体調に合う通い方を考えるガイド

就労継続支援B型で休憩したいときは?時間・場所と相談の仕方

就労継続支援B型で休憩したいときは?時間・場所と相談の仕方

この記事でいう休憩は、B型の作業を止めて休む時間です。

  • 休む合図と、休める場所を先に確かめます。
  • 決まった休憩のほかに休みたい時も相談します。
  • つらいときは、近くの職員に伝えます。

休憩の希望を伝えるリズム

作業する

負担を感じたら合図する

休む

場所を決めてひと息つく

様子を話す

次の休み方を一緒に考える

B型の休憩は、途中でも相談できますか?

国は、本人に合わせて休む時間を変える例を示しています。

B型の休憩は、途中でも相談できますか?

休み方は役割を分けて相談

本人の希望

事業所

作業や休む場所を一緒に調整

相談支援

暮らしとサービスの使い方を整理

市の窓口

福祉サービスの利用手続きを案内

希望を聞き、必要な配慮を話し合います。

いつ休みたくなるか、通う所の人に話してみましょう。休みたいと言いにくい時は、あらかじめ合図も考えられます。

B型の計画を作る時は、本人の希望を聞く決まりです。作業の途中で休みたい時も、その場面を伝えられます。

計画の案には、本人と家族の希望を入れます。どんな手助けを、どれだけ使うかも一緒に考えます。

どんな言葉で休憩を伝えますか?

どんな時に困るかと、どう休みたいかを言葉にします。

休み方を伝えるメモの書き方

困る場面

たとえば、音が続いて集中しづらいとき

休み方の希望

静かな場所で少し休みたい

伝える合図

声かけ・カードなど使える方法を相談

国の案内は、本人と話し合うことを大事にしています。どちらかが決めつけず、ほかの方法も一緒に考えます。うまく言えない時も、急いで答えを出す必要はありません。

  1. 困った時のことを、短く書いてみます。「作業はできるけれど、音が続くとつらい」でもかまいません。
  2. どうしてほしいかも、続けて書きます。「少し席を外したい」など、思いつく所からで大丈夫です。
  3. 話したい人に見せます。言葉が出にくい時は、書いた所を指しても伝えられます。

うまく書けない所は、空いていてもかまいません。書くことがつらい時は、口で話す方法も考えられます。

B型の休憩時間は、どう決めますか?

国は、作業の時間や量が重い負担にならないよう求めています。

B型の休憩時間は、どう決めますか?

作業の負担を見て休み方を調整

作業の様子

疲れや困る場面を言葉にする

休み方を試す

場所やタイミングを話し合う

見直す

使ってみた様子を担当者へ伝える

休み方も、作業の様子と一緒に話し合ってみましょう。「ここまで続くと疲れる」など、分かる所から伝えます。

横浜市も、作業がつらい負担にならないよう求めています。市と国では、決まりを書いた条の番号が違います。

  • 決まった休憩だけで、つらくないか。
  • 途中で休みたくなった時は、どう伝えるか。
  • 使ってみて合わない時は、だれと見直すか。

全員、同じ分数で休む決まりですか?

国の例は、その人に合わせて休む時間を変えるものです。

利用者の支援と働く人の条件を分ける

見ることB型の利用者雇われた働き手この記事の範囲
根拠B型の利用者
根拠福祉の基準と配慮の例
雇われた働き手
根拠労働条件に関する決まり
この記事の範囲
根拠職員の法定分数を本人へ転用しない
国の通知は、働き手とみなすかの留意事項です。

調べた国の案内は、その人に合わせる例を示しています。ただし、どこにも同じ分数の決まりがない、と言い切る話ではありません。自分の通う所ではどうしているか、見比べてみましょう。

職員として働く人と、B型を使う本人の話は分けます。働く人の休む分数を、そのまま当てはめないでください。

国の通知は、働き手とみなすかを考える時の注意点です。B型ならみんな同じ扱い、と決めつける話ではありません。その後に通知が変わったかは、まだ確かめられていません。

B型の休憩場所で、どんな設備を確かめますか?

国の決まりには、多目的室などの設備と兼用の条件があります。

B型の休憩場所で、どんな設備を確かめますか?

見学で確かめる休む場所の使い方

  • どこで休む

    使える部屋や席を見せてもらう

  • 静かに休めるか

    音や人の出入りを確かめる

  • 重なるとき

    他の用途で使う時の代わりの場所を聞く

□は、これから確かめる項目です。

多目的室は、いろいろなことに使う部屋です。手助けに差しつかえない時は、ほかの使い方と兼ねられます。

横浜市にも、部屋などを兼ねて使う時の決まりがあります。名前だけでなく、休みたい時にどう使うかを見ます。ほかの人が使っている時はどうするかも、聞いておきましょう。

一人で静かに休むことはできますか?

国の例には、パニック等の時に静かに休める場所があります。

静かに休む場所の国の例と希望を分ける

国の例

パニック等の際に静かに休める場所

自分の希望

静かに過ごしたい時の場所を相談する

見学で、使える方法を一緒に確かめる

一人で過ごしたいという希望とは、場面を分けて読みます。

静かに過ごしたい希望も、見学で伝えてみましょう。

手助けの方法は、本人の様子や通う所の大きさなども見て考えます。難しい時も、ほかにできる方法を一緒に話し合います。

休憩中にスマホや外出はできますか?

手助けに必要な機器の例と、普段のルールは別に確かめます。

使う目的と、確かめることを比べる

手助けに必要な機器

使う目的
意思を伝えるなど、必要な手助けに使う。
話す・確かめること
困る場面と必要な使い方を伝え、方法を話し合う。

厚生労働省・福祉事業者向けガイドライン 2024年3月決定・4月1日適用

娯楽のスマホ・休憩中の外出

使う目的
楽しみで使う、外に出て過ごす。
話す・確かめること
使える場所・時間、外出前に話す相手・戻る時刻を確かめる。

指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準(平成18年厚生労働省令第171号、以下「指定基準」)

たとえば、声では伝えにくいとき、画面を見せて話す方法があります。「こうすると伝えやすいです」と、いつもの使い方を見せてもよいでしょう。使わないとどこで困るかも、短く話せます。うまく話せないときは、いつもの担当の人にも話せます。いっしょに伝えてもらう方法も考えます。

B型の休憩中に具合が悪くなったら、どうしますか?

つらさを近くの職員へ伝えます。職員には健康に気を配る役割があります。

B型の休憩中に具合が悪くなったら、どうしますか?

具合が悪いときは近くの職員へ

1

伝える

つらいことを職員へ知らせる

2

一緒に確かめる

休む場所や必要な手助け

3

必要な対応へ

職員が必要な連絡や対応を行う

体調が急に変わるなど必要な時は、病院などへの連絡も行います。「いつもと違う」と感じる時も、まず職員に知らせましょう。

この記事を見て、急ぐべきかを自分だけで決めないでください。何分休めば治る、といった目安も示していません。

休んでもつらいときは、どう相談しますか?

つらさが続くことも伝えます。事業所は本人や家族の相談に応じます。

つらさが続くときの相談の役割

本人・家族

事業所

負担や休み方を支援の計画で見直す

相談支援

暮らしや通い方を一緒に整理

医療の相談

治療の判断は支援計画で代えない

休み方が合わない時は、作業や通い方も含めて話せます。本人や家族の相談に応じることも、国の決まりに書かれています。帰ってからつらくなる時も、そのことを話してみましょう。

支援の計画は、必要な時に見直します。計画を作る相談支援の担当者にも、暮らしでつらいことを話せます。何を話すか迷ったら、いつから困っているかをメモしてみましょう。

通う所の計画は、医師が病気を見たり治したりすることの代わりにはなりません。つらさの理由や治し方を、この記事で決めないでください。

B型の休憩で困ったときは、どこへ相談できますか?

事業所には苦情を受け付ける窓口があります。市の担当課も相談先です。

B型の休憩で困ったときは、どこへ相談できますか?

神奈川でサービスを相談する窓口

642153
  • 1横浜市:区の高齢・障害支援課
  • 2川崎市:区の高齢・障害課
  • 5しょうなんの例・藤沢市:障がい者支援課

背景の地域:3は横須賀三浦、4は県央、6は県西です。課名の案内は上の3市のみです。

市の担当課と、第三者の苦情相談は役割が違います。

横浜は18歳以上が基本です。区によって高校3年生までは、こども家庭支援課です。

うまく休めなかった時は、何があったかと、どうしてほしいかを分けます。話しにくい時は、次の欄の相談先も見てみましょう。

横浜で新しく使いたい時は、区の担当課が相談先です。18歳以上が基本ですが、高校生は区によって担当が違います。くわしい課名と違いは、上の図にまとめています。

川崎は、自分の区の窓口に聞けます。どの係か迷った時は、市の案内を一緒に見てみましょう。

藤沢も、市の案内から窓口を確かめられます。自分の市が図にない時は、住んでいる市の案内を見てください。使うための手続きと、困ったことを話す先は分けて使います。

事業所で話しにくいときは、どうしますか?

神奈川県の案内には、県社協の委員会による苦情の相談があります。

困りごとに合わせて、相談先を分ける

市の手続きと、第三者の苦情相談は別です。

困りごとに合わせて、相談先を分ける
相談先扱うこと
事業所の苦情窓口利用中の困りごと。受け付けた苦情への対応。
市の担当課福祉サービスの利用の相談や手続き。
県社協のかながわ福祉サービス運営適正化委員会苦情の相談・助言・調査・あっせん等。
相談支援の担当者暮らしとサービスの計画や、見直しの相談。

県社協は神奈川県社会福祉協議会です。県ページの所管・地域福祉課とは別です。

県社協には、通う所とは別の立場で話を聞く委員会があります。正式な名前は、上の表に載せています。苦情について、相談・助言・調査・あっせん等を行います。

あっせんは、解決に向けて間に入ることです。県のページを担当する地域福祉課とは、別の窓口です。市で使うサービスを決める課とも、分けて見ます。名前が似ていても、同じ所ではありません。

計画を作る相談支援の担当者にも、困ることを伝えられます。ただし、すべての苦情を代わりに解決する役割ではありません。どこへ話せばよいか分からない時も、まず相談してみましょう。

このメモは、いま開いている画面だけで使えます。ログインや自動保存はなく、入力は送信されません。残したい内容は、印刷するかコピーして保管できます。

B型の休憩を見学で確かめるには、何を聞きますか?

利用前は、大事な決まりを文書で説明してもらいます。

B型の休憩を見学で確かめるには、何を聞きますか?

見学で残す休み方の質問メモ

希望

合図・場所・手助けを伝える

分かったこと

説明を聞き自分の言葉で書く

まだ聞くこと

空欄は「無し」にせず未確認として残す

事業所は、使う前に大事な内容を説明し、同意を得ます。見学では、休む合図・場所・相談する相手を確かめましょう。聞いたことは、自分の言葉でメモしておくと見返せます。

自分の希望と、説明で分かったことを分けて書きます。聞けなかった所は、まだ分からないまま残してかまいません。

メモは、答えをそろえてから見せる物ではありません。聞いたことが分からない時は、「もう少し分かる言葉で」と伝えてみましょう。

見学のあとも、書いたことを見返せます。「できる」と言われたことと、まだ聞けていないことを分けておきます。今すぐ決めにくい時は、持ち帰ってから考えてもかまいません。

休み方の質問メモ

入力した内容は、外へ送りません。

希望した休み方を、計画に書いてもらえますか?

国の例は、必要な手助けをその人の計画に入れるものです。

計画は説明・同意・受け取りまで確かめる

1

説明を聞く

休み方の希望と計画の案を確かめる

2

本人が文書で同意

家族だけの同意に置き換えない

3

計画を受け取る

作成した計画を交付使って見直す

B型の個別支援計画の流れです。相談支援が作るサービス等利用計画とは別です。

休み方の希望を、計画の案と見比べてみましょう。伝えた内容が、すべてそのまま決まるわけではありません。

B型の計画は、説明の後に本人が文書で同意します。作った計画は、利用者へ渡す決まりです。受け取った内容も、一緒に確かめてください。

家族だけが「よい」と言って、本人の同意に代える流れではありません。相談支援が作る計画とも、別の物です。どちらの計画か迷った時は、表紙を一緒に見てもらいましょう。

事実の番号と出典

    〜06とBR01〜03は、追加を申請中の事実です。

    公的な出典

    版の時点と、資料を確かめた日は分けて示します。

    1. 指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準(平成18年厚生労働省令第171号、以下「指定基準」)〔2026年10月19日確認〕
    2. 就労継続支援事業利用者の労働者性に関する留意事項について(平成18年10月2日 障障発第1002003号)〔2026年10月19日確認〕
    3. 介護給付費等に係る支給決定事務等について(事務処理要領)最終改正 令和8年7月〔2026年10月19日確認〕
    4. 障害のある人に対する相談支援について〔2026年10月19日確認〕
    5. 障害福祉サービスの利用手続き〔2026年10月19日確認〕
    6. 障害児支援利用計画・サービス等利用計画について〔2026年10月19日確認〕
    7. 介護給付・訓練等給付のご案内〔2026年10月19日確認〕
    8. 厚生労働省・福祉事業者向けガイドライン 2024年3月決定・4月1日適用〔2026年10月19日確認〕
    9. 神奈川県・福祉サービスを利用している方の苦情相談は 2025年11月20日更新〔2026年10月19日確認〕
    10. 横浜市・指定障害福祉サービスの基準条例 2026年9月1日内容現在〔2026年10月19日確認〕