就労継続支援B型のデザインは何をする?紙とWebの仕事を見てみよう

就労継続支援B型のデザインは何をする?紙とWebの仕事を見てみよう

執筆:B-GO! 編集部

デザインは、伝えたいことに合うよう、文字や写真の見せ方を考えることです。

B型のデザインでは、何を作りますか?

紙のチラシや、Webの画面を作る仕事があります。

B型のデザインでは、何を作りますか?

横浜市は2026年、B型の事業所にカードのデザインと印刷を頼みました。どんな物を作り、どこを担当するか、どんな作業か案内で分かります。見てみたい物があれば、行く前に伝えておくと話しやすくなります。

大阪のColorsでは、通う人がCanvaでパンフレットの案を作ります。頼んだ人が案を選びます。Illustratorで、納品するデータに整えます。印刷や折る作業もあります。

岩手のデルフィでは、ホームページやチラシなどの案を作ります。聞き取った内容をもとに、ソフトで組み立てます。IllustratorやPhotoshopを使います。教える人と相談して、いくつか案を出します。

千葉の「みらいキャリアサポート印西牧の原」では、バナーや名刺を作ります。Photoshopなどで画像を直します。慣れてきた人が、サイト作りを主に担うこともあります。

見学で作る物を聞こう

紙や画面の作業を見学でたしかめる

1

紙を見る

カードやチラシ

2

画面を見る

文字や写真の配置

3

聞いてみる

試したい作業

出典:S1 S2 S4

紙のデザインでは、何をしますか?

言葉や写真を、見やすく組み合わせます。

紙のデザインでは、何をしますか?

国の仕事の案内では、何を伝えたいかに合わせて並べ方を考えます。B型では、何をするのかどんな作業か案内で分かります。たとえば、どの言葉を大きくするかも考えます。

Colorsのパンフレットは、A4を二つ折りや三つ折りにする形です。まずはCanvaの素材を使い、文字や写真を並べて案を作ります。

紙の見せ方を考えよう

チラシの作業を見学で聞く

  • 伝える

    何を知らせるか

  • 並べる

    文字と写真を置く

  • 見直す

    読みやすさを見る

出典:S1 S4

Webのデザインでは、何をしますか?

画面の言葉や写真を、どう見せるか考えます。

Webのデザインでは、何をしますか?

国の仕事の案内では、画面の見やすさを確かめます。B型には、画像を直したりバナーを作ったりする所もあります。

Webのバナーは、画面の中で見てもらうための画像です。伝えたい言葉や写真を選び、大きさや置き方を考えます。画像を整える作業から関わる例もあります。

画面の見せ方を考えよう

画面の作業を見学で聞く

1

目的

誰に何を伝えるか

2

配置

文字と画像を並べる

3

確認

見やすさを確かめる

出典:S2

B型のデザインは、初めてでも相談できますか?

はい。やってみたいことを話して、相談できます。

B型のデザインは、初めてでも相談できますか?

B型では、やりたいことや困りごとを聞き、個別の支援計画を作ります。初めて使う道具や、教わりたいことを伝えてみましょう。「やってみたい」と伝えるだけでも、話を始められます。

初めての希望を伝えよう

やりたい作業を支援の計画に生かす

自分

支援の担当

希望を伝える

教える人

試す操作を聞く

市町村

利用を相談

相談支援

希望を整理

出典:S5 S6

詳しくは、B型を使うまでの流れもご覧ください。

絵を描くのが苦手でも、試せる作業はありますか?

言葉の大きさや写真の置き方を考える作業もあります。

絵を描くのが苦手でも、試せる作業はありますか?

たとえば、目立たせたい言葉を選び、読みやすい順に並べます。何を試せるか、見学で尋ねてみましょう。写真を選んだり、言葉を並べたりすることからも始められます。

絵以外の作業も見てみよう

文字と写真の見せ方を聞く

思っていたこと

絵を描く作業だけ?

たとえば

文字や写真を並べる

見学で試せる作業を聞こう

出典:S1

B型のデザインでは、どんな道具を使いますか?

パソコンや、文字と画像を並べるソフトを使います。

B型のデザインでは、どんな道具を使いますか?

国の職業案内には、Illustratorが挙げられています。画像を直すソフトもあります。何を使い、誰に聞くか見学で確かめましょう。使ってみたい道具があれば、その名前を伝えてみましょう。

Canvaは、素材や言葉を画面に並べて作るための道具です。Photoshopは写真などを直す道具です。Illustratorでは言葉や形を組み合わせます。

初めてなら、見本の文字を入れ替える所から試せます。写真を置いて、大きさを変えることもできます。自分がどの操作をしたいか、支援員と決めていきます。

同じ道具でも、どこから試すかは話しながら決められます。

文字を打つことに慣れるため、短い言葉を入れる所からでも始められます。

使う道具を聞こう

パソコンとソフトの扱いを確かめる

  • 機器

    どのパソコンを使うか

  • ソフト

    何を作る道具か

  • 保存

    作った物をどう残すか

出典:S1 S2

パソコンやソフトのお金は、何を聞きますか?

道具やソフトのお金を、福祉サービスの利用料と分けて聞きます。

パソコンやソフトのお金は、何を聞きますか?

福祉サービスには、所得に応じた月ごとの負担の上限があります。道具を誰がそろえるか、ほかに何を払うかも聞いておきます。見学で聞いたことは、あとで見返せるように書いておきましょう。

自分のパソコンを使いたいときは、持ち込み方も確かめます。

お金を分けて聞こう

利用料と道具の費用を確かめる

福祉の利用

利用料

窓口で聞く

使う人

機器やソフト

道具の費用

事業所に聞く

使う人

誰が用意し、何に払うかを聞きます。

出典:S7 S5

B型のデザインは、教わり方の何を確かめますか?

何を直すか、どんな順で教わるか、誰に聞くかを確かめます。

B型のデザインは、教わり方の何を確かめますか?

見本を見て試し、止まった所を伝えます。支援計画については、通う所から説明を受けて確かめられます。やり方が分かりにくければ、教え方を相談できます。

自分で作った案を見てもらい、直す所を一緒に確かめます。Colorsでは何人かで案を作り、頼んだ人が選びます。

教わり方を確かめよう

チラシの作業を試しながら聞く

1

まず

見本を見て試す

2

つぎに

分からない所を話す

3

その後

直し方を聞いて試す

出典:S5

詳しくは、見学で聞く質問もご覧ください。

住む地域では、どこへ相談できますか?

住んでいる市町村の窓口や、相談支援の事業所で話せます。

住む地域では、どこへ相談できますか?

横浜市では、区の福祉保健センターで利用について話せます。川崎市では、区役所の高齢・障害課に相談できます。うまく話せないときは、聞きたいことを紙に書いて持っていけます。

相談先をたしかめよう

B型でデザインを試したいと伝える

住む町の窓口を知っている?

はい

窓口に相談する

作りたい物を伝える

いいえ

市町村の案内で探す

相談先をたしかめる

出典:S8 S9 S10

B型のデザインの見学では、何をメモしますか?

作りたい物、試したこと、教わる相手、お金を残します。

B型のデザインの見学では、何をメモしますか?

見せてもらった物と、自分で試したことを分けて書きます。次に聞きたいことも残しておくと、あとで相談しやすくなります。気になるところは、その場ですぐに決めずに持ち帰れます。

まず通いたい地域と、使いたい支援を選びます。どこにあり、いつ通えるかを見比べます。名前を押すと、くわしい内容を見られます。

デザインの仕事があるか、通う先の案内で確かめます。見学では、できあがった物を一つ見せてもらいます。自分がどこから試せるかを話します。

続けるうちに、働き方への希望が変わることもあります。仕事を目指して学ぶ場には、就労移行支援があります。家での作業は、通う所や市町村に相談できます。

通う日や時間も、自分に合うか合わせて見ておきます。

見学のメモを残そう

紙と画面を同じ項目で見比べる

作る物

見せてもらった物

試した操作

自分が動かした所

教わり方と費用

聞いた相手と答え

出典:S5 S6

詳しくは、B型の仕組みもご覧ください。

公的な出典

資料の

  1. 厚生労働省 job tag:グラフィックデザイナー
  2. 厚生労働省 job tag:Webデザイナー
  3. 神奈川県:デザイン×福祉
  4. 横浜市:令和7年度 随意契約結果
  5. 指定障害福祉サービスの人員・設備・運営基準
  6. 障害者総合支援法施行規則
  7. 厚生労働省:障害者の利用者負担
  8. 厚生労働省:相談支援
  9. 横浜市:障害福祉サービスの利用手続き
  10. 川崎市:サービス等利用計画
  11. 厚生労働省:就労選択支援の実施
  12. Colors:パンフレット作成(2026年2月13日)
  13. デルフィ:作業内容
  14. みらいキャリアサポート印西牧の原:作業内容
  15. 厚生労働省:障害福祉サービスの内容

デザインの仕事を、依頼の理解から納品まで見る

絵が得意なら同じ仕事ができますか?

制作には、依頼の確認、素材の整理、配置、修正、書き出しなど、異なる工程があります。どの工程を担当するか、使う道具、見本や手順の有無を聞きます。好きな表現を作る時間と、依頼に合わせて直す時間は分けて考えます。体験では、一つの依頼をどう受けて完成させるかを見せてもらいます。

修正の相談はどう進みますか?

誰から依頼を受け、誰が確認し、どこで完成と判断するかを確かめます。修正の理由を文字や見本で説明してもらえるかも聞けます。自分だけで判断しない内容と、試してよい内容を分けることが大切です。期限や作業量が難しい場合の相談方法を、作業の前に確認します。

公開する作品について何を聞きますか?

制作した物を本人の実績として紹介できるか、名前を載せるか、素材を誰が確認するかを聞きます。完成品を外へ出す操作の担当も確かめます。作業の評価と工賃の計算を分けて説明を受けると、日々の取り組みを考えやすくなります。目や姿勢の負担、休憩も含めて体験を振り返ります。