年度・2025年11月27日/12月3日
    参照位置:13ページ「(7) 賃金及び工賃、施設外支援・就労等」/確認2026-10-27
  8. 施設外就労を始めるにあたって
    山口県共同受発注情報提供体制構築業務 企業就労ワーキンググループ監修(山口県のサイトに掲載)/2025年12月
    参照位置:1・2・3・6・7ページ/確認2026-10-27
  9. 農福連携ガイドブック
    農林水産省等/2025年2月
    参照位置:8ページ「農作業の請負(施設外就労)について」/確認2026-10-27
  10. 障害者施設等通所費用助成
    我孫子市 健康福祉部障害者支援課/2025-07-17更新
    参照位置:対象者・申請について・問い合わせ/確認2026-10-27