高次脳機能障害の記憶障害で仕事に困ったら?メモと職場の整え方

支援員と相談しながら働く場所を考える人たち

記憶障害は、新しい指示や出来事を覚えにくくなる障害です。

覚える努力だけでなく、見て分かる形を作ります。
指示を残し、手順と予定を職場でそろえます。
できた時の支えも書いて、相談に持っていけます。

言われたことを忘れ、聞き直すのがつらい。メモを書いても、仕事の中で使えない。そんな時は、覚え方以外にも変えられる所があります。

この記事では、作業と情報の渡し方を見直します。本人が使える手がかりを、職場とそろえるためです。仕事を続けたい人も、これから探す人も使えます。

高次脳機能障害の記憶障害は仕事にどう表れますか?

新しい指示を忘れ、同じことを聞き直す形で表れます。

高次脳機能障害は、脳のけがや病気で起きます。記憶のほか、注意や段取りにも困りごとが出ます。外からは分かりにくい障害です。

以前の仕事のことは話せる人もいます。それでも、新しく頼まれたことが残らない時があります。昔の記憶と、新しいことの覚えやすさは別です。東京都の解説でも、この違いが示されています。

仕事では、話を聞いた直後だけを見ないでください。その場で分かっても、後で思い出せないことがあります。「分かりました」という返事だけでは見えません。作業の時に何を見れば動けるかまで考えます。

また、忘れたように見える理由は同じではありません。話の途中で気がそれていたことも考えられます。聞きながら要点を書くのがむずかしい人もいます。支える側は、伝えた時の様子も見ます。

「忘れた」の中身を分ける

B-GO!の比べ表:仕事のつまずきと手がかり

仕事で見えること確かめる所支え方の例
指示が思い出せない確かめる所
指示が残っているか
支え方の例
書いた指示を見る
話の途中で抜ける確かめる所
聞く時の負担
支え方の例
順に短く伝える
進める順が分からない確かめる所
手順が見えるか
支え方の例
手順書を置く

この表は、病名を決めるためのものではありません。仕事のどこで支えがいるかを整理する表です。本人が困った場面を、短い言葉で書き足せます。

たとえば「説明を受けた後に動けなかった」と書きます。続けて、口頭だけだったかも残します。手順書を見た時に動けたなら、それも書きます。失敗だけでなく、うまくいった条件も残せます。

見た目や会話だけで、仕事の力を決めないでください。仕事の内容や環境で、困り方は変わります。まずは、困った作業とその時の支えを見ます。

記憶障害で仕事のメモが使えない時は?

メモを書く支えと、仕事中に見返す支えをそろえます。

「忘れるならメモを」と言うだけでは足りません。メモを使うには、書くこと以外の手がかりもいります。国の相談資料では、家族の協力にも触れています。使い方を身につける支えも示されています。

まず、メモを取れる形で話が届いているかを見ます。聞きながら書くのがむずかしい人もいます。その時は、相手が指示を書いて渡す形を考えます。本人に書く速さを求めるだけにしない方法です。

厚生労働省の事例には、話す速さを変えた例があります。メモを取りやすい速さで伝えています。作業を始める前に、メモを見る例もあります。書いた後の使い方まで、職場で支えています。

メモを仕事につなぐ流れ

書くだけで終わらせないための整理

受

指示を受け取る

書ける速さで伝える

残

見る先をそろえる

手順書に書き足す方法もある

見

作業前に見返す

指示と今の作業を合わせる

メモの置き場も、相談する項目に入れられます。かばんの中に入れたままでは、仕事中に使えません。机や作業台など、見る場面を思い浮かべます。本人が手を伸ばして開ける場所を選びます。

道具を増やす前に、見る先を整理する方法もあります。国の事例では、手順書にメモを書き足しています。指示を確かめる先をまとめるためです。小さな紙を探し直す負担にも目を向けられます。

書いた内容は、本人と伝えた人で見合わせます。違っていたら、作業前に書き直せます。厚生労働省も、双方でメモを確かめる方法を示しています。本人だけに読み直しを任せない形です。

相談では「メモを使えない」で終わらせません。書く時か、探す時か、見返す時かを分けます。たとえば「指示は書けるが、作業前に開けない」です。困っている所が分かると、支え方を話しやすくなります。

記憶障害のある人へ仕事の指示をどう伝えますか?

指示をメモに残し、作業が終わってから次を伝えます。

厚生労働省の事例では、作業後の報告を受けます。その後に、次の作業を伝える形を取っています。たくさんの指示を覚えておく形から変えています。伝えた内容を、作業前に見る例もあります。

仕事を頼む時は、行動が見える言葉にできます。「いつものように」だけでは、指す内容が残りません。たとえば「この書類を、名まえの順に並べる」です。頼む側も、何をしてほしいかを言葉にします。

終わりの形も、指示に書き添えられます。「並べた書類を、担当者へ渡す」といった形です。どこまで進めたら報告するかも話せます。本人が終わったか迷う所を、先に見つけるためです。

指示を渡す時の確かめメモ

B-GO!の持ち帰りメモ:伝え方をそろえる

  • 今やる作業

    書いた指示を一緒に見る

  • 終わった時の動き

    報告してから次の指示へ

  • 聞き直せる相手

    迷った時の伝え先を話す

聞き直す時の言葉も、本人と考えておけます。「作業表のここから先を教えてください」などです。聞きたい所を、紙を指して伝える形です。説明を最初から聞き直す以外の頼み方になります。

伝える人が変わる時も、同じ紙を使えます。別の言い方を足す前に、今の指示を見合わせます。本人がどの指示で動いているかをそろえるためです。新しい指示を出す人も、前の内容を見て話せます。

本人が書くことを望む時は、その形も残します。周りがすべて書けばよいと決める話ではありません。自分で書いて、相手と内容を合わせる方法もあります。本人が使える形を、いっしょに選びます。

口頭の説明をなくすことだけが目的ではありません。説明した内容を、後からたどれるようにします。忘れた時にも同じ内容へ戻れる形です。伝える側と受け取る側の、共通の手がかりにできます。

記憶障害で仕事の手順が抜ける時は?

写真や図のある手順書を使い、作業の順を見える形にします。

国の事例には、写真入りの作業カードがあります。カードをめくると、次の行動が分かる形です。作業場所の写真を入れた、持ち歩ける手引きもあります。仕事中に見返せるようにしています。

手順書を作る時は、本人が止まる所から考えます。道具を選ぶ所か、作業の順を決める所かを見ます。終わった品物を置く所で迷うことも考えられます。すべてを長く書く前に、困る動きを拾います。

たとえば、道具の写真に置き場を添えられます。仕上がりの写真なら、終わりの形を示せます。同じ写真でも、何を伝えるためかを分けます。本人が写真を見て分かるかも、一緒に確かめます。

手順書を見る場面をつなぐ

作業の前から終わりまで、同じ手がかりを使う

前

始める前

道具と作業の内容を見る

中

進める時

今の手順を見ながら動く

後

終える時

仕上がりと報告先を見る

手順書は、しまっておく資料ではなく作業中の手がかりに。

写真が多ければ、読みやすいとは限りません。国の事例では、写真と文字が混ざると読みにくい人もいます。その人が描いた絵を使い、手順書を作っています。本人にとって分かる形かどうかで選べます。

作業台に置く物も、手順書と合わせて考えます。障害者雇用の手引きでは、目印になる表示を示しています。指示を読むだけでなく、環境を分かりやすくする方法です。棚の表示なども、作業の手がかりになります。

手順書を渡した後は、使いにくい所を聞けます。「どの写真を見ればよいか分からない」などです。読めなかった部分を責めるより、直す所を探します。本人の言葉を、書き足しや並べ替えに使えます。

作業が変わった時は、手順書も話題にします。前のやり方と今のやり方が混ざらない形を考えます。どの紙を使うかを、作業前にそろえられます。手順書と実際の作業が合っているかを見るためです。

記憶障害で仕事が中断した時はどう戻りますか?

手順書やチェック表を見て、進める所を確かめます。

仕事中には、呼ばれて席を離れることもあります。戻った時に、何をしていたか迷う場面を考えます。その時の戻り方も、手順書と合わせて話せます。思い出すまで待つ形以外の道を作るためです。

厚生労働省は、チェック表で確かめる方法を示しています。段取りを決め、目につく所へ出す方法もあります。仕事の順を、頭の中だけに置かない支えです。中断した時にも、その手がかりを使えます。

B-GO! の作業メモでは、進み具合も書く形を提案します。「これからすること」と「済んだこと」を分けます。作業を止める時に、どこを残すかを話せます。印の意味も、担当者と同じにしておきます。

中断した仕事へ戻る時

B-GO!の整理:思い出す以外の戻り方

表を見て、進める所が分かる?

はい

手順に沿って進める

今の作業と表を合わせる

いいえ

担当者と見合わせる

進み具合を確かめてから戻る

印を付ける動き自体がむずかしい時も考えます。その時は、表を作っただけで終わりにしません。どこで印を付けるかを、作業の中で見合わせます。本人が使えるかを見て、表の書き方を変えられます。

急ぎの作業が入った時も、同じように整理できます。今の作業を止めるか、終えてから移るかを聞きます。元の作業をどう残すかも、指示に添えられます。本人だけに、仕事の順の組み直しを任せない形です。

仕事の切り替えで困るなら、その場面をメモにします。「呼ばれた後、済んだ所が分からなくなった」です。「手順書を見て戻れた」という記録も残せます。次に同じ場面が来た時の話し合いに使えます。

中断の後だけを、本人の力として見る話ではありません。中断のさせ方や、残した情報も振り返ります。手がかりが足りた時と、足りなかった時を比べます。作業の仕組みを直すための材料になります。

記憶障害で仕事の予定や休憩を忘れる時は?

予定表やアラームを使い、休憩も予定に入れます。

厚生労働省は、記憶を補う道具を示しています。手帳やメモ、アラームなどです。段取りを支える方法には、予定表もあります。仕事で使う予定を、見える所へ出す考え方です。

予定を書くだけでなく、いつ見るかも考えます。出勤して作業を始める前に見る形などです。始める仕事や、変わった予定を見合わせられます。見る場面を、仕事の流れとつなげておきます。

アラームを使うなら、鳴った後の動きも話せます。「予定表を開く」など、戻る先を決める方法です。音だけでは何の合図か迷うなら、言葉も添えます。本人が分かる合図にするための工夫です。

予定と休憩の手がかりを比べる

道具の名前より、何を助けるかで考える

困る場面道具や支え一緒に決めること
次の予定が分からない道具や支え
予定表
一緒に決めること
いつ、どこで見るか
予定を思い出せない道具や支え
アラーム
一緒に決めること
鳴ったら何をするか
疲れて作業が乱れる道具や支え
休憩と作業の見直し
一緒に決めること
休む合図と伝え先

疲れにも、目を向けておけます。東京都の解説では、疲れで集中しにくくなる点を挙げています。疲れが見える時には、ひと休みを促しています。手順や日課を簡単にする工夫も示されています。

「忘れが増えた」と感じた場面も、詳しく残せます。どの作業で、どんな周りの様子だったかを書きます。疲れを感じていたかも、本人の言葉で添えます。仕事の量や休み方を話すための材料です。

休憩の長さを、病名だけで決める話ではありません。仕事の負担や本人の様子と合わせて考えます。短い時間なら集中できる人もいます。国の解説でも、こまめに休む方法が示されています。

予定を変える時は、使っている表も話題にします。古い予定を見て動いていないかを見合わせます。職場の予定と、本人の手元の予定をそろえるためです。道具の追加だけでなく、情報の更新も考えられます。

記憶障害の仕事の困りごとを職場にどう伝えますか?

困る作業と望む支えを伝え、職場と対応を話し合います。

合理的配慮は、仕事の支障を減らすための対応です。本人と会社が、互いの事情をもとに話し合います。本人の意向を尊重し、対応を考える仕組みです。会社にとって負担が重すぎない範囲で行います。

話す材料は、病名だけにしなくてもよいのです。「口頭の指示を、作業中に思い出せません」です。「書いた指示なら見返せます」と続けられます。仕事のどこを変えたいかが伝わる形になります。

希望の方法が決まらない時も、困る場面は残せます。「何を頼めばよいか分からない」と添えられます。本人だけで話しにくい時は、支援者の補助も考えられます。国の指針にも、支援機関の職員の補助があります。

職場と支え方を決める流れ

本人の困りごとから、仕事の変え方へ

伝

作業の困りごと

口頭の指示が残らない

話

対応を話し合う

書いた指示を使いたい

決

決まった内容を知る

職場から本人へ伝える

本人の意向と職場の事情をもとに、できる対応を考えます。

お願いは、仕事の動きに沿って書けます。「手順書を見ながら作業したい」などです。「次の作業は、報告の後に伝えてほしい」もあります。公的な事例を、希望を考える材料にできます。

同じ目的でも、やり方が変わることはあります。国の指針は、ほかの対応を話し合う道も示しています。本人の意向を尊重し、行える方法を考えます。できない時の理由を、求めに応じて説明する決まりもあります。

話し合う時は、情報を伝える相手も整理できます。上司に伝えたいことと、同僚に頼むことを分けます。病気の経過を、誰にどこまで話すかも相談できます。本人の知らない所で話が広がらない形を望めます。

決まった支えは、後から読める形で受け取りたいと伝えられます。誰が指示を出すかも、書き添えてもらえます。実際に使って困った所は、次の話し合いへ持ち帰れます。「配慮がある」だけでなく、仕事で使えるかを見ます。

記憶障害がある時は仕事をどう選びますか?

職種名だけでなく、指示や手順をどう支えるかで比べます。

公的な事例には、さまざまな仕事の支え方があります。清掃では、持ち歩ける手引きを使う例があります。事務では、本人に合う手順書を作る例もあります。同じ職種でも、仕事の進め方を変えられます。

「記憶障害にはこの仕事」と決める話ではありません。本人がしたい仕事と、今できる動きを並べます。何を新しく覚えるかも、作業ごとに見ます。支えがある時にできることも、選ぶ材料に入れます。

たとえば、作業を見せてもらう時の見方を変えられます。指示は口頭か、後で読める形かを見ます。作業の途中で、予定が変わる場面も考えます。迷った時に手順へ戻れるかも、比べる項目です。

仕事を選ぶための整理の流れ

B-GO!の比べ方:できる条件も持ち帰る

見

作業を見る

指示と手順の渡し方を知る

合

支えを合わせる

自分が使える道具と比べる

残

条件を残す

何があれば進められるかを書く

就職先を探す時は、ハローワークでも相談できます。障害について専門の知識がある職員らが対応します。仕事の情報や、就職の相談を扱います。障害者手帳を持っていない人も使えます。

雇用契約にもとづく仕事がむずかしい人には、B型もあります。働く機会や、生産活動の機会を用意するサービスです。高次脳機能障害の名前だけで選ぶものではありません。本人の希望と、今いる支えを合わせて考えます。

清掃や事務でも、必要な支えは作業ごとに違います。職場見学では、指示を紙で残せるかを見ます。手順書を置く場所と、聞き直せる相手も確かめます。

作業名が同じでも、頼まれる内容は比べて考えます。見本があるか、予定の変更をどう伝えるかも見ます。本人が使える支えを、仕事の話と切り離さないためです。B型の仕組みは、就労継続支援B型とはにまとめています。

高次脳機能障害の記憶障害と仕事はどこへ相談できますか?

住んでいる都道府県の支援拠点で相談できます。

国立障害者リハビリテーションセンターに一覧があります。全国の都道府県から相談窓口を探せます。本人や家族が、生活と仕事の困りごとを話す入口です。

相談では、復職したいか、仕事を探したいかも伝えます。困る作業と、使えた支えをメモにできます。専門の支援と職場の話し合いをつなぐ材料になります。

相談の言葉は、短くまとめられます。「記憶の困難があり、指示を忘れて困っています」です。「仕事を続けるための伝え方を相談したい」と添えます。本人が何を望んでいるかも伝わる形になります。

相談したいことから入口を選ぶ

地域の専門相談と、仕事探しの相談

求人や就職先を探す相談ですか?

はい

ハローワーク

仕事の情報と就職の相談

いいえ

地域の支援拠点

高次脳機能障害の困りごと

仕事探しと、障害の困りごとの両方を相談できます。

相談の前に、困る仕事をすべて書くことはいりません。まず、話しやすい場面から持っていけます。口で話しにくければ、書いたメモを見せられます。聞きたいことを、家族と整理しておく形も取れます。

仕事探しの相談では、使える支えも伝えられます。「手順書を見ながらなら作業を進められます」です。希望する仕事と、支え方をセットにして話せます。求人の名前だけでは分からない点を整理するためです。

ハローワークでは、一般の求人にも応募できます。障害のある人向けの求人だけに限りません。どの仕事を探すかは、担当者と相談できます。手帳がないことだけを理由に、相談を待つことはありません。

医療の相談をする時も、仕事の場面のメモを使えます。国の資料は、詳しい医師やリハの専門職への相談を示しています。病名の説明だけでなく、実際の困りごとも伝えます。職場で何を変えたいかを、考える材料にできます。

都道府県別の相談窓口一覧から、お住まいの地域を選べます。

記憶障害の仕事の相談に何を持っていきますか?

困った場面と、うまくいった時の支えを書いたメモです。

国立障害者リハビリテーションセンターの解説があります。家族が、困った場面をメモに残す方法を示しています。今の力でできる工夫を考える材料にするためです。できることへ目を向ける資料にもなるとしています。

B-GO! の持ち帰りメモは、仕事の場面に置き換えています。「困ったこと」だけでなく、指示の形も書きます。手順書や声かけがあったかも添えます。相談相手が、作業を思い浮かべられる形にします。

たとえば「頼まれた仕事を忘れた」と書き始めます。続けて「口頭で聞き、紙には残していなかった」です。次に「書いた指示を見た時は進められた」と添えます。できなかった理由を決めつけずに、違いを残せます。

そのまま使える持ち帰りメモ

B-GO!の確かめメモ:本人と家族から相談先へ

  • 困った場面

    何を頼まれ、どこで止まったか

  • 使えた支え

    メモ・手順書・声かけの違い

  • 本人が望むこと

    続けたい仕事と、変えたい進め方

書ける所から、本人の言葉で残せます。「全部できない」より、作業の動きに分けます。「指示を聞いた後、最初の作業が分からない」です。できた所も、同じように具体的に残せます。

家族が書く時は、見たことと本人の気持ちを分けます。「メモを探していた」は、見たこととして書けます。「聞き直すのがこわい」は、本人の言葉として残せます。代わりに気持ちを決めて書かない形にできます。

家でできることも、支えの有無と合わせて見ます。国の解説は、よく使う物の置き場をそろえる方法を示しています。家族が環境を整える支えも挙げています。自分だけで覚える形以外の工夫を考えられます。

最後に、本人が続けたいことをメモへ足します。前と同じ仕事か、別の仕事を探したいかも書けます。まだ決められない時は、その気持ちを残せます。困りごとと希望の両方を、話し合いへ持っていけます。

記憶を補う工夫は、道具を渡して終わりではありません。指示を受け、作業を進め、迷った時に戻る形を作ります。本人が使えた手がかりを、職場や家族と共有します。相談は、その形をいっしょに探す所から始められます。

B型を比べる時は、B型事業所の探し方も使えます。作業の例はB型の清掃の仕事で確認できます。

出典

  1. 精神障害の特性・高次脳機能障害の項|厚生労働省|2026年11月5日確認
  2. 合理的配慮の事例・高次脳機能障害の項|厚生労働省|2026年11月5日確認
  3. 掲載資料「高次脳機能障害と配慮事項」|厚生労働省|2026年11月5日確認
  4. 高次脳機能障害に関するよくあるご質問|国立障害者リハビリテーションセンター|2026年11月5日確認
  5. 高次脳機能障害相談窓口|国立障害者リハビリテーションセンター|2026年11月5日確認
  6. 高次脳機能障害・障害特性|東京都|2026年11月5日確認
  7. 合理的配慮指針|厚生労働省|2026年11月5日確認
  8. 障害者雇用マニュアル 高次脳機能障害|高齢・障害・求職者雇用支援機構|2026年11月5日確認
  9. 障害のある皆様へ|厚生労働省 ハローワーク|2026年11月5日確認
  10. 障害者の就労支援対策の状況|厚生労働省|2026年11月5日確認
  11. 高次脳機能障害者の事務職における合理的配慮事例|高齢・障害・求職者雇用支援機構|2026年11月5日確認

編集方針:公的資料と本文・図の内容を照合しています。