就労継続支援B型の源泉徴収票がない時は?工賃の記録のそろえ方

工賃は、B型の作業で得た収入をもとに払うお金です。
収入を示す紙を求められても、紙の名前で迷うことがあります。まず、何の手続きに使うのかを整理します。次に、その手続きで受け取れる書類を確かめます。
この記事は、源泉徴収票と工賃の記録を扱います。申告がいるかは、B型の工賃と確定申告の記事で案内します。
B型の源泉徴収票はもらえますか?
発行するかは事業所ごとです。工賃は、作業の収入から経費を引いた額を払う決まりです。2025年10月施行版の基準によります。出ない時は、工賃の支払の記録を頼みます。

B型で受け取る工賃は、雇われて働く給料と同じものではありません。作業で得た収入から、かかった費用を引きます。その額にあたるお金を、工賃として払う決まりです。2025年10月施行版の基準によります。
そのため、給料の時と同じ紙が出ると考えずに進めます。事業所には、書類の名前をそのまま伝えます。「収入の紙がほしい」だけでは伝わりにくいからです。提出先の案内も手元に置くと、話がそろいます。
聞くことは、源泉徴収票を出しているかです。出していないなら、工賃の支払を示す紙に話を移します。明細を受け取れるか、まとめた記録を頼めるかを聞きます。出せる紙の名前や形も書き留めます。
書類の名前を分けて考える
B-GO!の比べ表:求める紙と頼める記録
| 見るところ | 源泉徴収票 | 工賃の支払の記録 |
|---|---|---|
| 事業所への問い | 源泉徴収票 発行しているか | 工賃の記録 どの形で出せるか |
| 提出先への問い | 源泉徴収票 この紙を求めているか | 工賃の記録 代わりに出せるか |
| 手元で見ること | 源泉徴収票 誰の、どのお金の紙か | 工賃の記録 支払の対象と額 |
紙が出ないことと、工賃を受け取っていないことは別です。受け取った額を示したいなら、支払の記録に目を向けます。紙の名前だけを探し続けず、中身を整理します。これが、次に頼む書類を決める手がかりです。
また、源泉徴収票が出るかという問いも分けます。税が引かれているかという問いとは、聞く中身が違います。税が引かれたかを知りたい時は、その点を伝えます。書類の有無だけで、税の扱いを決めないようにします。
厚生労働省には、B型の働き方に関する通知もあります。工賃と給料の違いを考えるための資料です。2006年の通知と、2013年改正の資料によります。ただし、今回そろえるのは本人の支払の記録です。
B型の源泉徴収票が出ない時、何のお金の記録を頼みますか?
作業の収入から経費を引いた、工賃の支払の記録です。2025年10月施行版の基準によります。工賃の明細や、支払った額をまとめた記録を出せるか頼みます。

まず探すのは、すでに受け取った工賃の明細です。家の書類入れや、事業所から届いた紙を見ます。紙が見つかれば、そこに書かれた名前も控えます。同じ名前で頼むと、事業所と話をそろえやすくなります。
明細が手元にないなら、そのことをそのまま伝えます。なくしたのか、もともと受け取っていないのかも分けます。「支払の額が分かる紙を受け取りたい」と頼みます。そのうえで、出せる記録の形を聞きます。
支払をまとめた紙がほしい時も、名前を決めつけません。「工賃の支払証明を出せますか」と聞けます。あわせて、提出先が求める中身を伝えます。同じ名前の紙を探すより、記す項目を合わせる進め方です。
代わりの記録を頼む前に
B-GO!の確認メモ:工賃を示す紙
手元の明細
紙の名前と書かれた中身を見る
事業所が出せる紙
明細か、まとめた支払の記録か
提出先が受け取れる紙
指定の形や足りない項目を聞く
通帳の入金の記録があるなら、照らし合わせに使えます。入金した日と、通帳に出ている名前を見ます。ただ、その記録だけで出せるかは提出先に聞きます。明細と通帳では、書かれている中身が違うためです。
通帳を見せるよう求められた時も、範囲を先に聞きます。どの入金を見たいのか、ほかの記録もいるのかを聞きます。自分で一部を消したり、切り取ったりする前に相談します。出す形をそろえてから用意すると、やり直しを減らせます。
手書きのメモが手元にある時も、捨てずに残します。どの支払を覚えているか、整理する手がかりになります。ただし、自分のメモと事業所が出す紙は分けます。提出先には、誰が作った記録かも伝えます。
B型の源泉徴収票だけで所得の種類を決めますか?
書類の名前だけでは、所得の種類を決めません。国税庁の雑所得は、他の9種類に当たらない所得です。2026年4月現在の法令等による説明です。

手続きの名前を先に伝え、受け取れる書類と記す項目を確かめます。
「収入を示す書類」と言われても、中身まで同じとは考えません。何のために、どのお金を示すのかを聞きます。案内に源泉徴収票とあれば、その文を手元に残します。B型の工賃についての相談だとも伝えます。
提出先への伝え方は、短い文で足ります。「B型の工賃を受け取っています」と伝えます。続けて、源泉徴収票が出ないことを伝えます。そして、工賃の明細などで出せるかを聞きます。
下の表は、求められる紙を決めつけないための表です。左で自分の手続きを探します。中央の問いを、提出先に伝えます。右は、事業所へ頼む前に整理する中身です。
手続きごとに、求める紙を確かめる
B-GO!の早見表:提出先への質問
| 手続き・出す先 | 先に聞くこと | 頼む前にそろえること |
|---|---|---|
| 税の手続き | 先に聞くこと 工賃の支払を何の紙で示すか | そろえること 手元の明細と事業所の説明 |
| 家族の扶養の手続き | 先に聞くこと どの手続きの、どのお金の紙か | そろえること 提出先の案内と記す項目 |
| 生活保護の手続き | 先に聞くこと 担当者が求める支払の記録は何か | そろえること 工賃の明細など、手元にある紙 |
| そのほかの収入の証明 | 先に聞くこと 指定の用紙や書き方があるか | そろえること 事業所が出せる紙の名前と形 |
税の話なら、書類と所得の種類を混ぜないようにします。工賃の明細などを用意し、税の窓口に示します。書類の名前から、所得の種類を自分で決めません。申告がいるかは、B型の工賃と確定申告の記事へ進めます。
家族から「扶養のために紙がいる」と言われることもあります。その時は、家族がどこへ出すのかを先に聞きます。口頭で伝わった書類名だけで、事業所へ頼まないようにします。案内の紙や画面を共有してもらうと、問いをそろえられます。
生活保護の手続きなら、担当の福祉事務所に聞きます。ケースワーカーへ、工賃を示す紙を相談します。ここでは、工賃をどの収入として扱うかは決めません。まず、何を出せばよいかをそろえます。
出す先が分からない時は、書類を求めた人に戻ります。「どの窓口の、何の手続きですか」と聞けます。手続きが分かってから、代わりの紙の話に進みます。これで、事業所への依頼も具体的になります。
B型の源泉徴収票が出ない時はどう頼みますか?
提出先の案内を見せ、工賃の支払を示す紙を頼みます。工賃は、作業の収入から経費を引いて払う決まりです。2025年10月施行版の基準によります。

事業所へ頼む前に、提出先の答えをメモします。代わりに出せる紙の名前を聞けたなら、その名前を書きます。名前が決まっていないなら、求める中身を書きます。あいまいな点は、あいまいなまま分けて残します。
次に、そのメモを事業所の支援員へ見せます。「この手続きで工賃の記録を求められました」と伝えます。そのあとで、明細や支払をまとめた紙を頼みます。手続きの理由と、ほしい記録を続けて伝える形です。
提出先に指定の用紙があるなら、その用紙も渡します。書いてほしい項目を、自分で別の言葉に変えずに示します。事業所が書けるところと、書けないところを聞きます。分からない欄は、提出先へ戻して確かめます。
工賃の記録を頼む流れ
提出先と事業所の話をつなぐ
提出先の案内をそろえる
受け取れる紙と記す項目を聞く
事業所へ頼む
工賃の支払の記録を出せるか聞く
受け取った中身を見る
案内に合うか、足りない点はないか
そのまま伝えるなら、次のように言えます。「収入を示すため、工賃の支払の記録がほしいです。」「提出先の案内は、この紙にあります。」「出せる書類と、受け取れる時を教えてください。」
受け取る時の方法も、依頼の時にそろえます。通う日に受け取れるか、別の方法になるかを聞きます。家族が受け取る予定なら、そのことも先に伝えます。頼んだ人と受け取る人が違う点を、置き去りにしません。
事業所で書類名が通じない時は、用途に戻ります。「この紙で、受け取った工賃の額を示したいです」と伝えます。いま出せる紙に何が書かれているかも聞きます。その答えを、提出先とのすり合わせに使います。
書類を受け取る前に、税の種類まで決める話には進めません。国税庁は、所得を種類ごとに説明しています。2026年4月現在の法令等による説明です。この記事では、まず支払の記録をそろえます。
B型の源泉徴収票の代わりの記録はどこを見ますか?
自分の名前、支払元、対象のお金、支払の額を見ます。国の工賃の集計には、手当や賞与もふくまれます。2026年3月修正版の資料によります。

受け取ったら、まず自分の記録かを確かめます。名前にまちがいがないかを見ます。次に、どの事業所が出した紙かを見ます。別の事業所の紙と混ざっていたら、先に分けます。
続けて、何のお金が書かれているかを見ます。工賃の額なのか、別のお金も書かれているのかを読みます。項目の意味が分からない時は、事業所に聞きます。分からないまま、自分で足し引きして直さないようにします。
国の工賃の集計は、名前だけで範囲を決めていません。手当や賞与などの名もふくめる扱いです。2026年3月修正版の資料に書かれています。ただし、国の集計と手元の明細は分けて読みます。
受け取った紙を見るメモ
名前だけでなく、支払の中身を見る
誰に、誰から
本人の名前と、支払った事業所
どのお金か
工賃と、ほかの項目の分け方
いくら払われたか
明細の額と、支払を示す記録
「手当」と書かれていても、意味を自分で決めません。何に対して払ったお金なのかを聞きます。交通費など、別の項目がある時も同じです。工賃に入るかを、名前だけでまとめないようにします。
提出先が求める中身と、受け取った紙を並べます。案内の各項目が、紙のどこにあるかを見ます。見つからない項目は、別のメモに書き出します。元の書類には、自分で内容を書き足さずに残します。
名前のまちがいや、読めないところがあれば事業所へ伝えます。どの欄のどの文字かを示すと、話が具体的になります。内容の訂正と、書き方への希望は分けて伝えます。提出先からの指示なら、その案内も見せます。
最後に、出す前の控えをどう残すかも考えます。あとで照らし合わせる時に、同じ内容を見られる形です。提出した紙と、手元に残る紙を分けておきます。誰に何を渡したかも、短く書き留めておけます。
B型の源泉徴収票の代わりに、明細は何の額をそろえますか?
作業の収入ではなく、経費を引いて払う工賃の額です。2025年10月施行版の基準によります。提出先が求める区切りに合わせ、支払の抜けと重なりを見ます。

明細がそろっていても、そのまま出せるとは決めません。提出先がどの支払を求めているかを先に見ます。対象になる明細を選び、それ以外は別に置きます。書類が多い時ほど、先に分けてから読みます。
作業をした時と、お金を受け取った時を混ぜないことも大事です。どちらを基準に集めるかは、提出先に聞きます。明細の表示だけでは分からないなら、事業所にも聞きます。自分の思い出だけで、対象の紙を選ばないようにします。
同じ明細を重ねて入れていないかも見ます。紙の控えと、あとから受け取った紙が重なることも考えます。内容が同じなら、どちらを出すかを整理します。迷う紙は捨てずに、別にして残します。
明細をそろえる時の順番
集める前に、提出先の区切りをそろえる
集める前
どの支払を示すか聞く
紙を並べる
抜けと重なりを探す
出す前
明細とまとめた記録を比べる
まとめた支払の記録も受け取ったなら、明細と比べます。どの明細をまとめた紙なのかを読みます。足りない明細があれば、事業所にその支払を伝えます。まとめた額だけを見て、内訳を読み飛ばさないようにします。
通っていた事業所が変わった人は、支払元ごとに分けます。どちらの事業所の記録か、紙の上で分かるようにします。受け取った紙を全部合わせて足す前に、重なりを見ます。提出先には、支払元が分かれていることも伝えます。
手元で作る一覧は、照らし合わせのために使います。明細に書かれた言葉を、できるだけそのまま写します。分からない欄は、空けたまま質問に回します。空いた欄を、支払がなかったという意味にはしません。
明細が見つからないところも、勝手に埋めないようにします。支払がなかったのか、紙がないだけなのかを分けます。事業所へ、記録をたどれるか頼みます。そろわない点が残れば、提出先へその内容を伝えます。
B型の工賃は、作業の収入がそのまま入金されますか?
作業の収入そのものではなく、経費を引いた額が工賃です。2025年10月施行版の基準によります。工賃の明細と入金の記録を比べ、差があれば内訳を聞きます。

通帳の額だけを見て、工賃の総額を決めないようにします。まず、どの明細に対応する入金なのかを探します。事業所の名前や入金の表示も手がかりにします。分からなければ、明細を見せて対応を聞きます。
明細の額と入金の額が違う時は、違う点をそのまま伝えます。「この明細と、この入金は同じ支払ですか」と聞けます。次に、額が違う理由と内訳を聞きます。差の理由を、自分で税だと決めないようにします。
源泉徴収が気になるなら、その言葉を使って聞きます。「税が引かれているかを知りたいです」と伝えます。支払の記録のどこを見ればよいかも聞きます。紙が出るかという話だけで、問いを終わらせません。
明細と入金を照らし合わせる
額の違いを、すぐ税の話にしない
同じ支払だと分かりますか?
額と内訳を比べる
差があれば、理由を聞く
対応する記録を聞く
明細と入金を一緒に見せる
現金で受け取った支払は、通帳だけではたどれません。手元の明細など、支払に関する紙を探します。何を受け取っているかを事業所へ伝えます。その記録で提出できるかは、提出先とすり合わせます。
「引かれた額」の欄があっても、名前だけで意味を決めません。何の項目なのか、どの支払に対応するのかを聞きます。工賃とは別の費用の紙があれば、それも分けて読みます。支払と費用の記録を、混ぜたまま提出しないようにします。
話を聞いたら、分かったことを短く書きます。対応する明細、入金、内訳を並べます。まだ分からないことは、別の問いとして残します。分かった部分と、答え待ちの部分を分けておく形です。
税の扱いが残る時は、支払の記録を持って相談します。事業所の説明も、元の言葉で控えておきます。申告がいるかや所得の種類の話は、別の範囲です。B型の工賃と確定申告の記事で案内します。
B型の源泉徴収票の代わりに平均工賃を出せますか?
平均工賃は本人の支払の記録ではなく、収入を示す紙と分けます。神奈川県の令和7年度平均は月24,654円です。2026年9月公表の値です。

検索すると、神奈川県や国の工賃の資料が見つかります。そこにある平均は、本人へ払った額とは違います。自分の支払を示すために、その額を写さないようにします。事業所の紹介にある平均額も、同じように分けて読みます。
神奈川県の資料には、令和5年度の平均が載っています。新しい計算では月21,661円です。古い計算では月15,855円です。2025年1月作成のプランの値です。
このプランの集計には、対象の範囲があります。2024年4月時点で指定を受けた事業所が基準です。2025年1月作成の資料によります。計算や対象が違う平均を、本人の額には置きかえません。
平均の数字と本人の記録を分ける
工賃の情報を見つけた時の読み分け
平均額で自分の収入も示せる
県や国の数字を自分の欄へ写す
自分への支払の記録を見る
事業所の明細やまとめた記録を頼む
神奈川県の令和7年度の平均は月24,654円です。2026年9月公表の値です。国の令和6年度の平均は月24,141円です。こちらは2026年3月修正版の値です。
この県と国の数字は、年度が違います。県は2026年9月、国は2026年3月の資料です。額の大小で、本人の支払を推し量りません。公表値は、本人の明細を探す代わりにはなりません。
国は、平均工賃の計算のしかたも見直しています。報酬の区分を見直す資料も出しています。2026年3月修正版と、同年2月の資料です。こうした数字も、本人への支払とは別に読みます。
工賃の実績を報告し、公表する仕組みもあります。2025年3月の通知によります。国の実績一覧も、公表資料の入口です。2026年3月の修正注記がある一覧です。
公表資料を見つけても、依頼の対象は変えません。「平均額の資料」ではなく「自分への支払の記録」です。この言い方で頼むと、目的をそろえやすくなります。受け取った紙も、本人の額かを見て読みます。
B型の源泉徴収票と障害年金の書類は分けますか?
工賃と障害年金の書類は、分けてそろえます。障害年金の源泉徴収票は送られません。2024年12月更新の日本年金機構の案内です。

工賃と障害年金を受け取っている人は、書類を分けます。「源泉徴収票が届かない」という話だけでは混ざるためです。どのお金について、誰が出す紙を探しているかを整理します。B型の工賃の紙は、事業所へ頼む話に戻します。
日本年金機構は、障害年金には所得税がかからないと説明します。復興特別所得税もかかりません。そのため、公的年金等の源泉徴収票は送りません。2024年12月更新の回答です。
この説明を、B型の工賃の扱いへ広げないようにします。障害年金の紙が届かない理由と、工賃の紙は別です。工賃まで同じ税の扱いだとは決めません。収入を示す紙も、お金の種類ごとに整理します。
どのお金の書類かを分ける
工賃と障害年金を混ぜずに整理
| 見るところ | B型の工賃 | 障害年金 |
|---|---|---|
| 源泉徴収票 | B型の工賃 発行するかは事業所ごと | 障害年金 日本年金機構から送られない |
| 書類を整理する時 | B型の工賃 事業所が出す支払の記録を探す | 障害年金 工賃とは別のお金として分ける |
提出先から収入の紙を求められたら、何を含むかを聞きます。工賃だけなのか、年金の書類も求めているのかを聞きます。源泉徴収票という名前だけでは、問いが足りないことがあります。お金の名前も一緒に伝えると、話を分けられます。
ほかの勤め先の源泉徴収票が手元にある人も、分けて置きます。その紙にB型の工賃も入っているとは考えません。誰が、どのお金について出した紙かを見ます。工賃の記録と一緒にする前に、それぞれの中身を読みます。
家族が書類を集める時も、本人と同じ分け方を使えます。「事業所からの紙」「年金についての紙」と分けます。分からない紙は、名前を控えて別に置きます。見つからないことと、もともと届かないことを混ぜません。
提出先に説明する時は、書類ごとに話します。「工賃については、この記録があります」と伝えます。年金については、源泉徴収票が送られない旨を伝えます。代わりに何を求めるかは、その手続きの相手先に聞きます。
B型の源泉徴収票で迷ったら何を持ち帰りますか?
提出先の案内、事業所が出せる紙、足りない点のメモです。工賃は、作業の収入から経費を引いた額を払う決まりです。2025年10月施行版の基準によります。その支払の記録を頼めるように、メモを残します。

話を聞いたあとに、結論だけを覚えようとしなくて大丈夫です。何の手続きかを、まず書き留めます。次に、受け取れる書類の名前や中身を残します。最後に、まだ答えが出ていない問いを分けます。
事業所への依頼メモは、短い言葉で作れます。「使う手続き」「提出先」「ほしい支払の記録」を書きます。指定の用紙があれば、その紙も添えます。どこまで分かっているかが伝わる形にします。
提出先へ戻る時のメモも、別に作れます。「源泉徴収票は発行していないと言われました」と書きます。続けて、事業所が出せる紙の名前を書きます。「この紙で足りますか」と、中身を示して聞く形です。
このまま使える持ち帰りメモ
B-GO!の書類整理メモ
提出先の案内
何のために、何を出すのか
出せる紙
明細や、まとめた支払の記録
残った問い
足りない項目、次に聞く相手
書類の名前だけでなく、記してほしい中身も伝えます。
家族や支援員と話を共有する時も、このメモを使えます。誰がどこへ聞くのかを、先に分けます。同じ問いを別々に聞いて、答えが混ざることを防ぎます。本人が知りたいことも、メモの中に残します。
まだ紙がそろっていなくても、分かっていることは整理できます。手元の明細、頼んだ書類、答え待ちの項目を分けます。空いた欄を、支払がなかったという意味で埋めません。分からないことを、そのまま次の問いに使います。
この記事の答えは、源泉徴収票の名前だけにしぼらないことです。出ない時は、自分への工賃の支払を示す記録を頼みます。そして、提出先が求める中身と合わせます。平均額や、ほかのお金の書類で置きかえないようにします。
書類がそろったあとの申告の話は、ここでは分けます。工賃の額や書類名だけで、申告の要否を決めません。続きは、B型の工賃と確定申告の記事で案内します。手元にそろえた支払の記録を、次の相談につなげます。
出典
- 指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準|デジタル庁 e-Gov法令検索|2025年10月1日施行版・工賃の支払に関する条文
- 平均工賃(賃金)月額の実績について|厚生労働省|2026年3月の修正注記あり
- 令和6年度工賃(賃金)の実績について|厚生労働省|2026年3月修正版・集計上の工賃の範囲と平均の計算
- 令和7年度工賃の実績について|神奈川県|2026年9月1日更新
- かながわ工賃アップ推進プラン|神奈川県|2025年1月21日作成・新旧の計算による平均工賃
- 令和8年度障害福祉サービス等報酬改定における改定事項について|厚生労働省|2026年2月18日・平均工賃の計算と報酬の区分に関する説明
- 就労継続支援事業利用者の労働者性に関する留意事項について|厚生労働省|2006年10月2日通知・2013年3月改正の新旧対照表も参照
- 就労移行支援事業、就労継続支援事業における留意事項について|厚生労働省|2025年3月31日通知・工賃実績の報告と公表
- 障害年金や遺族年金を受ける人への源泉徴収票の送付に関する回答|日本年金機構|2024年12月27日更新
- 生活保護法による保護の実施要領について・収入の認定|厚生労働省
- タックスアンサー・雑所得|国税庁|2026年4月1日現在法令等・所得の定義に関する説明
