てんかんのある人がB型を利用する前に確かめたいこと

就労継続支援B型は、雇用契約を結ばずに働く機会などを受ける福祉サービスです。
- 利用の相談では本人の希望を大切にします。
- 発作への対応は、主治医の指示を確認して共有します。
- 作業の安全や服薬の時間を事業所と話し合います。
就労継続支援B型|てんかんがあっても利用できる?
てんかんのある人も、状況に応じてB型の利用を相談できます。診断名だけで利用先を決めるのではなく、本人の希望や必要な支援を確認します。横浜市は、一定の要件に当てはまる人を対象としています。各区の福祉保健センターが窓口です。B型は雇用契約を結ばないサービスです。[1・2]

利用までの流れ
本人の希望を起点に
希望
働き方を整理
相談
住む自治体へ
決定
条件を確認
出典:1・2
就労継続支援B型|事業所には何を伝える?
本人が共有したい範囲を決め、必要な配慮を伝えます。たとえば発作の様子、発作後に休む場所、連絡先です。就労の資料では、発作時の対応や必要な配慮を整理しています。[4・5]

伝える内容を整理
本人が共有範囲を決める
発作
いつもの様子
対応
主治医に確認したこと
連絡
家族や医療機関
出典:4・5
就労継続支援B型|発作が起きた時は?
まず周りの危険な物を離し、安全を確保して応援を呼びます。身体を押さえつけたり、口の中に物を入れたりしません。発作の種類や本人の状態に応じて対応は異なります。事前に主治医と確認した対応を共有します。[5・6]

日頃の準備から発作時へ
安全を確保して対応
普段の準備
指示と連絡先
発作が起きたら
周囲の安全を確保
押さえつけない
出典:5・6
就労継続支援B型|救急車を呼ぶ目安は?
初めての発作や、けいれんが5分以上続く時は119番します。意識が戻らず次のけいれんが起きた時も、救急車を呼びます。大けがや、発作後に呼吸が苦しい時も急いで助けを呼びます。発作の開始時刻を記録し、事前に確認した対応も伝えます。[7・11]

救急に備える
発作が続くときの目安
開始時刻を記録
発作の時刻を確認
5分以上続く
けいれんが続く
119番
意識が戻らず反復・大けがも
出典:7・11
就労継続支援B型|発作の時の対応メモは?
本人の同意を得て、発作の様子と医師に確認した対応を書きます。救急の目安、連絡先、休む場所も書きます。メモを誰に見せるかも本人と決めます。記載内容は状況が変わった時に見直します。[4・5]

対応メモを作る
本人の同意を得て共有
様子
普段の発作と経過
対応
医師と確認した内容
連絡
家族・主治医・119
出典:4・5
就労継続支援B型|作業中の薬はどうする?
服薬時間と保管方法、必要な支援を本人と事業所で相談します。薬の変更や飲み忘れ時の対応は主治医や薬剤師に確認します。通院や薬を飲む時間も、予定に入れておきます。[5・8]

服薬を支える人
本人の希望に合わせる
本人
主治医
服薬方法を確認
事業所
時間や場所を相談
担当者
必要な連絡を共有
支援者
本人の希望を尊重
出典:5・8
就労継続支援B型|機械や火のある作業は?
機械、火、高い場所などの危険を、作業ごとに確認します。たとえば機械の安全装置や、熱い物の運搬経路を見ます。発作の状況を踏まえ、主治医の助言を得ます。事業所と安全な方法を考えます。

作業を安全にする
本人の状況で考える
機械
安全装置を確認
火
熱い物の扱いを確認
高所
転落の危険を確認
出典:8
就労継続支援B型|発作後はどう過ごす?
発作後に休む場所と、誰が付き添うかを事前に決めておきます。発作後の体調や回復には個人差があります。本人が希望する支援と主治医の指示を共有し、必要な連絡を取ります。

休むための確認
本人の希望を先に聞く
休む場所は決まっている?
静かな場所
担当者と確認
決まっていない
事前に一緒に探す
出典:5
就労継続支援B型|神奈川で相談するには?
B型の利用は、住む市区町村の障害福祉の窓口に相談できます。横浜市では各区福祉保健センターが窓口です。神奈川県の支援拠点は聖マリアンナ医科大学病院です。専門的な相談支援を案内しています。[1・9]

相談先を分けて考える
利用と医療をそれぞれ確認
B型の利用
市区町村の障害福祉窓口
医療の相談
主治医や支援拠点
伝える内容
本人の希望と必要な配慮
出典:1・9
就労継続支援B型|B型の利用までの流れは?
横浜市では、対象条件を確かめて利用を申し込みます。見学では作業や安全の備えを見ます。一定の要件に当てはまらない人は、就労選択支援などの評価が必要です。[1・10]

利用前に確認
本人の希望を軸に
見学
作業と安全を見る
相談
自治体に手続きを聞く
申請
必要な評価と支給決定
出典:1・10
てんかんのある人が、通所と連絡の条件を確認する
事業所へ、どのような情報を伝えますか?
本人が普段困っている場面と、通所の際に必要となる支援を分けて整理します。健康上の対応について医療機関から説明を受けている場合は、通う場所で共有する内容を確認できます。診断名を伝えることだけで話を終えず、作業や移動、休憩などの具体的な場面に合わせて相談します。誰へどの範囲の情報を伝えるかも、本人の希望と合わせて話せます。
見学の前に、医療機関へ聞くことはありますか?
通所や作業の予定が分かると、健康上の確認を具体的にしやすくなります。予定している時間や移動、作業の内容について、必要な情報を整理して相談できます。医療機関で受けた説明と、事業所で説明された支援を分けて残しておくことが大切です。治療や健康上の判断を自分で置き換えず、関係する相手へ確かめたい点を持ち帰れます。
作業の体験では、何を見ますか?
作業をする場所、道具、姿勢、休憩、説明の受け方を実際に確認できます。本人が不安に感じる工程がある場合は、その工程をどこまで担当するかを職員へ聞きます。作業名だけからできるかどうかを決めず、必要な支援と環境を合わせて考えます。見学でまだ分からなかったことは、次の体験や医療機関への相談で確かめる項目として残せます。
いつもと違う状況になった時の連絡は?
事業所の担当者、本人や家族への連絡先、共有しておく説明を確認します。連絡する順番や必要な情報は、本人の状況や医療機関の説明と合わせて相談します。一般的な記事だけで個別の対応を決めるのではなく、利用前の話し合いで確認することが大切です。職員が変わる日などにも、必要な情報がどのように共有されるかを聞けます。
通う時間や日数は、どう相談しますか?
家を出る準備から帰宅後までの負担を、普段の生活の流れとして整理します。通所日だけでなく、前後の予定や通院なども合わせて考えられます。最初の希望と、実際に体験して分かったことを分けて残すと、個別支援計画で話し合いやすくなります。変更したい条件がある時は、その理由を具体的な場面と一緒に伝えられます。
候補を比べる時に、何を同じ項目で聞きますか?
作業の内容、必要な支援の説明、休む場所、連絡の方法、本人の希望の聞き方を並べられます。健康上の情報を共有した時に、どのように支援を考えるかを聞くこともできます。本人が取り組みたいことと、まだ確認が必要なことを分け、相談支援の担当者や市区町村と選択肢を整理できます。診断名だけで通所先を決めず、生活と作業の条件を合わせて確かめます。
出典
- [1]横浜市 B型の対象と窓口(2026年10月29日参照)
- [2]厚生労働省 就労支援(2026年10月29日参照)
- [3]厚生労働省 てんかん対策(2026年10月29日参照)
- [4]JEED 安全と情報共有(2026年10月29日参照)
- [5]国立精神・神経医療研究センター てんかんと就労(2026年10月29日参照)
- [6]国立精神・神経医療研究センター 発作時の看護(2026年10月29日参照)
- [7]国立精神・神経医療研究センター 発作時の対応(2026年10月29日参照)
- [8]JEED 仕事と安全(2026年10月29日参照)
- [9]神奈川県 てんかん支援拠点病院(2026年10月29日参照)
- [10]厚生労働省 障害福祉サービス(2026年10月29日参照)
- [11]英国NHS 発作を見たとき(2026年10月29日参照)
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